『落研ファイブっ―何で俺らがサッカーを?!』4‐1に出てくる落語のお話

この回は彼女いない歴=年齢三人組の三元さんげん・シャモ・えさが、江戸時代の人気お参り旅行先で日本遺産に指定された神奈川県・大山おおやまに出かけます。

↓本編はこちら

https://kakuyomu.jp/works/16817330659394138107/episodes/16817330659397210547


その名の通り『大山まいり』なる落語があるぐらい、大山は江戸の庶民にとって信仰の地でもあり、また参拝を隠れ蓑に遊びに出かけることのできる場所でもありました。

なお、『大山詣り』にちなんだ回はかなり後に出てきます(note版では投稿済み)ので、本日はその他の関連作品を紹介しましょう。


宮戸川みやとがわ

みんな大好き若い二人のなれそめ物。

門限過ぎて家に帰って勘当を食らった堅物の若者・半七と、別の場所で門限破りをして締め出しを食らった隣家の娘・お花が鉢合わせ。伯父の家に泊めてもらう半七に強引についてきたお花。伯父の手引きで枕を並べて寝かせられた二人は雷雨の夜に――。

伯父さん夫婦との対比も合わせてたいそうチャーミングなお話です。


二階ぞめきにかいぞめき

吉原大好きな若旦那が親に怒られた挙句、家の二階を吉原に大改造。脳内御花畑でごっこ遊びに興じるが――。


『ロマンス(カー)』に引っかけた訳ではないのですが、結果的にロマンスつながりの二作品でした。


 それでは今後ともお付き合いくださいませ。


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