第11最終話 南極の地を・・・!

この健康的な二人が素晴らしく輝いて観え・・・。

羨ましくて羨ましくて羨ましくて・・・。

 幾ら筋力トレーニングをしても、幾らダイエットをしても、健康な人とは雲泥の差が有る・・・。

 須崎八代に横恋慕をしてどういうつもりだろう・・・。健康な人を不健康な人が幸せに出来るのだろうか?愛さえあればお金が無くたって良いとは、昭和のお目出度いお花畑に住む恋愛カップルが、希望に胸を膨らませ世間知らずの定義みたく言った言葉だ!この世はもっとシリアスで弱肉強食なんだ! 

ねがわくは花の下にて春死なんその如月の望月の頃

 ラブでもライクでも好きは好きさ! 最初の除夜の鐘と、共に消し去った想い。

大曽根甲は、西行法師の様に歌い・・・、久しぶりにネガティブな考えを纏っていたが、彼の立ち直りは除夜の鐘と一緒に煩悩を流し新しく年を迎える準備が出来ていた。(了)

 

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