第4話詠う百人一首
「これが、これから旅立つ人も帰る人も、知っている人も知らない人も、別れてはまた会うという逢坂の関なのですよ。」
行き違いの車を観て脳裏に浮かんだ事柄を纏め、アーカイブを穿り返して何とか八代と対等に会話が出来る材料を見つけ出したが、焼け石に水・・・。
手遅れ感があったが、気を取り直し、リセットさせた。
助手席に座りうつ向いてくるしまぎれに百人一首を呟いてみた。
「えっ?何か仰有いました?」
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