第11話嘗めるな日本人を!

「キミの家は和風の屋敷にしたいか? 何処の県に住みたいデザインは私がしてあげるよマーク?」トラップを仕掛けた。

「出来るの?」ワーキングビザ・エージェンシーの前職はハウジング・デザイナーだったからいとも簡単だった。

 サラ・マークは男性

ミリタリーだと思っていたがどうやら違うみたいで、写真付きのメッセージには愛していると付け加えられていた。

「朝食を食べましたか?」世界各国共通の挨拶で一日は始まる。

 私はあなたにお金を送る準備が出来ています、国連は私たちの退職金を支払います。

 私の任務完了まで荷物の保管を手伝ってほしい。私の荷物を安全かつ非公開にしておく必要があります。秘密を作っておきたがるのは何故だ?

 私のパッケージについては誰にも教えないでください危険だから。不透明な回答が得意なようだ。私が安全に日本に帰れるように、私のためにも祈ってほしい。

 

 サラ・マークはニューヨークの自宅にてFBIに逮捕連行されて行った。

 一向に荷物を受け取らない私に業を煮やし「貴方の家に軍隊を差し向け殺害する。」と、強迫された為、合衆国当局に通報したからだ。

 何で着払い料金が3万5千ドルもする?あまり日本人を甘く見るなよ?

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