第10話報道されない戦争

上手くいっていた。

 国連がサラ・マークの退職を承認するまでは・・・。

「キミの家は和風の屋敷にしたいか? 何処の県に住みたいデザインは私がしてあげるよマーク?」トラップを仕掛けた。

「出来るの?」ワーキングビザ・エージェンシーの前職はハウジング・デザイナーだったからいとも簡単だった。

 サラ・マークは男性

ミリタリーだと思っていたがどうやら違うみたいで、写真付きのメッセージには愛していると付け加えられていた。

「朝食を食べましたか?」世界各国共通の挨拶で一日は始まる。

 私はあなたにお金を送る準備が出来ています、国連は私たちの退職金を支払います。

 私の

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