カルテ18 倉田了のコミュニティー会 その2
2人がわたしが見てる目の前でキスをしたけど……大胆だな。
わ、わたしも付き合ってた相手がいたけど、人前でキスをする所か
キス自体をするのも恥ずかしかったのに。
「ふ、ふたりとも大胆だね」
ずっと顔を赤くしてたけど、2人のキスでさらに赤くなっている。
でも、キスした事は2人もやはり恥ずかしかったらしく、顔をが赤くなってる。
そして、先生方も
「やっぱり、若い子は大胆でいいわね」
「だな、俺も若い時はここまでできなかった」
と話してた。
みやびちゃんと夕季ちゃんと話した話は性的な話ばかりになったけど
わ、わたしはTS病で性別が変わってから……いや、変わる前から
性的な事はあまりしてないから、どんな事をするか気になって聞いてしまった。
でも、2人は嫌がるどろこか、むしろ自分たちから話したいぐらい色々話してくれた。
「へー、ふたりともそんなことしたんだ……」
「生まれながらの女の子と違って、わたしたちのは大きいですから」
「でも、女の子になって男の子とあまり変わらない事が出来るとは思わなかったかな」
「射精をしない分、子供ができないので気も楽ですし」
「だから、ついつい回数が多くなっちゃうよね」
2人はそう言って笑ってるけど、そんなにしてるのかな。
でも、子供が出来なくてもやりすぎは良くない気がするし、それに性病もあるし。
2人もそれはわかってるとは思ってるけど、一応言っておくかな。
「妊娠はしないけど、性病感染があるからやりすぎは気を付けた方がいいかも」
わ、わたしがこう言うと
「ぼくは夕季としかしてないから、大丈夫と思うよ」
「わたしも、みやびとしか経験がありませんから」
と2人は言うけど、2人が性病に感染してる意味に聞こえちゃったかな。
「べ、別に2人のどちらかが性病に感染してるとは言ってないよ。
でも、一応知識として知っておいたらなぁって思っただけだから」
「性病の事はちゃんと調べてるけど……ざっくりだから先生に聞いた方が良いかな」
「そうですね。ちゃんと先生方に聞いた方がいいかもしれないです」
確かに先生方に聞くのはいいかな。
「あのー、花巻先生、性病の事ってご存じですか?」
みやびちゃんが花巻先生に質問をすると
「専門ではありませんが、基本的な知識はあります。
性病は性交渉で感染しますが、口で性器を舐めたりしても感染します。
そのため、同性間でも感染のリスクはありますので、出来ればあまり性器を
舐めたりはしない方が良いのですが……それは個人の趣味嗜好なので
私からやめろとまではいいません。
後、性病だけでなく、やりすぎると性器の炎症を起こすしますので気を付けてください」
と答えたけど、感じから花巻先生もちょっと気になってみたい。
「わかりました」
みやびちゃんは素直に答えて
「口でするのはよくないんですね。でも、ついついしちゃうかも」
と言ってる。
「年齢的にしたい気持ちはわかりますが、気を付けてくださいね」
「わかりました」
花巻先生にも言われて、みやびちゃん素直に答えけど
「ところで、花巻先生はどんなプレイをしているのですか?」
と夕季びちゃんは花巻先生に凄い質問をした。
というか、花巻先生にこんな質問が出来るなんて、夕季ちゃんすごすぎるって!
「答えないとダメですか?」
「特定の相手が居なかったらすみません」
「恋人はいますよ」
「そうなんですね。花巻先生の感じだと彼女さんですか?」
「いえ、彼氏ですよ」
「そうなんですか」
夕季ちゃんは花巻先生は女性と付き合ってると思ってたようだけど
男性が好きだったけど、こういう事が言えるのはやはりすごいな。
「私は女性が好きなように見えるのですか?」
「いいにくいですが……女性が好きな感じがします」
「ほら、ぼくが言ったとおり花巻先生は男性が好きだったでしょ」
「みやびの言ってたどおりでしたね」
2人はこんな話もしてたみたいだけど、それを花巻先生本人の前で居るのはすごいな。
わたしは話をしてても、直接聞く事なんてできないよ。
「それでは、彼氏さんとどんなプレイをするのですか?」
夕季ちゃんはさらに花巻先生に質問したけど、この質問は流石に花巻先生も答えるか悩んでるけど
「わかりましたお答えします……」
答えて、彼氏さんとどんな事をしてるか話すけど……花巻先生も
ここまで答えるの!?ってぐらい詳しく答えてくれた。
「……と言う感じです」
「そ、そんなこともするんだ」
「さ、さすが大人の女性は違いますね」
「……エッチです」
わたしたち3人共顔を赤くしてるけど、わたしの感想は『エッチです』
としか言えないぐらい、すごいエッチだった。
わたしも、別れた恋人と男だった時に1度だけどしたけど……女性として
出来るかはわからないけど、わたしも女性として経験はしてみたいかも。
「みんな、貴重な話が聞けたと思うけど、そろそろ時間だ」
時計をみるともう終わる時間の20時近くで、時間が過ぎるのは早いな。
「もうこんな時間ですか」
「1時間は短いですね」
「今日は色々な話が来てよかったです」
「了ちゃんもこれらからよろしくね」
「ぼくも2人にあえて良かったよ」
「それでは連絡先を連絡しましょう」
「そうですね」
わたしは2人と連絡先を交換した。
そして、病院からの帰りも途中までは2人も同じ方向の電車であった。
電車のなかでも話が盛り上がったけど、この2人ならずっと仲良くできると思ったのであった。
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