T

T【ティ】(略)トヨタ自動車株式会社のこと。


TAF, targeted attack feasibility【タフ】(略)低減策の目標値を示すレベル。部品のサプライヤに、低減策をまるごと考えてもらいたいときに用いる。

▼非推奨。


tailor【テーラリング】(名・自サ)このままでは社内規程に違反する状態を、論理的根拠によって正当化すること。社内規程の通りにできないときの非常手段。


TARA, threat analysis and risk assessment【タラ】(略)〔非推奨〕『ISO 26262』のHARAに当たる活動。

▼代わりに、脅威分析/脆弱性分析/リスクアセスメントのいずれかを用いる。


threat【脅威きょうい】(名)

① 損害が発生し得る事象。

② ヤバそうと不安に感じるときの漠然とした原因。

▼読み手によって解釈が異なる。このため、『ISO 27000』では脆弱性などの用語と共に『リスク源』という用語に置き換えられている。

[関連]assumed threat【想定脅威そうていきょうい】(名)〔非推奨〕ボトムアップ型のリスクアセスメントにおいて用いる“あるある”。

▼脅威分析のようなトップダウン型のリスクアセスメントでは使用してはいけない。


― analysis【―分析ぶんせき】(名・自サ)主に自動車会社がするトップダウン型のリスクアセスメント。↔vulnerability analysis

▼『ISO/SAE 21434:2021』の15章が規定している。この国際規格では、脅威分析の最後にリスク対応オプションを決定するが、この決定は、リスクアセスメントではなく、リスク対応に当たる。


― scenario【―シナリオ】(名)

① 脅威について説明する文章。

② 脅威分析の途中で、攻撃経路の導出前に特定する、抽象的なリスク源。「STRIDEを用いて―を特定する」


TLP, traffic light protocol【ティーエルピー】(略)情報の発信者が受信者に対して、共有の範囲を指定するための決まり。RED, AMBER, GREEN, WHITEの4つの


triage【トリアージ】(名・他サ)サイバーセキュリティ情報が、自社の製品やサービスに関連するか分析する作業。


TRIAS【トライアス】(略)交通研が公開する審査事務規程に添付された試験規程。


trigger【トリガー】(名)トリアージをするときの指標。


type【タイプ】(名)

① 車両型式。またはそれを表す文字列。

② 型式審査を受けるときの対象となる範囲。車両型式をまとめたもの。

▼Vehicle typeと型式は本来は異なる用語であるが、翻訳の都合により混同されやすい。


― examination【型式審査かたしき・しんさ】(名)審査機関が自動車会社の申請したVehicle typeを試験すること。

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