第6話未完成6

ぼくの名前はシュー、辺境の農村の村人の子にして、前世の記憶を持ちし者。


何の因果か神の悪戯か、ぼくはこの現代の日本とは異なる世界に転がり生まれ落ち。奇々怪々な村の住人たちと一緒に暮らしている。


最近の悩みは、村に同年代の異性がいない事。


歳の近い奴らは皆んな男で、深刻な女性不足で頭を悩ませている。


両親がちちははなせいか、皆んながぼくを見る目が、妖しく見えてしまうのだ…。


「おー、シュー!」


「ん?おぉ、ドリオ。どうしたぁ〜?」


彼の名前はドリオ・ドリル——ドリルを愛しすぎた男と、そんな彼を愛したドリルが。女神様から授かった子供だ(頭にリーゼントの様にドリルが生えてる)


「いや、川に皆んなで魚釣りに行くんだけどさ。なあシュー、お前も——〝やらないか?〟」


「ヒィッ⁉︎——い、いや、やめておくよ」


「おー、そうか、わかった〜。んじゃぁな」


「お、おう…」

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