或る日の焦燥
焦燥であらふか
仮面と人格
虚偽と
誰かの叫び声がする
人を知らぬは
人自身であるやもしれぬ
あるいは
おのれが落としたものかも……
我思ふゆえに我あり
触れるから物があるのだ
話せるから声があるのだ
しかしそれは
なぐさめと云ふには遠すぎた
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