人間は単細胞生物から、猿から進化した存在であり、その行動原理はつきつめれば獣的なものであり。それを繋ぎ、縛り、飼いならして摩擦をふせぐために、論理というものを生み出した。けれど、その論理の枷をまとっているものの中身は……はたして、他と同じ存在なのでしょうか。外見だけに囚われた結果の、これは悲劇なのでしょう……彼にとっても、我々にとっても。
主人公と一緒に味わう苛立ちと恐怖。(ヽ゚д゚)うわぁあああ!!
外見より中身ってよく言うけど外見も大事見た目は気にするよね誰だってでもそれって中身あってのモノだよ!ぎゃぁぁぁぁぁっサイコホラーって怖くてゾクゾクしますね
読み始めてから最後まで一気に読んでしまいました。文自体は決して長くないのに構成や言葉選びがとても巧く、違和感なく敷かれた伏線の多さが怖いくらいです。 キャラクターも素晴らしい。論理が通用しないとはまさにこのことですね。ホラーやサイコパスがお好きな方には是非とも読んでいただきたい素敵な作品です。 個人的にはラストの展開が一番好きでした。可能ならば続きが読みたいくらいです。