人物紹介②
『ジェスター』 男 18歳
黒髪、茶色の目 身長175cm程度
孤児院長シスタの一人息子で戦士。
パーティを率いるリーダーだが、行き詰まりを感じてくすぶっている。
剣の腕はそこそこだが、残念ながら魔物相手ではあまり意味が無い。
『カリス』 女 14歳
銀髪、赤の目 身長142cm程度
魔術師適性があるため、とある村で探索者に売られた少女。
その後レーダー代わりに酷使されたためか〈保有魔力〉の制御能力は割と高めで量も平均魔術師より多かったりする。
セラキスを師匠として魔術を学び、ジェスターのチームで活動中。
『ヒロイツク・ハクロ』 男 27歳
金髪、茶褐色の目 身長182cm程度
辺境の街の領主にして辺境軍司令官。通称「白狼男爵」
『王殺し』を成した英雄の息子で本人も筋骨たくましい騎士。
騎士術遣いであり、騎士団に入れば副団長は固いと言われている。
王都の教練所に通っていないため礼儀作法にはあまりうるさくない方、というか苦手なので極力王都の社交とかには関わらない方針。
きちんと男爵としての仕事もこなしており、頭が悪いわけではない。
『ソレイク・ラクサ』 男 32歳
茶褐色髪、青の目 身長172cm程度
第一護衛兵団所属の部隊長。伯爵家三男坊。
とてもまじめな性格で兵士としてでなく事務方としてとても重宝されている。
魔術師にあこがれを持っていたからか術師長をとても尊敬しており、彼の前で術師長の悪口を言うのは厳禁である。
『第四騎士団長』 男 25歳
黒目黒髪 身長190cm程度
第四騎士団長。この年齢ですでに上級騎士であり、他いくつもの功績から若干25歳にして対域外対応部隊のトップに就いた。
類稀なる戦闘能力を有していることは当然として管理能力も非常に高く、部下に慕われる上司である。
なお、自宅に二週間以上帰らないことは珍しくない。
『国王』 男 52歳
ラーヤの出奔を招いたがために『愚王』の誹りを受けるが、優秀という言葉では足りない能力を有している。彼の行った政策施策は数知れず、国力をわずか三十年余りで数倍に伸ばしている。
何よりも『騎士』というスタイルを確立させたことは未来永劫称賛されるべき偉業である。
彼はラーヤと同じ時代に生まれなければ単なる賢王として歴史書に記されていただろう。
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