後日談
-始まる前に-
こちらのストーリーは二次創作品です。
誰か試しに続き書いて見て欲しいと某チャットアプリのサーバーで呟いたところこちらを頂いたのです。提供者さん:司夜牙狼
それでは続きをどうぞ
グツグツグツグツ……
「そろそろ味噌汁が出来上がるなぁ……」
僕は恋人のめちゃかわで優しいお姉さんにしじみの味噌汁を作っていた。……あの人めっちゃ可愛いけど……酔っぱらって抱きついてくるんだよね……まあそこも可愛いんだけどね!多分きっと面白いものが見れるから、そのあとのためにしじみの味噌汁を作っている。
ギシィッギシイッ……
「お、そろそろ起きてきたな、面白いものが見れるぞ♪」
「んんー……おはよー、彼氏君……」
「おはよう、やっぱりお酒の飲みすぎは良くないよ?昨日も可愛かったけどねー」
「っ~·~~~~~~~~!?」
やはり、やはりだ。お姉さんはいつも可愛いけどお酒を飲んで僕に絡んできたあとは翌日その痴態を思い出して赤面するのだ、どちゃくそ可愛い!お姉さんが恋人で良かった、その姿を見られるのは僕だけなのだから。ああ~~可愛いなぁ!
「あうぅぅぅ………」
「ほらほら、座って?いつもの作っておいたよー」
「うぅ……いただきます……」
手を合わせてまずは味噌汁をすするお姉さん。二日酔いにはしじみが効くのだ、せっかくのオフ、けれどもたまにバーでお酒を飲みすぎて台無しにする。昨日は二ヶ月ぶりに酔っぱらって帰ってきた。予定がなくて良かった、まあお姉さんは予定がある日にはそんなに飲まないから、僕がお姉さんを甘やかす番だ。
「味噌汁美味しい?」
「美味しい……」
「ふふっ、まだ頭痛いよね、ダメじゃないか~飲みすぎないように言ってるのに」
「めんぼくない……」
「しじみは二日酔いに効くからね、すぐ良くなるよ~」
「うぅ……」
「大丈夫大丈夫!二日酔いしたくらいで嫌いにならないから!むしろ可愛いから!」
「っ~~~~~~~~~~~~~~~~~!?」
バーのマスターのお姉さんと僕の恋人のお姉さんは昔から仲良くていつも一緒にいた。マスターは株で稼いでいて、昔からの憧れだったバーを作ったのだ。とても雰囲気が良く、僕がお酒に強くないのでマイペースにご飯を食べていたら、その時たまたまお姉さんと出合ったのだ。
「ま、表情を見る感じ午後は元気になりそうだし、そしたらどこか行こうか?」
「行く……」
「そうだ、コーヒー豆が切れてたから、いつもの場所に行きたいんだった」
「彼氏君のコーヒー……」
「また帰ったら作ってあげるよ、楽しみにしててねー」
「うん……」
さて、今日も一日楽しみますか!
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