夢魔の館(二)
「その汚ないもの隠しなよ、頭ち○こ野郎」
「隠す必要はあるまい、僕は一向に構わないよ」
「二度とおかしな真似できないように斬り落としてあげるよ!」
「それは困る、これの存在は僕自身の存在と同義なのだからね」
勢いよく踏み込んだアイナさんでしたが、
さらにはしがみつく女性を引きずったまま大剣を振り下ろしましたが、それは
「ふむ、
「笑ってられんのも今のうちだよ!」
絡みつく女性を蹴飛ばし、引きずりながらだというのに、アイナさんは大剣を暴風のような
「覚悟しな、女の敵!」
ですが渾身の力で振り下ろされたアイナさんの剣は、二本の角の間で急停止します。
「ふう、
そういえば聞いたことがあります。
アイナさんはそれに捕らわれてしまったのでしょうか。こちらを振り向いた青い目は
「アイナさん!?しっかりしてください、アイナさん!」
「ほう?僕の【
「答えなくてもいいよ、ゆっくり調べるとしよう」
「あ、【
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます