登場人物一覧(12話時点)
あまりキャラクターの多い物語ではありませんが、何せあだ名というかコードネームというかそういう呼び名の人物ばかり出てくるので、混乱しないよう後半に突入したこのタイミングで一覧を作ることにしました。
ロゼリア・ライヴリー(レッド)
本編の主人公。14歳(12話時点)。2年前にアフリカ某国で両親を殺害され誘拐される。兵士として戦わされる中で、かつて片鱗を見せた特殊な力が開花する。学校では品行方正な生徒で他人と争うことも稀だったが、極限状況に晒されたことで並外れた精神力の強さと容赦のなさを見せるように。直接的な両親の仇であるボスと〈断頭〉をはじめ、〈断頭〉隊の全員を殺害することを誓う。
ロゼリアの両親
篤志家として知られた資産家。慈善活動に情熱を燃やし、必要とあらば自ら現場へ向かう労力も惜しまない。アフリカ某国の貧しい集落を視察中に殺害される。
反政府ゲリラ〈徴税人〉
反白人テロネットワーク「
ボス
〈徴税人〉の創始者でありリーダー。体格のいい大男。都会で教育を受けた経歴を持ち英語が話せる。普段は〈断頭〉隊と共に行動する。誘拐したロゼリアを「妻」として支配する。兵士としては高い能力を持つ。ロゼリアの母を直接射殺している。
〈断頭〉隊
〈徴税人〉の中で最も多くの隊員を有する。
〈断頭〉
隊長。組織の中では温厚な人物に見えるが、笑いながら無抵抗の人間の両腕を切り落とせる残虐さを持つ。教会のある集落で誘拐した〈水鏡〉を「妻」にする。兵士としてはボスに次いで優秀。ロゼリアの父を射殺している。
〈強肩〉
隊で一番の古株にして最年長。手榴弾の投擲や投石を得意とする。〈蛇喰鷲〉を「妻」にしていた。
〈蛇喰鷲〉
ロゼリアたちより先に隊にいた、最年長の少女兵。面倒見がよく慕われていた。木登りと狙撃が得意。政府軍のパワードスーツに殺害される。
レッド隊
ロゼリアが任された少女兵だけの隊。彼女自身は隊長として指揮を執りつつも、自らの機動力を活かすため単独行動を取ることも多い。
〈猛牛〉
隊で一番の年長者。身体能力に優れ、隊ではロゼリアに次ぐ戦力だが、大人の男の兵士にはやや劣る。ロゼリアに対しては複雑な感情を抱いていたが、元来は裏表のないさっぱりした気質。
〈水鏡〉
隊で一番(ロゼリア曰く「自分を除いて」)の美形。〈断頭〉の「妻」で彼を本気で愛する。穏やかな性格で、隊長の「妻」という立場を笠に着ることもないため他の少女からは好かれている。
〈荒縄〉
隊で最年少。2年前(12話時点)にロゼリアと同時に誘拐されたので隊では古株の方。小さな身体で訓練に耐えてきた根性は一目置かれている。ロゼリアを敬愛している。
その他登場人物
カーマイン
民間警備会社CSSの個人事業主。その実態はいわゆる傭兵に近い。元
ガーフィールド大佐
クリストファー
中東で独裁政権を打倒した傭兵集団の指導者とされる青年。ルミナスの使い手としても有名で、常人を遥かに超える力を持つと噂される。端正なルックスも相まって彼を英雄視する者は多い。本編未登場。
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