ウェザイア王国

第51話 出発


「秋!フェアリアロー」

『グガァ』

「おら!」

「はなれて!サンダーブレイク」

『グガァァァァァア』

「ナイス!」

 100階層のボスは倒れて塵になっていく。

 ドロップは星10装備だ。宝箱を開けるのは千夏とエマ。

「「ふおおおぉぉぉ」」

「何が入ってたか?」

「スキルオーブが二つ、氷魔法と雷魔法」

「やっぱり出ないな」


 俺達は今ウェザイア王国の西に位置するダンジョンを攻略中だ。馬車は売って歩いてきた。誰も御者ができないからな。

 俺は竜騎士にジョブチェンジし、冬夜も白魔道士にジョブを替えているので千夏とエマが火力担当だ。

 まぁ他のスキルも使えなくはないけどせっかくパーティーなんだし任せている。


「よし、この辺で今日は帰ろうか?」

「ですね!」

「「はーい」」


 転移で家に帰る。


 先に風呂入っていくのはエマだ。

 俺達3人は我慢できずにビールで乾杯をする。

「沁みるなぁー」

「やっぱり戦った後は効きますね」

「美味い!」

 3人とも着替えてリビングにあつまり駄弁っているとエマが出てくるので次は千夏が入りにいく。エマとも乾杯して全員がゲームを起動している。

 イベントが多くなるとやることが多くて大変だ。

 しかも俺しかできないブラックスミスでの武器強化やら忙しいのだ。

 今の俺たちのステータスは、


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葉山秋ハヤマアキ 25歳

レベル 112 職業 魔法剣士

ポーター    レベル60

商人      レベル60

剣士      レベル120

魔法使い    レベル120

シーフ     レベル120

狩人      レベル120

クレリック   レベル120

ブラックスミス レベル300

探索者     レベル120

拳闘士     レベル120

忍者      レベル120

侍       レベル208

騎士      レベル120

聖騎士     レベル120

錬金術師    レベル120

処刑人     レベル120

アサシン    レベル200

ギャンブラー  レベル120

竜騎士     レベル45

勇者      レベル120

賢者      レベル120

聖者      レベル120

魔王      レベル245

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

速水冬夜ハヤミトウヤ 24歳

レベル 106 職業 聖騎士

すっぴん      レベル150

赤魔道士      レベル150

白魔道士      レベル37

黒魔道士      レベル100

学者        レベル109

僧侶        レベル120

剣士        レベル100

騎士        レベル100

忍者        レベル100

アイテムマスター  レベル150

召喚士       レベル1

竜騎士       レベル1

侍         レベル150

賢者        レベル1

勇者        レベル150

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

大賀千夏オオガチナツ 20歳

レベル80 職業 狩人

レベル112

剣・双剣・大剣・弓・杖・銃

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春日カスガエマ 22歳

レベル56 職業 魔術師

メイジ レベル82

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 こんな感じだなかなか強いと思う。

 スキルオーブは『オフオク』にだしてもいいのだが、高値で取引されるため馬場さんや万場さんに売っている。だが転売ヤーがいるためなかなかいいアイデアがないのが現状ではある。


 『FO』の人達もだいぶ強くなってきた様で外に出て狩っている冒険者もいるほどだ。頑張って欲しい。


 『ダンジョンメイカー』はちゃんと管理されている様で死者は出てない様で一安心だ。『カキヨム』さんはあれから書き込みはない。まぁ、死者が減っているので書くこともないだろう。


 今日はウーバーに頼んで和食御膳だ。たまにはちゃんとしたものを食わないとな。

 

 エマはフォークで食べている。箸は苦手だそうだ。


「明日はどうしようか?」

「やっぱりダンジョンじゃない?」

「僕は休みがいいなぁ」

「私もやすみがいいです」

「じゃあ休みで決まりだな」

「ぶー」

 一名ブスくれているがしょうがない、多数決だもの。


 明日はこたつを買いに行こう。やっぱり寒くなってきたらこたつだよな!

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