第31話 勇者と魔王
狩人もレベル120になり、今度は魔剣士にジョブチェンジ。冬夜も一緒で今度は狩人らしい。
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葉山秋 25歳
ポーター レベル60
商人 レベル60
剣士 レベル120
魔法使い レベル120
シーフ レベル120
狩人 レベル120
クレリック レベル120
ブラックスミス レベル300
拳闘士 レベル120
忍者 レベル120
侍 レベル208
騎士 レベル120
聖騎士 レベル120
錬金術師 レベル120
アサシン レベル200
勇者 レベル120
賢者 レベル120
聖者 レベル120
魔王 レベル127
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速水冬夜 24歳
黒魔道士 レベル100
僧侶 レベル120
剣士 レベル100
騎士 レベル100
忍者 レベル100
勇者 レベル120
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これがいまの二人のレベルだ。
「さて、レベル上げに行こうかね」
「すね!」
レベル1からなので一階層から順に進んでいく。
「狩人結構楽しいですね!」
「だろ?俺も思った!」
弓矢が当たるのが楽しいのだ。
魔剣士も特有の技で魔闘気を纏い倒していくのが楽しい。
そんな感じで二人して楽しみながらダンジョンを進む。
80階層で一旦家に戻って次の日は続けて80階層からまたレベル上げ、レッドドラゴンも倒して130手前で120に上がった。
「今回もなんとか上げ切りましたね」
「だな、あとは俺はギャンブラーだけだな」
「僕はまだまだっすね」
「手伝うから気にすんなよ」
「はい」
今日はこれで終了して家に戻る。
いつものようにテレビをつけると何故かモンスターが映っている。結界の外かと思ったらダンジョンから出ているようだった。
すぐに馬場さんに連絡を取ると新宿にあるダンジョンからモンスターが湧いているそうだ。車を出すと言われたのでお願いして、俺らもギルドに向かう。
ギルドに着くと車に乗り込み新宿まで飛ばしてもらう。
「今のうちにジョブチェンジしておこう」
「はい!」
勇者と魔王だ。
新宿駅近くは車が通れないほど破壊されていた、
「降りて向かいますんで!」
「気をつけろよ!」
「「はい」」
すぐに走って向かうとそこは戦場になっていた。冒険者が勇敢に戦っているが量に押されている。
「ソードスラッシュ」
「魔光撃」
俺たちが割って入る。
冬夜に任せて俺は一人にポーションを大量に渡すと、
「怪我人に飲ませろ」
と言い、冬夜の後を追う。
ダンジョンまでは後ちょっとだがモンスターがいろんなところに散らばっている。
「挑発」
一斉にこっちに向かってくるモンスターを倒していく。
ようやく外に出ているモンスターを片付けたがまだ出てくるのでダンジョンの中に踏み込んでいく。
冬夜が斬り込んで行き、俺が撃ち漏らしを倒していく。
30階層を超えてもまだ下がありそうだ。
「ダンジョンメイカーのやつ、こんなことしやがって!」
「これを作ってたのかよ」
どんどん出てくるモンスターだが俺らの敵ではないが数が多すぎる。
「冬夜!」
「はい!」
冬夜が下がると、
「デストラクション」
大技である程度休憩ができる。
「まだまだみたいですね」
「あぁ、でも勇者と魔王だしな」
「負けられませんね」
また飛び込んで行く俺たちを待ち構えるモンスターの大群は終わりが見えない。
50階層、ようやく一区切りついたようで扉がある。
「ボスですよね」
「そうだな」
扉を開くとエンシェントドラゴン。
「デストラクション」
「えっ!」
「こいつはこれで一発なんだよ」
塵になるエンシェントドラゴン。
「は!結局これかよ!」
俺はダンジョンメイカーのやつに聞こえているかわからないが挑発する!
星10の勇者装備がドロップしていたので冬夜にあげて、宝箱にはスキルオーブと紙が一枚。
『これでおわりだとおもうなよ!』
「まだやるつもりかよ」
「これ東京にいるやつだろうな。ダンジョンが近すぎる」
「ですね。見つけられればいいんですけど」
俺たちはダンジョンコアを制御して壊してしまうと転移陣から出る。
報道陣に囲まれてしまったが、ダンジョンを攻略出来たことを祝っていたのでしょうがない。
もちろん『ファイナルブレイブ』のことも宣伝しておいた。
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