第22話 エンシェントドラゴン
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葉山秋 25歳
剣士 レベル120
魔法使い レベル120
シーフ レベル120
クレリック レベル120
ブラックスミス レベル300
ポーター レベル60
商人 レベル60
忍者 レベル120
侍 レベル208
騎士 レベル92
聖騎士 レベル120
錬金術師 レベル120
アサシン レベル200
勇者 レベル120
賢者 レベル120
聖者 レベル120
魔王 レベル127
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あれから楽しくて無双しまくった結果魔王は127になった。武器防具も今は星13にしてしまった。
魔王で400階層のヒュドラ三匹なんか目じゃなかった。速攻で終わってしまった。流石魔王。
今日はレベル上げも兼ねて500階層のボスを倒しに行く。
異世界のダンジョン401階層から無双して行く。剣を振るうだけで消えて行くモンスター達。チートだな。
500階層の扉を開くとエンシェントドラゴンだった。流石にヤベェかなと思ったが、
『デストラクション』
エンシェントドラゴンの内側から魔力の波動が爆発してエンシェントドラゴンは居なくなった。
そこには一つの剣が刺さっていて星15の勇者装備だった。
宝箱には金貨とジョブオーブというものが入っていて勇者のジョブオーブだった。
「魔王だし、勇者も持ってるし」
そしてここが最終だったようで、ダンジョンコアがあり、触るとダンジョンのオーナーになったようだ。まぁ、設定はこのままでいいか。
転移陣から外に出る。
王都に行ってみると相変わらずだが何故か清々しい。
大声で叫びたくなるが我慢して日本に帰るとビールを開けて飲む。
「っくはぁー!」
一人ってのがつまんないけどでもこれでいい!あとは日本のダンジョンを速水君が攻略してくれたら言うことなしだな!
「え?」
テレビをつけると何故か救急車が映っている。
「ダンジョンに向かった速水さんと春風さんがいま病院に向かいます」
「は?」
俺は上級ポーションを渡しに病院に行くため馬場さんに連絡する。
「馬場さん!」
「速水君のことだね!こっちにきてくれないか!すぐ車を準備する!」
「了解!」
走ってギルドまで行くとちょうど車の準備ができてたみたいですぐに乗って速水君達のいる病院に向かう。
「君たちなんだね!」
「ふぅ、何とか助かったみたいだな」
「良かったよ」
「良くない!普通なら警察呼ぶ所だぞ!」
病院の先生が怒っているがしょうがない。
「一刻も早く飲ませたかったんです」
「それはわかるが!無理に入って来ないでくれ!」
「すいませんでした」
「で?あの薬はどれくらいあるのかね?」
「へ?」
「さっきの薬だ!」
「あと5本くらいなら」
「よし、言い値で買い取ろう」
「いや。はい」
九桁のお金が手に入った。
「目が覚めたか?」
「ここは、僕は負けたんですね」
「そうみたいだな」
「そうですか、悔しいなぁ」
「どんな敵だったんだ?」
「エンシェントドラゴンでした」
「………」
「手も足も出なくて、情けないですね」
「………」
何も言えねぇな。
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