第6話 ブラックスミス
昨日はそのまま寝てしまったので今日は朝からゆっくりと異世界に戻り宿を後にする。
ギルドで地図を見せてもらい北の山脈にフロストドラゴンがいるということがわかった、まだレベルあげが必要だと思うので西のファングボアを倒しに行こう。
西の森についた俺は剣士でレベル上げをし、れべる40になったところで星5武器にチェンジし。北の山脈に向けて歩き出した。道中にウルフなどでてくるが倒しながら向かうと北の山脈下部はアイスマンなどゴーレム系だったのでブラックスミスにジョブチェンジし、倒して行く。おかげで、ブラックスミスのレベル上げが捗る。
ちょうど中腹に来たあたりでアイスリザードマンに変わると剣士にジョブチェンジ。
無双していく。ここでレベル50まではあげたいところだが夕暮れ時になってきたので引き上げて街に戻る。
宿屋でゆっくりし、明日に備えて寝る。
翌朝は快晴でいい天気だ。
北の山脈でブラックスミスと剣士のレベル上げをして、フロストドラゴンに挑んでみる。
「うおぉぉぉおぉぉぉ!」
思ったよりデカくて逃げてくるので精一杯だった。
こりゃ、もうちょっとレベル上げをしないといけないだろうと、中層から下でレベル上げだ。
今日はレベル上げで終わりそうなので頑張ってレベル上げをする。まぁ、武器防具がいいので無双状態だから上がりが早いけどね。
両方がレベル80に上がったところで下山し、街に戻る。
ふぅ、今日はよく働いたなぁ。
宿屋の酒場でエールとツマミを頼むとエールを飲んで周りの話を聞く。
「なんでも異世界人が大量に来ているらしいぞ」
「マジか?」
「しかも大魔導士様も異世界人らしい」
「マジか!」
「いっぺんでいいから異世界人っての見てみてえよな」
「だな」
ここにいますよー!と言いたくなるが黙っておこう。どんだけの人にあのアプリは配信されたんだろ?
結構な数だよな?
大半がFOだったとして、武器の持ち込みができなかったのは痛いよなぁ。俺は武器防具に金もカンストしてるし。長年やってたからか?んなバカな。たぶんFOは武器や防具を強化して行くゲームだから初期にもどったら武器や防具も初期に戻ったんだろ?
明日はちょっと早く出かけてフロストドラゴンを倒しに行こう。出来ればレベルを90に上げていこう。
次の日は快晴でフロストドラゴン討伐日和だな!
北の山脈をしたからせめて行ってブラックスミスがレベル90に、中層で剣士をレベル90まで上げた!これで倒せなかったら諦めよう。
星10武器防具に変えて挑むとあっさりと勝ってしまう。さすが星10なだけあるな!
ドラゴン特攻なのも良かったのかもしれない!
しかし派手だな。見た目装備で誤魔化すしかないか。剣士もブラックスミスも最後のスキルツリーはレベルを限界突破して120にしないと開けないからアイテムを使って限界突破しておく。
あとはシーフ、クレリック、魔法使いかぁ、魔法使いで無詠唱がゲットできるから魔法使いにしようか、それとも限界突破した二つを120にしようか悩むな。
とりあえずブラックスミスにしといて北の山脈を降って行く。
ハンマーで道行く敵を薙ぎ倒し叩き潰す。
やっぱりブラックスミスで行くことにしようか。弱いところは魔法使いにジョブチェンジすればいいしな。
街に戻りウロウロするとアクセサリー屋が気になって覗いてみると、運プラスの指輪が売ってたので買う。
あとは武器防具屋も見てみるがあまりいいものがないな。
街でみるものは新鮮でつい誘惑に負けて肉串なんかを買って食べるがそこまで美味しくはない、焼き鳥の方が美味しい。
甘いものはあまり売ってないから砂糖とか需要がありそうだがお金はあるのだからやる必要はないだろう。他の人に取っておいてあげよう。
ギルドに向かい次の街までの地図を見せてもらう。
それなりに遠くて歩いて二日もかかる。
ここでレベル上げをしたいが、他のアプリを使ってる人と一緒になりたくないので明日は朝イチから出ようと心がけ、ギルドから宿に戻る。
部屋で少し武器鍛錬をして見たが中々難しいな。ゲームのようでタイミングよく叩かないといけない。とりあえずはやれることが確認できたのでこれで終了にする。あまりやると宿の女将が怒鳴り込んできそうだからな。
ビールと牛丼で腹を満たして寝ることにする。
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