銃撃犯の最期

 

第1話

 図書館の周りは警察に包囲されていた。


「……もうここまでのようだな」


「ああ」と俺は答えた。


「じゃあ、俺は先に逝くよ。しばしの別れだ。地獄でまた会おう」


 エドワードはそう言うと、本棚に背を向けて座った。そして拳銃の撃鉄を下ろし、それを口の中に突っ込むと、引き金を引いた。

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銃撃犯の最期   @hanashiro_himeka

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