第7話(閑話) 起きたら女になっていた朝の話
朝起きたら女になっていた。
意味がわからなかった。
まだ寝ぼけているのかと思って、適当に自撮りを撮って友達に送りつけた。
あさひ:『なう』
慎也:『えっろ。たったわ』
「――――は?」
目が覚めるようだった。
確認もせずに送りつけたが、改めて画面を見ると、オレが撮った写真には乱れたシーツをバックに扇状的な格好をした女が蕩けた瞳でシャッターの方を見つめていて、なるほど確かに言われてみれば性的な生々しさがある、かもしれない。
妙に顔が熱くなってくる。
シーツが乱れているのは今まで寝ていたからだし、扇情的な格好と言ってもただの寝巻きがちょっとはだけてしまっているだけだし、目がとろんとしているのも寝起き故だ。
決して狙って撮った訳じゃない。
これが他人の写真なら、何を言われてもなんとも思わない。
問題はそれがオレの自撮り写真ということで、どう見てもオレには見えないことだった。
慌てて送信取り消しした。
あさひ:『きしょい』
慎也:『は?』
慎也:『朝一でエロ画像送ってくるヤツの方がきしょいわ。もっと送って?』
あさひ:『は? エロ?? ただの自撮りなんだが???』
慎也:『自撮りエロ画像だろ』
あさひ:『は?????』
最低だった。
こいつに連絡してしまったことを後悔した。
あさひ:『これおれなんだけど』
慎也:『なにが?』
あさひ:『さっきの写真おれなんだけど』
慎也:『ごめんわからん』
あさひ:『だから、さっきの写真に写ってた女がいまのおれだってこと!』
察しの悪い慎也に無性にイライラする。
いや、しょうがないんだけどさ。
しばらくレスが止まる。
自分のメッセージを見返していると、これだと加工しているとか思われそうだということに気がついたので追記する。
あさひ:『加工じゃないぞ』
これでもまだ信じるには情報が足りないだろうか。
証拠としてもう一枚写真でも送りつけるか。
さっきのをもう一度送る度胸はなかったので、玄関の鏡の前で全身図を撮り直した。
あさひ:『朝起きたら女になってた』
あーあ。
どうしたらいいんだこれ。マジで。
慎也から電話がかかってきた。
んんっと咳払いをして喉の調子を確認する。
「あっ、あー、あーあー……」
いつもより一オクターブくらい高い。
女の声だ。
喉仏がないからか、声が閊えるような感じがしない。
何にも邪魔されず、そのまま音が出るような。
体の成長に伴い忘れてしまった感覚。
ちょっと爽快かもしれない。
「……よし」
電話に出る。
「あー、おはよう慎也」
『……おはようあさひ。マジか、おまえ』
「うん。マジ」
そうかーマジかー……と電話口から独り言じみた声が聞こえてくる。
天井を見上げている慎也を幻視した。
『ボイチェンとか使ってないよな? 俺のこと騙そうとしてないよな?』
「使ってないししてない。なんなら動画にしようか?」
『いや、いい。頭バグりそう』
あー……と、少し考えているような声。
真剣に考えてくれている様子だった。
ちょっとほっとする。
『……手術とか、してないよな?』
「してない」
『どうしてそうなったのか心当たりは?』
「全くない。朝起きたらこうなってた」
『完全に女になってんの? ちんこは?』
「ない。すごいスースーする」
「……なんかお前、割と余裕あるな?」
余裕があるわけではない。
思考停止しているだけだ。
「いや……なんというか、現実味がなくて。朝起きたら急にこんな身体になってたから、いまも夢でも見てるんじゃないかと疑ってる」
『俺もまだ自分が夢の中なんじゃないかと疑ってるよ……二度寝していい?』
「ダメ」
夢だと思いたかったが、夢にしてははっきりし過ぎている。
それにこれが夢だとしたら、オレの深層心理に女体化願望があるという疑惑が浮かび上がってしまうので、それもまずい。
いや、現実で性転換する方がよっぽどまずいけどさ。
「夢じゃないんだとしたら、オレが幻覚を見ている――とか。そういうこともあるかと思って、確認も兼ねてさっきの写真を送ったんだけども」
さっきのやりとりを思い出すと羞恥心で頭が熱くなる。
オレはことさらに当てつけるように言ってやった。
「まさか“自撮りエロ画像”、なんて言われるとは思わなかった」
『……はは』
乾いた笑い声が聞こえる。
まさか慎也もあの写真がオレだとは思わなかったのだろうが。
にしたってあの返信は酷すぎる。
「ま、まあでも、あの写真は俺の目から見ても確かに女に見えたよ。幻覚ってことはないと思う」
『……十分すぎるほど分かったよ、それは』
エロいとか、たったわとか。
そんなことを言われて、十分すぎるほど分からされた。
たったはマジで気持ち悪すぎるから慎也お得意のくだらない冗談であることを祈る。
……ほんとにオレで勃ったりしてないよなこいつ?
『ん? ちょっと待て。確認のためってことは、もしかしてあの写真、他にも誰かに送ったのか?』
「慎也にしか送ってないよ。一人に確認できれば十分だし。オレがこうなってることも、まだ誰にも言ってない」
『あ、そう……』
なんか声が小さい。
何かおかしなこと言ったかな、オレ。
『とはいえファーストチョイスが俺って、相当なミスチョイスだと思うけどな……』
「オレもちょっと後悔してる。エロ画像とか言われるし」
『はい……ごめんなさい……』
なんであんな画像送っちゃったんだ。
ちゃんと送る前に確認しろよオレ。浅慮すぎる。
『まあでも、あさひの状況は分かったわ』
「……うん。オレもこれが現実だってわからされた」
どうやら、これは夢でも幻覚でもなく、現実らしい。
これからどうするかなあ、と。
独り言が溢れる。
どうする以前に、まだあまり実感がないが。
『とりあえずそっち行くかな』
「え?」
『電話越しで話したところで何も出来ないし、実際に会ってみないことには実感も湧かない。準備したらお前の家行くから。で、一緒に病院行くか』
まずは病院かな、とはオレも思っていたことだった。
めちゃくちゃ行きたくなかったけど。
慎也が一緒に行ってくれるなら、ギリギリ行けそうだ。
……最初は慎也に連絡したのは失敗したと思ったけど、こういうところは頼りになるんだよな、こいつ。
「……付き合ってくれるの?」
『その状態で一人で行かせるわけいかんだろ。それに今日、暇なんだよ俺』
「暇なのはいつもだろ」
『…………』
いつもの感じで突っ込んでしまった。
不貞腐れているような雰囲気を感じて、オレは慌ててご機嫌伺いをする。
いや、別に嘘を言うわけじゃないぞ。本音だし。
「でも……悪い、助かる。正直この身体で一人で外出るのすごい抵抗ある」
『写真で見た限りめっちゃ可愛いけどな』
「……そういうことじゃないって」
可愛いとか言われても、別に嬉しくない。
男だぞ、オレは。
『理解ってる理解ってる。じゃあいったん切るわ。あさひも準備しといてくれよ。また連絡する』
「うん。……さんきゅ。またあとで」
『おう』
通話を切る。
「…………」
慎也の声が聞こえなくなると、途端に部屋の中が水を打ったように静まり返った。
太陽の角度が変わったのか、カーテンの隙間から入り込んだ朝日がオレしかいない空っぽの部屋を照らしてくる。
今までのことは全部幻で、オレはただ一人でベッドの上でまどろんでいただけなんじゃないかと、名状しがたい不安に駆られた。
「とりあえず支度しないと」
不安を跳ね除けるように独りごちて、ベッドから立ち上がる。
そうすると、猛烈に尿意が這い上がってきた。
そういえば朝起きてからトイレに行っていなかった。
「あ」
やばい。漏れる。
慌ててトイレに駆け込んで、ズボンとパンツを下ろす。
普段から、家では小用でも便座に座るようにしている。
いつものように便座に座ってから、オレは股座にあるべきものがないことに気がついた。
そうだった。オレもう付いてないんだった。
すーすーするなんて慎也に言ったくせに、完全に忘れていた。
朝起きた時点で、触覚で“無くなっている”ことは確認していたが、まじまじと目視したのはこれが初めてだ。
「マジでオレ、女になってる……」
用を足しながら、オレはようやく、性別が変わってしまったことを実感した。
したというか、させられたというか。
尿が股を伝う感覚がとにかく気持ち悪い。
トイレットペーパーで拭き取ってから、流して手を洗ってトイレを出る。
「……着替えるか。なに着りゃいいか全然わからないけど」
とりあえず、普段から良く着ている服をクローゼットから取り出した。
思い立って、服を持ったまま玄関の鏡の前まで行く。
鏡に映るのは、昨日までのオレとはまるで似つかない女の姿。
強張った表情でオレを見つめている。
「一度くらい、確認しとかないと、だよな」
オレは喉に溜まった唾を飲み込んで、スウェットの上着を脱いだ。
胸がストレッチ素材の肌着を押し上げて、頂点から引っ張っている。
対して肩はすとんと落ちていて、左右ともにもう0.5本分くらいは腕が入りそうだ。
明らかにサイズが合っていない。
一度深呼吸をしてから、その肌着を脱ぐ。
凸の抵抗があるせいでいつもより脱ぎにくい。
男の時よりも繊細になっているのか、乳首に肌着が擦れるだけで少しぴりっとした。
脱ぐ際に持ち上げられた胸が重力に従ってたぷんと揺れるのが、鏡を見てはっきりと分かった。
……昨日まではこんなに膨らんでいなかったし、柔らかくなかったのに。
まさしく女性の乳房って感じだ。
見慣れなさすぎて自分の体の一部とは思えないが、触ればはっきりと触覚が返ってくる。
ふわふわすべすべ。少しクセになりそう。
「うわ」
しばらく触って感触を確かめていたが、鏡に映る光景があまりにもアレなことに気づいてやめた。
なにしてんだオレ。はっず。
にわかに頬が赤くなっていくのがはっきりと分かる。
顔に出すぎだろ、オレ。
それから、オレはトイレでしたときのようにズボンを脱いで、履いているというよりは引っかかっているだけという感じだったパンツも下ろした。
鏡の中の女が、オレとまるっきり同じ行動をして、全裸になる。
全身が露わになる。
「これが、オレ……」
改めて今の自分の全身をまじまじと見て愕然とした。
さっきまで――慎也と通話していた時は、性別が変わってしまったとなんとなく漠然と認識していただけだった。
それがどれほどの変化か、明確に理解していなかった。
全身を見て理解した。
理解らされた。
違う。
違いすぎる。
昨日までのオレとは、何もかもが違う。
顔が、喉が、肩幅が、腕が、胸が、腰が、性器が、足が。
全部違う。
オレがオレであることを示す情報が、なに一つない。
冗談じゃない、と思った。
性別がどうこう以前に見た目の変化が大きすぎる。
昨日までとはまるで別人だ。
こんなの誰も信じてくれない。
オレが朝日奈あさひだって、見た目じゃ絶対に分からない。
「あー……信じてくれるかな、慎也」
もちろん慎也には、既に事情は話しているから、オレがあさひだと信じてくれるだろう。
そう思う一方で、確信を持てない自分がいる。
本当に? 本当にそう簡単に信じてもらえるだろうか。
もし万が一、信じてもらえなかったら――。
そんな嫌な想像が拭い去れない。
「とりあえず服きよ……」
オレは全裸の自分を見ていられなくなって、そそくさと服を着込んだ。
♂→♀
チャイムが鳴った。
慎也が来た。
来てしまった。
オレはエントランスのドアを遠隔で開けてから、玄関で待機していた。
心の準備は、出来ていないけど、出来るわけがないけど、出来ていないなりに、出来ているつもりだった。
オレはなんだかよく分からないまま、ドアを開けた。
「……おっす」
「……うす」
慎也の視線が、オレの全身を走るのを感じた。
顔、喉、胸、腰。
特に変化の大きい場所。
オレがオレじゃないと感じた場所。
上から下まで、オレが隠したいことを詳らかにされているような錯覚。
体がびくっと震えそうになるのをどうにか堪える。
「……とりあえず、上がってくれ。あんまご近所さんに見られたくない」
「あ、悪い。……お邪魔します」
オレは慎也が靴を脱いでいる間に、逃げるようにリビングへと向かっていた。
「あさひ……でいいんだよな」
「少なくともオレはそう思ってるけど」
後ろからついてきた慎也が念の為といった様子で聞いてくる。
慎也から見ても、やはりオレは昨日までとは別人なのだろう。
オレは声が震えないように、普段通りの声色を意識して返した。
「身長はそんなに変わってないんだな」
「どうだろ。服はいつもより大きく感じるかも」
身長って最初に気にするとこか???
いや、まあ、良いんだけどさ。
目線の高さはほとんど変わっていない気がするが、よくわからない。
おそらくは肩幅が狭くなった影響で、腕の裾が余るようになって萌え袖みたいになってしまっている。
ズボンは落ちてしまうので、ベルトをキツく締めていた。
慎也は背中の荷物を下ろしてから、テレビの前の二人がけのソファに腰掛けた。
いつもの定位置だ。なんだか少しほっとする。
オレは立ったまま、慎也に全身を見せるように手を広げた。
「改めて、やっぱオレ、どう見ても女だよな」
「どう見ても女だな」
「だよな……」
既に分かりきっていたことだが、やはりのオレの幻覚や妄想じゃないらしい。
だというのに慎也はいつもと変わらない態度で、オレのことを疑っている様子はなかった。
「ていうか、今更だけどあっさり信じてくれるんだな。オレがオレ……朝比奈あさひだって」
「だってさっき確認したじゃん」
「そうだけど。え、それだけ?」
「まあ、俺ちょろいから」
「なんだそれ……」
そんな簡単に信じてくれんの?
心配して損したんだけど。
なんだか、胸のつっかえが取れた気分だ。
堰を切ったように、自然と言葉が溢れ出してくる。
「……正直、信じて貰えるか結構不安だった」
何を話そうとしているんだろう、オレ。
自分でもよくわからないままに口が動いていた。
「さっき、お前が来る前にさ」
「うん」
「尿意催してトイレに行ったんだ」
「うん?」
「女の人って、あんなとこから出るんだな……。男のときとはぜんぜん感覚が違ってさ」
オレ、あれでほんとに女になっちまったんだって実感したよ。
口に出すと、何だかすとんと腑に落ちる。
「服を着替えるときもさ、鏡の前に立ってみたら、マジで“女”って感じで。……自分の身体じゃ、ないみたいで。オレはオレだから、どうしようもなくこれがオレだってわかるけど、オレじゃない人から見たら、どう見ても昨日までのオレとは別人だろ? それで、お前と会うのが、すごい怖くなった」
「あさひ……」
ああ、オレってこんなに不安だったんだな。
「だからさ」
オレって、慎也の言葉だけで、こんなに救われた気持ちになれるんだ。
「お前が――慎也が、オレをあさひだって認めてくれて、なんか、すごいほっとした」
それはあまりにも情けない、オレの本音だった。
女々しい。女々しすぎる。
弱い自分に対する嫌悪感。
でも、それとは相反する――いや、近しいところにある温かい感情が、胸の奥の方から溢れてくる。
女になってから初めて、自然に笑えた気がした。
「まあ俺ちょろいし? なんでも信じちゃうし? 自慢じゃないけど中学の頃女子に嘘コクされてOKしたら秒で振られたことある」
「ほんとに自慢じゃないな……」
肩の力が抜けた。
軽く伸びをしてから、慎也の横のソファに腰掛ける。
「とは言えなー。オレがこの身体で急にあさひですって言っても、普通わからないよな」
「まあ、明らかに別人だからな。でもあさひが女になったらこんな感じだろうな、っていう見た目ではある」
「そう?」
「うん」
体はともかく自分の顔って、反射するものがないと見えないから、意外と覚えていない部分も多い。
誰々に似ているとか、目元がお母さんにそっくりだとか。
そういうことって、自分自身じゃよく分からなかったりする。
オレがオレの顔を見ている時間よりも、慎也がオレの顔を見ている時間の方が長い。
その慎也から見て、元のオレの面影があるというのなら、それはそうなんだろうな。
「学校とか、なにも言わずに自分の席に座ってればバレないかな?」
「それは無理だ、流石に」
「無理か……」
そこまでではなかったらしい。
「担任くらいにはちゃんと事情を説明するしかないと思うぞ」
「まあそうだよなー。……こうなってることが先生から家族に伝わりそうで怖いんだよな」
このことをあの人たちが知ったら、どんな反応をするか。
考えたくもない。
「その辺りはまあ、うまくやるしかないんじゃないか。ちゃんと自分の身に起こったことを把握して、これからどうするか説明出来れば、保護者まで話は行かないかもしれないし。むしろ何も言わなかったり、保護者には連絡しないでくださいって言う方が、連絡される気がする」
確かに、とオレは頷いた。
「今後のことはまた後で考えるとして、とりあえずは病院だろ。ちゃんとお医者さんに診てもらった方がいい」
「う……イタズラだって思われないかな」
「大丈夫だろ。前例がない症状ってわけでもないんだし」
「だといいけど……」
慎也が来る前に症状について調べてはいた。
前例があるというのも知っている。
ただ実際に発症した人に会ったことはないし、一夜にして体が完全に作り変わるようなファンタジーじみた現象が、本当にあり得るのかと懐疑的な自分もいた。
いや自分が発症している以上ないわけがないんだけど、これは何か別の超常現象にでも巻き込まれていて、病気と違ってそのうちにけろっと治ってしまうんじゃないか、なんていう期待をしてしまっている。
病院に行ってしまったら、途端に現実のものと昇華されてしまう恐怖があった。
「もし信じてもらえなかったら別の病院行きゃいいんだよ。ヤブ医者にかかるよりよかったと思えばいい」
「クソポジティブシンク……」
信じてもらえないことを心配していた訳ではなかったが、慎也の前向き思考には救われる。
ただ他人事なだけかもしれないけど。
「分かったよ。行きますよ、病院。……付き合ってくれるんだよな?」
「ま、暇なんでね」
電話で「暇なのはいつもだろ」なんて言ったのを根に持っていそうな言い方だった。
「とりま病院予約したら、なんか適当に作ってくれや。朝食わないで出てきたから腹減ったわ」
「はいはい……」
ぐでーんとソファでだらける慎也だった。
……仕方ない。
今日は色々と迷惑をかけることになりそうだし、腕によりをかけていつもより精のつきそうなものを作ることにしよう。
オレもお腹空いちゃったしな。
こうして。
オレの女としての人生は、仲のいい友人と共に始まった。
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