第4話 リンカ視点 この繰り返しから抜けるために。

また、目が覚めた。

今日もあの子に屋上にきてと呼ばれた。

しかし、今日は行かない。嫌な噂がたっても気にしない。

もう屋上には行かないでとカンタに言おうとしたがいつもカンタが居た場所にはいない。

もしかしてと思い、屋上へ向かうと案の定カンタがいた。

しかし服は真っ赤にそまっており、動いてはいない。


また間に合わなかった。

私は悲しくなって、塀にもたれ掛かるともたれ掛かっていた塀がとれ、また私は屋上から落ちた。

視界が真っ暗になった。

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死なないようにするために はらは @haraha

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