ポツリ、ポツリ泣いた

ポツリ、ポツリと泣いた


君はもうそこにいないのに、僕の隣で笑ってなのに、なのに僕はふとした拍子に隣を見てしまう。


君がいた場所を見てしまう。

君のことを思い出してしまう。


だけど君はそこにいない。


そんなことを思い僕は、ポツリ、ポツリと泣く。





ポツリ、ポツリ泣いていた。

ポツリ、ポツリと泣いていた。


私はそこにいないのに、君な隣で笑うことはできないのに、なのに君は私のことを思い出し、泣いている。


心苦しくなって、目を背けたくなって、だけど背けなくて、ただ君を見ている事しかできない。


そんな私は泣いている。


そして君はポツリ、ポツリ泣いていた。

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