編集済
拝読しました。
短い中にもとても広がりがある作品で、
細やかな世界設定も面白くて、没頭して読みました。
>ほんのりあたたかいように感じた。もちろん、錯覚だ。
ここがたまらなく好きです。
読んでるときは「もちろん錯覚だ」を書かないほうがとも思ったのですが、
この言葉があることで、この後の手紙の温度が上がるという。素晴らしい表現でした。
とても面白く、素敵な作品で感動しました!
ありがとうございました。
作者からの返信
島本 葉さま。
素敵な着眼点、ご指摘ありがとうございます。
錯覚であることをしっている、でも、そう感じたし、そのことで自分の選択はまちがっていなかったことを改めて確認できた。
彼女はそこで、そう思ったのだと考えています。
彼女のさいごの旅におつきあいいただいて、ありがとうございました。
「お国のために」
で、戦わせられる者は不幸です。
「お国のために」
で、戦う者は幸福です。
父を、母を、妹たちを、守ることが出来るのだから。
とは言っても怖いものは怖いのだ。
怖いけれど、もっと怖いものがある。
守りたいものがある。
それを守れなかったら、守れるのに守らなかったら、私はなんのために生きているのか分からなくなる。
だからいいんだ。
これで、
いいんだ
笑って
私は
この作品に、内容は全く異なりますが、「クロノスジョウンターの伝説」というSFと同じものを感じました。
お話は目に見えていることだけであるのに、実際のあまりの無限というところに共通点を感じるのかも知れません。
作者からの返信
かつたけいさま。
読んでいただき、ありがとうございます。
おっしゃるとおり、書かれたとおりです。
私は、で、泣きました。
クロノスジョウンター、黄泉がえりの作者さまなんですね。
読んでみたいと思います。
ありがとうございました。