幼女ゴーストの正体は?
俺のアレを胎内で受けた幼女ゴーストは、満足そうに身体を痙攣させて、俺に身体を預けてきた。そして耳元で囁く。
「私を満足させてくださりありがとうございます。御主人様」
その後、失神したのだろう暫く眠っていたのだが僕は人妻にとんでもないことをしてしまったという罪悪感からログアウトして逃げ出したのだがデモンズフロンティアの時と全く同じ姿の彼女に迫られて、今こうなってる。
「あぁん。こんなに違うなんて、御主人様ったら素敵です〜」
懐かれた。自称20歳だとかいう女に懐かれた。
「あのゴーストさん?そろそろ離れてもらえませんか?」
マヤやハル、それにナナの視線が怖い。
「いーや、もう彼は私の御主人様なんだから〜」
「おい年増女、痛々しいから離れろって言ってんだけどわかんないかな?」
「年増ですって!私は20歳って言ってるでしょ!」
「話し方からわかるのよね。滲み出る熟女らしさがうちのお母さんと同じ年代じゃないかな?」
「そんなことないです〜20歳です〜」
「良い加減フグオ君から離れなさいよ!」
「嫌です〜。絶対に離れません〜。うちの旦那じゃこんなに気持ち良くしてくれないんだもん。私は御主人様の女になるんです〜。それに、娘もパパ。パパって私を目の敵にするし。挙げ句の果てには実の親子でやってるところ目撃するし。なんか知らないけど娘が極度のMだし。ほんと嫌になっちゃう」
この女、さりげなくとんでもないこと言ったぞ。
「あの人妻さんなんですよね?」
「そうよ旦那を大事にしなさいよ!人妻の年増女が!フグオも嫌だって言ってんだから帰りなさいよ!」
「そうよそうよ。フグオ君も迷惑してるんだから帰りなさいよ!」
「凄く見ていて痛々しいんだけど。とっとと帰ってくれない?」
マヤとハルとナナが俺の言葉の後に続けて罵声を浴びせる。
「御主人様はお嫌なんですか?」
「うっ別にいやってわけでも」
「まさかフグオ。合法的に幼女を抱けるとか思ってんじゃないでしょうね!」
「フグオ君がまさかロリコンだったなんて」
「フグオ、私たちを捨てるってことの覚悟はできてるのかしら?」
「あら、皆様も御主人様がお好きなら離れる必要はないんじゃなくて?だって、こんなに凄いモノをお持ちなんですもの。何人だって抱えられますわよね?」
「まぁ、3人とも俺が疲れる前には失神しちゃうし問題ないと言えば問題ないかな?」
「何、流されてんのよ」
「しかも、今軽くディスられたし」
「私たちじゃ満足できないと。あー、そうですか。これだから男は!」
3人が僕に詰め寄る。
「待ってください。私は皆様よりこの女性の方が信頼できます。皆様は作智様を虐めていた人間です。立場を弁えてください」
突如、入ってきた羽陽音が3人に正論をぶつけていた。そして、ゴーストさんの方に向き直る。
「辛い経験をされましたね。作智様のことを愛していただけるのなら貴方にここに居ていただいても構いませんよ。そもそもここは、私の屋敷ですので」
羽陽音にこう言われては3人も黙るしかない。
「まぁ、ところでここどこのお屋敷ですの?うちの主人も大きなお屋敷持ちですのよ」
「ここですか?ここは風呂階家のお屋敷です。名乗り忘れていましたね。私は風呂階羽陽音と申します」
「風呂階?ええええええ!?ここは風呂階家のお屋敷ですの?どうしましょう?こんな事が知られたら主人に怒られてしまいますわ。よりにもよって、元frontier社の社長と縁のあるお屋敷だなんて」
「それは、どういうことですか?まさか貴方の旦那って?」
「私の旦那は、御離羅貞朝ですの。看護師をしていた私に求婚してきまして、結婚しましたのよ。娘もいまして、薬師家に嫁ぎましたの。だから安心していましたのに、まさか主人と男女の仲だったなんて、まさか、孫娘の
おいおいまたしてもとんでもない爆弾を投下してきたぞ。この人は御離羅貞朝の妻で、薬師先生のお母さんってことだ。薬師先生は24歳だ。ということはこの人は40代なのか?この見た目で?熟女という感じは全くない。それどころか若々しく身長は135センチといったところか。幼女と言える。
「あの失礼ですが本当の歳を教えてもらえたりは?」
「御主人様ったら、そんなに知りたいんですか?特別ですよ」
耳元に口を近づけてきて、甘く囁いてくる。
「45歳ですの」
45歳!?嘘だ。絶対に嘘だ。20歳でもおかしいと思った。それはもっと若いと思ったからだ。ところがこの目の前の女性は、45歳だという。
「あら、風呂階家の御嬢様に名前を名乗らせて、名乗らないなんて失礼でしたわね。私、
「貴方が御離羅貞朝を裏切るつもりならこれほど良い知らせはありません。作智様に忠誠を誓ってくださるのですね?」
「えぇ、勿論。あんな旦那よりも御主人様の方が優れていますもの」
「わかりました。貴方を信用して御離羅貞朝の真実を話します」
羽陽音が話したことに思い至ったのか直未さんがポツポツと身に起こっていたことを話始めるのだった。
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