どんな怪我でも治せないものはありません!
遠野月
◇ ◆ ◇
「だけど、すぐに完治はさせられないよ」
緑色のウサギが忠告した。
「たしかにそんな都合の良いものはないですよね」と、アルナは頷く。
アルナは、ほんの少し前に死んだ。
とはいえ、死んだという記憶はない。
生前の記憶のほとんどが消え去っていた。
死んだと知ったのは、目の前の緑色のウサギが教えてくれたからだ。
「本当に、怪我を治す力をくれるのですか?」
「その通り」
「なんでも?」
「なんでも」
「だけど、すぐに完治させられないと」
「そう」
緑色のウサギが頷いた。
ウサギが言うには、大きな力には代償が必要なのだという。
代償が大きくなり過ぎないよう、力の制限をかけたというのだ。
「たとえば、どんな代償が?」
「たとえば、どこかの誰かが石に躓いて転ぶ」
「それだけですか?」
「君にあげる力程度なら、それだけだよ」
緑色のウサギが再び頷いた。
アルナはほっとして、胸を撫で下ろす。
安心したアルナは、緑色のウサギに礼を言った。
そうして、新しい命へと生まれ変わることを了承した。
アルナの了承を得て、緑色のウサギがとんと立ち上がった。
ウサギの手足が、くるくると回りはじめる。
みるみるうちにウサギの身体が大きくなり、別の姿へと変わっていった。
やがて周囲の白と黒の宇宙を取り込み、アルナの身体まで取り込んだ。
アルナはほんの少し息苦しさを覚えた。
しかしそれは本当に一瞬であった。
アルナの意識はどこかへ流れ、やがてぷつりと消えた。
◇ ◇ ◇
(……え?)
五歳となったアルナは、とても驚いていた。
転んで怪我をした自らの足が、勝手に治っていくからである。
擦り傷を押さえていた手のひらに、血。
その赤が、すっかり治ってしまった傷の存在を教えていた。
「だから走ってはいけないといったろう!」
後ろから男の声。
振り返ると、血相を変えて駆け寄ってきたアルナの父の姿があった。
「怪我はしていないか?」
「しました」
「どこだい? その手のひらかい?」
「違います、お父さん。これは血だけど、手のひらは怪我をしていません」
「……いったいどういうことだい?」
首を傾げる父に、アルナはすべてを語った。
しかし父が信じることはなかった。
怪我をしていないアルナに安心しつつも、アルナの言葉を一蹴した。
アルナはそれ以上何も言わなかった。
夢でも見ていたのかもしれないという思いのほうが強かったからだ。
手のひらの血も、血ではないのなのかも。
幼いアルナはそう思い、その日の出来事をすぐに忘れてしまった。
しかし七年後。
アルナは自らの力を確信することとなった。
ただ一人の肉親である父が、瀕死の重傷を負ったからである。
その重傷を、アルナは何日もかけて治した。
「なんという奇跡だろう」
十日もしてようやく動けるようになった父が言った。
「アルナ。その力のことは誰にも言ってはいけないよ」
「どうしてですか?」
「きっと多くの人がその力に興味を持つだろうから。その多くの人の中には、良い人もいれば、悪い人もいるだろう」
父が心配そうに目を細めて言う。
しかしアルナは首を横に振った。
せっかくの力なのだから、役立てたいと思ったのだ。
アルナの想いを汲み取ってか。
父はアルナの説得を諦めた。
その代わりにひとつ、約束をさせた。
「アルナ。今日から僕の仕事を手伝うんだ」
医者である父が、さらに目を細めた。
この国の医者の立場というものは、非常に低かった。
奴隷が医者の代わりに傷の手当てをするほどだ。
病気に関しては呪師(まじないし)が看るので、さらに医者の立場はない。
しかしアルナは、父の仕事を尊敬していた。
人の役に立てている父が、ずっと羨ましかった。
「手伝ってもいいのですか?」
「仕方がない。僕の目の届かないところで勝手をするよりはずっといい」
「ありがとうございます、父さん」
アルナは父に深々と礼をした。
◇ ◇ ◇
アルナの治癒の力は、こっそり使われるようになった。
アルナの父が傷の手当てをしたあと、アルナがほんの少しだけ力を使うのだ。
そうすると傷の治りが早くなる。
骨折などの怪我ならば、部位によっては十日で治ってしまう。
「もう少し力を使えば、早く治るのですけど」
アルナはつまらなさそうにして言った。
力を弱めて使っているため、自分が治したという実感が湧かないのである。
「奇跡のように使ってはいけない」
「だけど父さん。これでは面白くありません」
「アルナ。怪我をしている人を前にして、面白さを求めてはいけないよ」
父が諭すように言った。
アルナは言い返すことが出来ず、俯く。
すると父がアルナの頭をとんと撫でた。
「だけどいつか。その力が必要な時が来る。その時が来るまで、力の使い方をしっかりと学んでおきなさい」
「力の使い方? たとえば?」
「そうだな。たとえばこういうのはどうだい?」
首を傾げるアルナに、父がひとつの薬瓶を見せた。
薬瓶には、緑色の液体が入っていた。
「これは呪師が使うものだよ」
「父さんは呪い(まじない)もできるのですか?」
「いいや、できない。だけどこれは、呪いができなくても効果を出せるんだ」
そう言った父が、薬瓶を開けた。
手のひらに液体を一滴たらし、アルナに見せる。
緑色の液体は、草をすり潰したようなものであった。
近くに寄って見ると、苦みのある草の香りがした。
「これは体内の毒を外に出す効果があるんだ」
「毒を?」
「そうだよ。僕の身体で試してみたから、たぶん間違いない」
さらりと恐ろしいことを父が言う。
父は非常に勉強熱心であった。
怪我の治療だけでなく、病気に関しても興味があるらしいことをアルナは知っていた。
とはいえ、呪いに使うものまで手を出しているとは知らなかった。
万が一のことがあれば、どうするつもりだったのか。
「……これを、どうするのですか?」
「いいかい、アルナ。病気というのは実のところ病気じゃない。それらはきっと、目には見えないほど小さな傷なんだ」
「病気が、傷?」
「そう、たぶんね。だからアルナ。こうした薬草の力をよく学ぶんだ。そうすればきっと、アルナの力をもっと広く使うことができる」
父が確信するように言った。
しかしアルナには、父の言葉の意味がほとんど分からなかった。
病気が傷などと、どうして思うことが出来るだろう。
父は勉強のやり過ぎで頭がおかしくなったのではないか。
とはいえ、アルナは意味も分からないままに頷いた。
父の言う通りにして学べば、自分の力をもっと使えると思ったからだ。
「やります、父さん。何から学べばいいか、教えてください」
「分かった、アルナ。明日からは父さんと一緒に森へ行こう」
優しく微笑んだ父と共に、次の日からアルナは森へ行った。
父は驚くほど多くの知識を持っていた。
薬草の知識だけではない。
毒となるものも多く知っていた。
「この茸は、呪いで使われているんだよ」
たった今毒だと教えてくれた茸を手に取り、父が言った。
アルナは首を傾げる。
「毒なのに、呪いで使うのですか?」
「毒だからこそ、大きな効果があり、良く働いているように見えるんだ。そういうものは……草だけとは限らないけどね」
「……どういう意味ですか?」
「はは。いや、なんでもない。とにかくこれは毒なんだ。薬だけではなく、こうしたものも覚えていくんだよ、アルナ」
「分かりました、父さん」
アルナは深々と頷く。
最初の頃は面倒と思っていた勉強も、最近は面白いと感じていた。
今すぐ揮うことができない力も、学んだことを生かして揮う瞬間を想像すれば面白い。
そうした日々がつづいて、二年。
ついに十四歳となったアルナは、父と対等に話が出来るほどの知識を得た。
薬草も、毒草も、治癒の力を使わずに怪我を治す知識も。
あらゆる知識を得て、徐々に治癒の力を使いこなせるようになっていった。
その二年の間に、父の医療所は少し有名になった。
どの医者よりも早く怪我を治せるのだから、当然であるが。
アルナの住む村は小さな集落であったが、遠くの街から訪れる者も現れた。
時には怪我人ではなく、呪師に頼るような病を患った者も訪れるようになったのだった。
◇ ◇ ◇
ある日突然。
アルナの父が行方不明となった。
ひとりで森へ入ってから、帰ってこなくなったのだ。
アルナと村の人々は森を捜し回ったが、ついに見つけられなかった。
父がいなくなってからも、アルナは医療所をつづけた。
父ほど巧みな手当はできないが、アルナには治癒の力がある。
アルナの医療所は店仕舞いとならず、細々とつづけることができた。
「ねえ、アルナ。また来たみたいよ?」
医療所で怪我人の手当てをしている最中。
友人のセイラが声をかけてきた。
窓の外を指差し、嫌そうな顔をしている。
「呪師の人?」
「そうよ。いったい何がお気に召さないんだか」
「そうですね」
アルナは頷き、怪我人の男の腕に包帯を巻く。
包帯を巻いたあと、ほんの少し手を添え、治癒の力を使った。
治癒の力は見た目では分からない。
温かくなったりも、冷たくなったりもしない。
傷の状態を直接見られない限りは気付かれない。
「ありがとうよ、アルナちゃん」
「どういたしまして。包帯は少なくとも明日まで取ってはいけませんよ」
「分かった。それじゃあな」
怪我人の男が、わずかな治療費を置いて去っていく。
治療費だけで見れば、医療所の収支が黒字になることはない。
しかし治療を受けた人は後になって、野菜などの食材をくれたりする。
そうした好意も受けることで、医療所をつづけることができていた。
「邪魔をするぞ!」
不意に厳めしい声。医療所に鳴りひびく。
見ると、呪師らしき男と、その従者ふたりが医療所の木戸前に立っていた。
先ほど出て行った怪我人の男の、慌てて逃げていく背中も見える。
「ここで、勝手に呪いをしている者がいると聞いてな」
「そのような畏れ多いこと、ありえません」
アルナは呪師らしき男に平伏し、否定する。
実際、呪いはしていない。
治癒の力を、こっそり使っているだけだ。
呪師が使うらしい薬液を見つけられたら大事だが、それらは隠してある。
家中ひっくり返されても、決して見つけられたりはしない自信がアルナにはあった。
「証拠を探していただいても構いません」
「ここに証拠がなくとも、証言をしている者がいるのだ!」
「どなたですか?」
「……ブレン=ホールックという男だ。ここで治療を受けたという」
「調べます。お待ちください」
「なに? 調べる……?」
淡々と答えるアルナに、呪師らしき男が驚きの表情を浮かべる。
アルナは医療所の奥へ行き、積まれていた木箱のひとつを開けた。
木箱の中には、木板が入っていた。
木板には、これまで医療所で治療を受けた者の名がすべて記されていた。
「そのような名前の方は、ここに来ていません」
「なに??」
「来ていません。こちらを確かめていただいても構いません」
「書き忘れではないか!?」
「ではそちらも聞き間違いではありませんか?」
「な、な、なんだと!?」
呪師らしき男が怒鳴り声をあげた。
その直後。
医療所の外から、別の大声が鳴った。
村の人々の声だ。
黙って見ていたセイラが、木戸を開ける。
すると十数人の男女が、医療所の中へ入ってきた。
そのうちのひとりに、先ほどの怪我人の男もいた。
「呪師様。ここでは呪いなんて大それたことしていませんや。ワシらが証人だ」
「な、な、なに??」
「証拠や証人が必要なんでしょう?? ワシらがアルナちゃんの潔白を証明しまさ」
「ほ、ほう」
呪師らしき男の顔が青くなっていく。
そこへ、集まってきていた村人のひとりが詰め寄った。
その村人は非常に背が高く、筋肉隆々。
細枝のような呪師らしき男など、一息で折ってしまえそうであった。
「わ、わ、分かった。どうやら私の聞き間違いもあったようだ」
「そのようです。今日のところはお引き取りを」
「そ、そ、そうしよう。だが、覚えておけ。ここの医療所の悪い噂はいくらでもある。そのうちに――」
「お引き取りを」
アルナが言うと、背の高い男が呪師らしき男へさらに詰め寄った。
呪師らしき男の口から、悲鳴に似た声がこぼれ落ちる。
泣くような表情でアルナを睨んだ後、逃げるように去っていった。
呪師らしき男たちの背を見て、アルナは大きくため息を吐く。
すると村人たちが、とんとアルナの肩を叩いた。
「ありがとうございます、皆さん」
「なあに。問題ない。アルナちゃんには世話になってるからよ……って、実はそれだけじゃねえ。急いできて欲しいんだ、アルナちゃん!」
「え、どこへ??」
「ボウランのとこだ。あいつの倅が、大怪我をしたってよ!」
「わ、分かりました。急ぎましょう」
アルナは目を見開き、医療所の奥にかけられていた鞄を手に取る。
鞄の中には、応急処置ができる道具が詰められていた。
その鞄を担ぎ、アルナは駆ける。
道中、村人のひとりが怪我人の状態を教えてくれた。
ボウランの息子は、どうやら高い木から落ちたらしい。
少なくとも右腕の骨が折れ、頭も強く打ったという。
「頭を打ったからか、様子がおかしいんだ」
「おかしいって?」
「意識はあるがよ、喋り方がおかしい。訛ってるっていうか、舌足らずっていうか……」
駆けながら村人が首を傾げる。
アルナもまた首を傾げた。
そのようなことがあるのかと。
少なくとも父に教わったことはない。
悩んでいるうちに、ボウランの家に着く。
ボウランの息子は、家の中で横たわっていた。
どうやら怪我をした場所からここまで、運んできたらしい。
「急いで看ます。できれば静かにしてください」
アルナはボウランの息子に駆け寄った。
ボウランの息子は、すでに意識がなかった。
呼吸はしているが、弱々しいいびきをかいている。
事前に村人が教えてくれた通り、右腕の骨が折れていた。
肩も腫れている。
閉じていた目を指で開けてみると、右目が充血していた。
頭も、強く打ったらしい痕があった。
「ボウランさん。息子さんの手を握っておいてください」
「お、おう! それだけでいいのか!? それだけで!?」
「今はそれだけで」
アルナは淡々と言い、ボウランの息子の頭部に触れる。
すると、手のひらに刺すような冷たさを覚えた。
怪我をした部位に触れると、そうした冷たい感覚があるのだ。
この感覚が治癒の力によるものかどうかは分からない。
しかしこの冷たさを感じる限り、頭部の怪我はひどいものだと看て取れた。
アルナは急ぎ、鞄の中から小箱を取りだした。
小箱には、油に漬けた小さな円い葉がたくさん入っていた。
アルナは円い葉を手のひらですり潰し、ボウランの息子の頭部に塗る。
塗りながら、治癒の力を一気に使った。
アルナにだけは感じ取れる治癒の力。
すり潰した葉を通し、ボウランの息子の頭部の奥へ、力が浸透していく。
(……まだ、大丈夫)
浸透していく力を感じつつ、アルナはほっとした。
重傷ではあるが、まだ手に負えないわけではない。
長い時間をかければ、頭部の奥にある傷はなんとか治るだろう。
アルナはそのまま約一時間。
ボウランの息子の頭部に治癒の力を使いつづけた。
ボウランと、周りにいた村人たちは、じっとアルナとボウランの息子を見守った。
セイラだけがアルナの傍へ行き、アルナの額の汗を拭ったり、水を飲ませたりしてくれた。
そうして一時間後、ついにアルナの力が尽きた。
文字通り、目の前が真っ暗になる。
治癒の力を使い過ぎると、必ず何も見えなくなるのだ。
こうなっては、もう力が使えない。
いや、指先ひとつ動かせない。
アルナはその場で倒れ、気を失った。
◇ ◇ ◇
翌日。
アルナはなんとか回復し、ボウランの息子の治療を再開した。
ボウランの息子はまだ意識が戻っていなかった。
しかし昨日のような弱々しいいびきはかいていない。
顔色も多少良くなっていた。
頭部に触れてみると、昨日のような鋭い冷たさは感じなかった。
「十日は治療に通います。もし私が倒れたら、セイラに私を運ばせてください」
アルナが言うと、隣にいたセイラが慌てて首を横に振った。
「いやいや、重いから無理だけど??」
「私の身体は軽いほうだと思います」
「私も女なんだけどお!?」
セイラが喚く。
セイラはアルナよりふたつ年上の女の子だ。
父がいなくなる前から仲が良い、大事な親友である。
今は訳あって、一緒に暮らしている。
「……はは。大丈夫だ。俺が面倒見るよ」
ボウランが苦笑いして言った。
昨日より落ち着いたらしいボウランは、アルナに何度も礼を言った。
アルナは礼を受け取りつつ、ボウランの息子の治療を再開する。
怪我をしていたのは頭部や右腕だけではなかった。
右肩と、胸の骨も少し折れていた。
各部の骨折に関しては、昨日の治癒の力が影響してか、悪化はしていなかった。
「アルナちゃん。身体が弱いのに頑張ってくれてありがとう。本当に済まないな」
治療を始めたアルナに、ボウランが頭を下げた。
昨日倒れたのは、アルナの身体が弱いから、ということになっているのだ。
まさか治癒の力を使い過ぎたなどとは言えないアルナ。
いつの間にか村中に広まっている「身体が弱い」という設定を受け入れていた。
「問題ありません」
「礼は必ずする」
「ありがとうございます。ほんの少しだけ治療費をはずんでくれたら助かります」
「それだけでいいのかい??」
「十分です」
アルナは微笑む。
本当のところを言えば、治療費などほとんど要らない。
生活がつづけられたらいいのだから。
そして、この持って生まれた治癒の力を揮うことができればそれでいい。
「あんた。ちょっとは欲を出しなさいよね」
セイラが複雑そうな表情で言った。
とはいえ、嫌そうではない。
アルナの献身的な性格を知って、共にいてくれるからだ。
ちなみにアルナには生活能力がない。
家事全般は、セイラが担当してくれていた。
そのため、セイラはほんの少しお金にがめつかった。
献身的なアルナが、その献身さを発揮しつづけるために、どうしても多少のお金が必要なのだ。
「セイラがいるから、大丈夫ですよね」
「っはー! はいはい。大丈夫ですよっと」
セイラが苦笑いし、頭を振る。
ふたりのやり取りを見ていたボウランが小さく笑い、セイラの肩をとんと叩いた。
そうして、セイラにだけ聞こえるような小声で、ぼそぼそと何かを喋る。
するとセイラが明るい顔を上げ、ボウランの顔を覗き込んだ。
「ありがとうございます!」と跳ねる声。
ボウランの家の中にひびきわたる。
その声を感じ取ってか。
ボウランの息子の手が、かすかに揺れた。
息を吹き返した小さな命。
その命が、アルナの人生をまた少し、変えていくのだった。
どんな怪我でも治せないものはありません! 遠野月 @tonotsuki
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