借金のカタに会ったこともない女性と結婚することになった
春風秋雄
花嫁とは結婚式当日に初めて会った
どうしてこんなことになったのだろう。俺は、どこで間違えたのだろう。娘の紀香さんの手を取り、バージンロードを神妙な顔で歩いて来る神崎社長を見ながら、俺は今さらながらに考えずにはいられなかった。紀香さんとは、今日初めて会った。「花嫁さんの支度が整いました。会いに行ってあげてください」と、式場の係りの人に促され、花嫁の控室に行って、「初めまして」と挨拶したら、係りの人がビックリしていた。そう、俺は借金のカタに会ったこともない女性と結婚させられたのだ。
俺の名前は本橋佳彦、32歳。昨日までは本橋部品製造株式会社の社長だった。社長といっても2代目社長で、親父が病気でリタイヤせざるを得なくなり、仕方なく上場企業のエンジニアで働いていたのを退職し、会社を継いだ。27歳の時だった。俺が会社を引き継いだ時は、すでに資金繰りは自転車操業だった。会社が成り立っているのは、この地域では大手の神崎工業からの安定した発注があったからだった。銀行融資は限度額まで借りており、工場の敷地建物はもちろん、自宅もすべて抵当に入っていた。資金繰りがショートすると、神崎工業からお金を借りることが度々あった。その際は、3か月の手形を渡していた。今まで3回、決済日までに資金が調達できず、神崎社長に頼み込んで手形期日を伸ばしてもらったことがある。神崎社長は何故か俺を気に入ってくれており、何かと面倒をみてくれた。経営に不慣れな俺に対して細かい指導をしてくれることも度々だった。しかし、さすがに3回目の手形ジャンプのときは神崎社長から
「次はないよ。次は期日までに待ったりしないで、うちも支払いに回すから、佳彦君が来た時には、手元に手形がないというケースが考えられるからね」
と言って、釘をさされた。
ところが、4回目が来てしまった。どうしても資金繰りがつかず、神崎社長に頼みに行った。
「佳彦君、次はないといったじゃないか。もううちの支払いで回して、手元に手形はないよ」
俺は青ざめた。2回不渡りを出すと銀行取引停止となり倒産と言われているが、実際は1回でも手形が不渡りになると、債権者が回収に走る。するとあっというまに倒産ということになる。従業員は路頭に迷い、工場も自宅も抵当に入っているので、俺たち家族は住むところもなくなってしまう。
「佳彦君は会社を継いで何年になる?」
「もう5年です」
「佳彦君、うち以外に借金はどれくらいあるんだ?」
「銀行の借り入れが8千万円くらいと、仕入先への支払いが約4千万円です」
「それで1億2千万円。あと今回の手形が3千万円で、合計1億5千万円か」
「はい」
「佳彦君、本橋部品製造をうちの子会社にしないか?そうすれば、すべての借金を親会社であるうちが清算しよう」
「本当ですか?」
「ただし、条件がある」
「条件とは?」
「ひとつは、佳彦君には社長を辞任してもらい、うちの人材から社長を送り込む。ただし、君のお父さんは会長職で残し、出社しなくてもいいので、毎月役員報酬を支払おう」
「ありがたいです。親父はあんな体になってしまったので、親父とお袋の生活が心配だったんです。僕はまたサラリーマンに戻ります」
「いや、佳彦君には大事な役目がある」
「大事な役目?何でしょう?」
「佳彦君は、うちの娘と結婚して、神崎工業の跡取りになってもらう」
俺は驚きすぎて、何も言えず、口をパクパクさせていた。
「不服かね?」
「僕は、娘さんと、まだ会ったこともないですが」
「大丈夫だ。親の私が言うのもなんだが、娘は器量が良い。佳彦君も気に入ると思う」
「娘さんの気持ちもあると思いますが?」
「娘は私が決めた相手に反対はしない」
「娘さんとの結婚も条件のひとつなんですよね?」
「簡単に言えば、それが唯一の条件だ。佳彦君がうちの跡取りになるから本橋部品製造を子会社にする、そして佳彦君は神崎工業の仕事をすることになるから、本橋部品製造には代わりの社長を送り込む。それだけのことだ」
従業員のことや、親父とお袋の生活のことを考えれば、断る余地はない。唯一の救いは、俺につきあっている彼女がいなかったことだ。
「あと、念のため言っておくが、娘は出戻りだ。まあ今の時代、生娘と結婚なんてことはないだろうから、初婚だろうが再婚だろうが佳彦君は気にしないと思うけど」
神父の話を上の空で聞きながら、今までの経緯を振り返ってみても、俺に他の選択肢はなかったと言わざるを得ない。俺に結婚の約束をした相手がいたわけではなく、毎日の資金繰りで結婚そのものを考える余裕もなかった。だから結婚できるだけでも幸せ者と言えるのかもしれない。そう言えば、もうこの世にいない祖父は、俺が小さい頃に「おばあさんとは、結婚式の時に初めて会った」と言っていた。昔は親同士が勝手に結婚を決めて、当人は結婚式当日に初めて会うなんてことはめずらしくなかったのだろう。令和の時代でも、そういうことがあってもいいじゃないか!と俺は自分に言い聞かせていた。
神父が誓いのキスをと言ったので、俺は我に返った。
紀香さんがこちらを向いたので、俺も慌てて紀香さんと向かい合う。ベールを上げると、初めて紀香さんが顔を上げた。控室にいたときも、バージンロードを歩いていたときも、ずっと俯いていたので、顔がよく見えなかったのだが、初めて間近に紀香さんの顔を見て驚いた。とても美しい人だ。俺は急に胸がドキドキしてきた。そっと顔を近づけキスをする。紀香さんの肩に乗せた俺の手が、震えているのが自分でもわかった。
結婚式の段取りから、新婚旅行の段取りまで、すべて神崎社長が行った。俺がやったことと言えば、披露宴に呼ぶ招待客のリストを渡したことと、式の2週間前に家まで来てくれた貸衣装屋の人に俺のサイズを測らせたことだけだ。あとは言われた日時に結婚式場へ行っただけだった。
新婚旅行は熱海温泉だった。神崎社長ならハワイとかオーストラリアとかにしてくれるのではないかと期待したのだが、国内旅行の定番中の定番で逆に驚いた。現地に行ってその理由がわかった。旅館のオーナーは神崎社長の友達だった。
電車の中で、紀香さんはほとんど話さなかった。何か聞いても一言二言答えるだけで、ずっとイヤフォンで音楽を聴いており、話しかけるなというオーラが出まくっていた。紀香さんは俺と結婚するのは、本当は嫌だったのだろう。
料理は美味しく、大浴場の温泉につかり、部屋に戻ると、紀香さんはすでに布団に入っていた。俺はドキドキしながら、紀香さんの布団に近づいた。
「紀香さん、もう寝ました?」
「ごめんなさい。今日は疲れているので、休ませてもらっていいですか?」
あきらかに拒絶された。仕方なく
「そうですね。今日は疲れているので、もう寝ましょう」
俺はそう言って自分の布団に入った。この悶々とした気持ちをどうやって静めたらいいのだろうか。
神崎社長に段取りしてもらった新婚旅行は2泊3日だった。すぐに仕事を覚えてもらわなければならないので、ゆっくりさせられないということだった。
2日目の夜、風呂から上がると、紀香さんは昨日と同じように布団に入ってこちらに背中を向けていた。さすがに今日こそは初夜を迎えないと、新婚旅行で何もせずに帰ることになる。俺は紀香さんの布団に近づき、枕元に座った。
「紀香さん」
俺が呼びかけると、紀香さんは仰向けになった。
「したいのなら、どうぞ勝手にしてください。私は目をつむっていますから」
まさかそんな言葉を投げかけられるとは思ってもいなかったので、驚いた。
「そんなことを言われて、じゃあ勝手にやらせてもらいますとは言えませんよ。僕とするのは嫌なのですか?」
「佳彦さんが嫌というのではなくて、私は誰ともしたくないだけです」
「何かあったのですか?」
「しないのなら、もう寝ますけど、いいですか?」
俺は頭に来て、いっそのこと勝手にやらせてもらおうかとも思ったが、
「わかりました。私も寝ます」
俺はそう言って自分の布団に入った。
新婚旅行から帰り、俺は神崎社長に聞いてみることにした。
「社長、紀香さんの前の旦那さんは、どういう人だったのですか?」
一瞬で神崎社長の顔色が変わった。
「どうしてそんなことを気にするんだ?」
「紀香さんは、前のご主人のことが忘れられないのか、僕を受け入れてくれないのです」
神崎社長の顔が辛そうに曇った。
「そうか、紀香は、まだあいつのことが忘れられないのか」
「ちゃんと説明してくれませんか。事情がわからないと、僕はどういうふうに対応すればよいのかわからないです」
神崎社長は、仕方ないといった感じで、ゆっくり説明してくれた。
紀香さんと前のご主人が出会ったのは6年前、紀香さんが大学を卒業して就職した年だったそうだ。新入社員の仲間から合コンに誘われ、相手方の男性陣の中にその人はいたということだった。貿易商を営んでいって、海外と日本を行き来している人で、まだ23歳の紀香さんからしてみると、まぶしい存在だったのだろう。その合コンをきっかけに二人は恋仲になった。二人が付き合いだして1年くらいしてから結婚したい人がいるから会ってほしいと言われて会ったが、どうも胡散臭い人物に見えたそうだ。可愛い一人娘の結婚相手としてはふさわしくないと反対したが、紀香さんは家を出て、二人は一緒に暮らすようになった。そうこうするうちに、子供が出来たので結婚を認めて欲しいと言ってきたそうだ。さすがに子供が出来たと言われては、神崎社長も結婚を認めるしかなかった。式は挙げず、籍だけ入れたそうだ。翌年男の子が産まれた。神崎社長としても孫は可愛い。その頃は幸せな穏やかな日々が続いていたそうだ。ところが、それからしばらくして、その男は度々神崎社長に金の無心にくるようになった。事業がうまくいっていないようだった。最初は数十万円の単位だったが、次第に一桁多い金額を無心するようになった。そして昨年、2千万円貸してくれと言ってきた。今までと桁が違うので驚いた神崎社長は、顧問の税理士を派遣して、その男の会社の調査をしてもらった。すると、大きな借金を背負っており、反社会勢力の会社からもお金を借り、男の会社はその会社にほとんど乗っ取られている状態だった。調査した税理士からは、反社会勢力と付き合いがある以上、手を切った方が良い。このままでは神崎工業も食い物にされると報告があった。慌てた神崎社長は、紀香さんに事情を説明し、離婚させることにした。しかし、相手方の男がなかなかウンとは言わない。相手の男が出した離婚条件は少なくない金額の手切れ金と、子供の親権だった。紀香さんは、離婚は仕方ないとしても、子供を手放すのは嫌だと泣いて懇願したが、神崎社長は受け付けなかったそうだ。
「子供だけは何とかできなかったんですか?」
「あの子がここにいたら、将来この会社を継ぐことになる。その時俺が元気ならいいが、そうでないときは、必ずあの男が社長の父親だと言ってしゃしゃり出てくる。それを防ぎたかったんだ。このことは紀香には言えなかったが」
俺は、壮絶な離婚事情を聴いて、しばらく茫然とした。そして、紀香さんに子供がいたことにもショックを覚えた。話を聞くと、離婚からまだ1年ちょっとしか経っていない。紀香さんの心の傷は癒えてないのは明らかだ。3歳の可愛い盛りの子供と別れるのは、本当に辛かっただろう。
神崎社長が用意したマンションでの結婚生活には少しずつ慣れてきた。紀香さんは、食事を含めた家事はちゃんとやってくれた。相変わらず夜の営みには応じてくれなかったが、少しずつ会話をしてくれるようになった。
ある日、風呂から上がると、紀香さんはイヤフォンをして向こうを向いて座っていた。その肩が震えているように思えた。そーっと近寄ると、紀香さんは子供の写真を見ていた。俺は見てはいけないものを見てしまったような気がして、そっとその場を離れた。
俺は紀香さんの子供が、今どうしているのか気になって、本橋部品製造の時に度々信用調査でお世話になった興信所に依頼してみた。2週間くらい時間を下さいと言われていたが、1か月経っても報告がなかった。こちらも急ぎではないので、催促をすることなく待っていたら、2か月ほどしてようやく報告がきた。なんと、この1か月半の間、父親は海外へ行っており、子供は転々と赤の他人に預けられていた。やっと日本に戻って来たと思ったら、数日でまた海外へ行ったそうだ。俺は興信所に追加の依頼をした。
結婚して半年近く経過すると、紀香さんも俺に慣れてきたようで、冗談で笑うことも増えた。普通に接すると、とても明るくて、話しやすく、そして、よく気が付く女性だった。外見の美貌もあって、俺はいつしか紀香さんに惚れていた。そうすると、俺は紀香さんのために行動を起こしたいと思ってきた。俺は思い切って紀香さんと話してみることにした。
「紀香さん、黙っていましたが、前の旦那さんとの離婚の事情は聞いています」
紀香さんは、一瞬眉をひそめた。
「ひとつ確認しておきたいのですが、前の旦那さんのことが今も好きなのですか?」
「それはないです。もちろん、あれだけ好きになった人ですので、全然気持ちがないとは言い切れませんが、よりを戻したいとか、引きずっているということはないです」
「じゃあ、私との夜の営みを拒む理由は何なのですか?」
紀香さんは黙り込んだ。
「別に責めているわけではないのです。理由が知りたいのです。やはり、私と結婚したことを後悔しているのでしょうか?」
「佳彦さんには申し訳ないと思っています。決して結婚を後悔しているわけでも、佳彦さんが嫌いなわけでもないです」
「じゃあ、どうして?」
「もう子供は作らないと決めたんです」
意外な回答が返ってきて、俺は面食らった。
「事情を聞いているのであれば、子供の話も聞いたと思います。大地という名前なんですけど、大地が不憫で、あの子を忘れないためにも、もう子供は作らないと決めたのです。子供を作ったら、どうしても目の前の子供に愛情を注ぎます。そうしたら大地のことを忘れてしまうのではないかと不安なんです。仮に忘れなかったとしても、目の前の子供には色々してあげられるのに、大地には何もしてあげられない。そんなことを考えると、大地が不憫で、だったら、もう子供は作らないでおこう。そう決めたのです」
「子供を作らないということであれば、避妊すれば良いということですか?」
紀香さんは、ジッと俺を見た。言おうか言うまいか迷っているようだ。そして、ようやく口を開いた。
「最初はそう考えていました。結婚する以上は、欠かせない営みであるということも理解しています。だから、あなたに黙って避妊薬を使って、子供は作らないようにしようと思っていたのです。実際、新婚旅行の時から、しばらくは避妊薬を使っていました。でも、そういう問題ではないと思ってきたのです」
「どういうことですか?」
「佳彦さんが、優しすぎるのです」
俺は意味がわからなかった。
「私は今、ギリギリのところで踏み止まっているのです。もし、佳彦さんと、そういう営みをするようになったら、間違いなく私は、この人の子供が欲しいと思ってしまうと思うんです」
俺は、思わず紀香さんの隣に行き、紀香さんを抱きしめた。紀香さんは一瞬体をこわばらせた。
「大丈夫です。これ以上何もしませんから。しばらくこうやって抱きしめさせて下さい」
紀香さんは、おずおずと、俺の背中に手をまわした。
しばらくそうした後、俺は言った。
「紀香さん、大地君を取り戻しませんか?」
俺は裁判所に『親権者変更調停』を申し出る提案をした。離婚時に決めた親権者は、後で変更するには家庭裁判所の調停・審判によって行う必要があり、しかも裁判所を納得させるだけの材料がないと、なかなか認めてもらえない。しかし、興信所からの報告では、父親は1年のうち、4分の1も一緒に暮らさず、赤の他人に面倒を頼んでいる。しかも、父親の事業はうまくいっておらず、経済的にも苦しい状況にあることがわかった。そして、その証拠も色々揃えてくれた。
「じゃあ、大地を取り戻せるということですか?」
「その可能性は充分にあるということです」
そこで、神崎社長が懸念していた問題を紀香さんに話した。
「あの人なら、充分考えられます。どうすればいいですか?」
「まず、申し訳ないですが、大地君には神崎工業は継がせないということを明確にしておく必要があります。私の考えでは、子会社を作って、そこを大地君に任せるようにすればいいと思います。もちろん本人が別にやりたいことがあれば、それを全面的に応援すればいいでしょう」
「そうすると、神崎工業はどうするのですか?」
「そりゃあ、私たちの子供を作るしかないです。ちゃんとした営みで子作りするのが嫌なら体外受精でもかまいません」
「大地さえ、戻ってきてくれるなら、私は大丈夫です」
神崎社長に俺の提案を説明したら、佳彦君に任せると言ってくれた。早速弁護士に頼んで、親権者変更調停を申し立てた。
相手方は海外出張が多く、日程がなかなかとれなかったこともあり、調停は6か月かかった。こちらが提出した資料が功を奏し、また父親も本音は大地君の面倒を見切れないと思っていたのか、途中から投げやりな態度になってきたこともあり、親権者変更が認められた。
正式に大地君がうちに引っ越してきたとき、紀香さんは泣いて喜んだ。母親のことを忘れているのではないかと心配したが、大地君は紀香さんのことをしっかり覚えており、久々に母親に甘えるように抱きついてきた。
大地君が来たことで、部屋の模様替えをした。俺と紀香さんの寝室を分け、紀香さんの寝室に大地君も一緒に寝ることになった。何もなかったとはいえ、結婚して1年間一緒の寝室で寝ていたのが、急に一人になってしまうと、独身に戻ったようで寂しかった。
大地君が来て、4日目の夜中に、俺の寝室のドアがそっと開いた。紀香さんだ。紀香さんは、ゆっくり俺のベッドに近寄り、俺の布団に入ってきた。
「紀香さん」
「長い間待たせて、本当にごめんなさい」
「もう大丈夫ですか?」
「ええ、もう大丈夫です」
「やっと私たちの夫婦生活が始まりますね」
「佳彦さんのおかげです」
「私は、ずっと紀香さんとこうしたかったから、頑張っただけです」
「私も、本当はずっとこうしたかった」
そう言って紀香さんは俺にキスしてきた。紀香さんとキスするのは、結婚式の誓いのキス以来だ。結婚式の誓いのキスには「永遠の愛を誓った言葉を閉じ込める」という意味があるという。俺は、改めて紀香さんに言った。
「紀香さん、愛しています。一生大切にします」
「私も」
二人は、その言葉を封じ込めるように、また唇を合わせた。
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