月の巫女になるという事は名誉というより、辛い自己犠牲的な事なのでしょうか……。
もし月の巫女になったら、彼女自身がロキに命を狙われる子どもになるのでしょうか!?
アストリッドには幸せになって欲しいのですが……。
作者からの返信
ご高覧ありがとうございます。
月の巫女になれば、エルムトの人々から敬愛される存在となるのですが、代わりに祈りの塔からほとんど出られなくなるので自由と引き換えです。そして巫女は夜間のあいだ、ずっと月と月の女神に祈ることを義務付けられています。
活発な女の子であるアストリッドですから、パパたちも含めて周りのみんなは心配しています。
そして、ロキもきますね。ロキは月の巫女を暗殺する命令を組織にされていますので……。
アストリッドは責任感の強い子だから、きっと断ったりはしない、だからイヴァンは苦しく思っているのですね。
やっぱりもう、決定事項なのかなあ。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
番人たちの議会で決定していますし、真面目なアストリッドは断れないとパパたちもわかっているようです……。養父としてアストリッドを大切に育ててきたイヴァンとしては、やはりわかってはいても納得はできないのかもしれません。
巫女になるということはある種の人権が制限されて、社会インフラそのものと化してしまう。
ということですもんね。
例え愛する者が死にかけていたとしても、その者のために祈ることすらゆるされない。
作者からの返信
巫女は神格化されているようで、人間の尊厳と自由を奪われているようなかんじですね。エルムトの民のために祈ることが義務付けられていますから……。