第39話
小説「ゼロの駈け引き」テーマソング
①右手を添えられた背中の温もりが優しい
あなたの真心が仄かに心臓を包むゼロからの会瀬
イノセントな恋の方が僕らは萌える
②東風吹かば涼しげなノスタルジー、セピア春のひととき
「好きです」と告白を出来ないもどかしさ
麻痺側に立つあなたの優しさを感じた刹那、上り坂を上がり切ったら終わる、弾んだ息遣い5割増しの笑顔
メンションの時間(とき)が過ぎて行く寂しさを克復する試練を肌で感じた。
ゼロの駆け引き流れるままに時代(とき)の恋心は映える
ゼロの駆け引き流れるままに漂う時代の恋心は映える
右手を添えられて坂道を上がり切ったら歌詞が出来ていた。
ラブソングのように思えるが、あくまでもテーマソングだ。
そしてポラリスから帰宅をして、昼食を採りすぐさま作曲を終え小説を書き始めて夜の9時には短編小説が出来ていた。即座にユーチューブにアップしていた。
この時の須崎さんが小説の主人公のモチーフとなり、篠山静夫さんにはスピンオフにて準主人公のモチーフとなって頂いた。
小説「ゼロの駈け引き」のプロットが戦時中のタイムスリップというありきたりのストーリーだったのが応募した新人賞に落選してしまった。
しかし、篠山静夫シリーズの小説はもう50冊は書かせて頂いている。
「ゼロの駈け引き」のプロットはこうだ。
1945年4月7日、40ミリ高射砲を積んだ無敵の戦艦大和が呉港を離岸した。
護衛に篠山静夫(ささやましずお)や曲がり角祐次(まがりかどゆうじ)らの搭乗した零戦を従え那覇目指して航行する大和の遥か頭上では、高度1万メートルに達した! 日本軍から押収したゼロを解体研鑽した新開発のファントムが35機、虎視眈々と護衛のゼロを俯瞰していた。
刹那、急降下!
先頭のゼロを狙い機関銃を連射した! ガガガガ!ガガガ!
「エースの本村班長!」
祐次が叫び堕ちて行く本村の搭乗機を目掛けて止めを刺さんと追うファントムの尾翼の追跡をする祐次の搭乗機を援護しながら篠山は旋回、回転しながら追尾!
ガガガ!ドン!結構な衝撃が篠山の腹部に与えられた!
「自分も戦死?」白い雲に突っ込んだ機体を制止するまま・・・。
遠退く意識に視界が拓け、舗装整備された滑走路のような・・・。
広い?
米軍の基地?
ラバウル?
逡巡しながら走り寄る
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