第35話素晴らしいポテンシャル

しかし、3年生が卒業してから部員数が部活動の規定数に及ばず、同好会に格下げされて会長にまつりあげられ不本意ながら部員の代表になった。

 と、同時に顧問がタマケンに代わり打ち合わせをしに職員室に行ったとき、「俺はラグビーのルールを知らんもんな、勝手に為らされたからもうテキトーに走っておけや。」

 タマケンにケンもホロロだった。

走るといっても3年生に菊水山まで走って行かされ頂上へ着くや否やポケットからマイルドセブンを取り出し百円ライターのチルチルミチルで火を点け、ドヤ顔でスパスパとやり出したからこんなラグビー部は絶対強くならないと思いタバコは絶対に咥えなかった。

 と、いう話しをしたら「走ってもエエけど菊水山へは行ったらいかんぞ!」と、縛りを付けられた事がある。

 そして平塚亮一さんは、「僕が○○ホーム出身だと知ると、自分は建築士だと明かしてくれた。

「二級ですか?」と聞くと「いいえ。」と、いう。

 残るは構造計算が出来る一級しかないじゃないか。

もう普通の乗用車の様に羊の皮を被ったBMWだ! 

テイクバックが僕とは違い過ぎる!

 二人のスキルに多少なりとも噛り付いていた僕は、辛うじて二人と話しが出来るサイトに居た。

 いや、話しを合わせて頂いているのかも知れない。

そして僕達は友達となった。

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