一章六話 乾茉莉花1/2
弱小だった吹奏楽部でそれなりに形の整った活動ができたのは、もう卒業した一個上の先輩方のお陰だった。
あたしたちの代はその一つだけ歳が上の先輩たちととても仲が悪く、ほぼ全員がもれなく関係に亀裂や溝を作って険悪な状況下にいた。
昨年のコンクールは銀賞。
トロンボーンに命を懸けていた憧れの先輩の、やりきったような、まだ煮え切らないような。どうしようもない涙で溢れた笑顔を未だに覚えている。
翌年、入部希望者が近年稀に見るレベルで少なかったためか、あたしたちが挑んだコンクールは小規模編成の部となった。結果は金賞――よほど優秀なところを除いて、そのとき貰える最高級の賛辞。けれど、それ以上でもそれ以下でもない。
なんで金賞だったのか分からないけれど、間違いなく去年より演奏は劣っていた。それだけは絶対に間違いない。
「先輩を超えた――!」
誰かがそう言った。
ぐちゃぐちゃにしてやりたい。もう二度とその口が開けないように。
そう、思った。
◇◇◇
「乾ちゃん、一緒に帰ろ~」
「うん、いいよー」
中学一年生。あの頃はまだ今に比べて可愛げのある人間だったと思う。歳相応の振る舞いをしてそこそこに友達もいて、誰かを跳ねのけるような態度なんて一度もとったことはなかった。
あたしの父親はいわゆる転勤族で、あたしが物心ついてから二回は転勤による引っ越しをしていた。だから片田舎の中学校に知り合いはいなくて、入学直後にたまたま仲良くなった子と同じ部活に入って、一年目はそれなりに楽しんだ自覚がある。
「乾ちゃんトロンボーンなんだ、わたしクラリネットになったよ!」
「良かったね、第一希望じゃん」
「うん! これから一緒に頑張ろうね」
屈託のない笑顔。彼女は人懐っこい性格となんでもこなす器用さ、総合的に器量の良い人柄で、同学年・先輩から人気を集めていた。彼女も都会から親の転勤で引っ越してきたばかりらしく、あたしが優秀なその子と仲良くできていたのはその接点があったからだ。
そうでもなければ、きっと何もなかった。何もない方がよかった。
「乾ちゃん頭いいよね、勉強教えて貰っちゃおうかな~」
「何言ってんの。十分勉強できるでしょ」
「えー……でもさ、お互いの苦手教科教えあったら最強じゃない?」
「それはまあー……確かに?」
「決まりっ」
整った容姿、一挙手一投足から溢れ出る優れた人間のオーラ。凡庸で平凡で平坦で取り柄もないあたしからすれば、彼女は憧れだった。憧れで、羨ましくて、その時は妬み嫉みなんて感情はなくて。
ただただ、光だった。
「乾ってあいつとすごい仲良いよね、なんで?」
「え……なんでだろ、自然と?」
「疑問形かい。この前遊びに行ったんでしょーあたしらも行きたいなー」
当然、そんな彼女の傍に居たら他の生徒と関わる機会も増えてくる。次第にあたしの周りにも「あの子と一番仲の良いやつだから」と寄ってくる人が多くなり、毎日が騒がしくなった。
「……うん、なんで、仲良いんだろうね」
中学に入るまでの記憶は、灰色――なんて色すら濡れないくらい無色。人と関わるのがどうしても苦手で、自分から誰かに声を掛けることがなかったから、友達なんていなかった。
「――あっ、ごめ……っ」
「ぶつかったくらいでいいって。気にしいだな?」
「あはは……怪我がなくてよかった」
自分が嫌いだ。
誰かに触れたとき、そして何が都合の悪いことが起こった時。過失の全ては自分にあるのではと思ってしまう癖がある。たとえ自分が悪くなくても、お互い悪くても、誰も悪くなくても。
あたしはそういう人間だった。
自己肯定感というものが生まれつき欠如しているんじゃないかと思うくらい、自分を好きになれない。なんでもかんでも後ろめたさを感じてしまって、悪いことがあれば延々と引きずってしまう。
機嫌を損ねたか、どうか。会話の合格判断基準はそのくらいで、常に無数の選択肢から一つ一つ間違えないように選び続ける。今日は悪い印象を与えなかったか、さっきの発言は大丈夫か、セーフかアウトか――その問答の繰り返し。
自分が何か失態を犯した日なんて最悪だ。一週間以上引きずって、思い出すたびに胸の端辺りが絞られたみたいに痛くなる。
“気にしなくていいよ”
“大丈夫”
そんな慰めの言葉を掛けられても意味なんてない。自分の言動には誰かを負の方向へ突き動かす力がある気がして、それによっていつ嫌われるのか――好かれなくなるのかばかり考えて生きてきた。
口に出せば三時間。ミスを犯せば三週間。
反省に必要とする時間だった。
それら全て気にせずに生きられる人間になりたい。図太く、自分本位に、少しのミスでは動じないくらいのスルースキルが欲しい。なれない。難しい。
気になることは多々ある。本当は他人の言動に引っかかることも沢山だ。それらひとつひとつ言葉にしてはっきりしないと気が済まない。だけど言葉にするのは億劫だ。波風立てたくないなら全て肯定するほうが良い。
喧嘩するならお互いの胸中を全てぶちまけてスッキリしてしまいたい。できるものならそんな友人に恵まれたかった。そんなものはドラマや映画の中にしかいないのだけど。
でも喧嘩は嫌だ。きっとそんなものをしてしまえば、相手が誰だろうと心臓が張り裂けて動けなくなってしまう。考えるだけでもうお腹が痛い。
言い争いも、何もせずに円満な関係でいたい。
争いたくないから人の機嫌を窺ってしまう。嫌われたくないから自分の言動を振り返ってしまう。そうすると「人にとって関わりやすい自分」が出来上がってしまって、いざ不満があった時に胸中を吐露すると絶対に空気が悪くなる。顔色を窺わないと人と関われないし不安が大きくなるから邪推ばかりしてしまう。だから文句は言わないようにするけど自分の心の底に不平不満は溜まっていく。しばらくすると無視できないくらいに膨れ上がって争いのもとになりそうだ。嫌だ。嫌われたくない。
「まあいいや」「どうでもいいや」ができない。一度気にならなくなったつもりでもふとした時に気になる。毎日毎日一人で反省会を開いては解決策が浮かばなくて、時間だけ無意味に過ぎ去っていくのに朝だけはきっちり時間通りにやってくる。
人と関わるのに向いていない。
自分の人生の舵を切っているのは、いつも他の誰かだった。
あたしの心は、いつも得体の知れない黒に侵されていて。それを隠したまま凡庸な女の子で在り続けた。
「なんで暗い顔してんのー」
「あ……いや、ちょっとね。先輩に注意されちゃって」
「えー?」
のほほんとした雰囲気の彼女には、きっとこんな話をしても無意味だ。
だってあたしは、入学してからずっと仲良くしてくれている彼女にすら後ろめたさを感じている。こんなあたしと関わっているのは何かの間違いなんじゃないか――本当は何か、心の奥底で企んでいることでもあるんじゃないか、と。拭い切れない根拠のない猜疑心だけがぐるぐると渦巻いていた。
そんな気持ちを抱えたまま、仲良くしてくれているその子に関わるのが申し訳なくてたまらなかった。
「大丈夫だよ、茉莉花は真面目だもん」
「……真面目なのは誉め言葉じゃないよ」
「誉め言葉だよ」
夕日を眺めながら、それこそ何の根拠もないのに彼女が口にした言葉。
今でもよく覚えている。
「真面目で、周りのこといっぱい考えてくれる。茉莉花の一番いいところだよ」
屈託のない笑みがトワイライトに溶け込んで、気恥ずかしさに染めた頬も見えなかった。
あれは救いだった。何も持たないあたしに価値を見出してくれるような、魔法の言葉だった。
あの時は、確かに救いだった。
◇◇◇
「乾、レイルやってたら交換しねえ?」
「え」
青天の霹靂という言葉の意味を調べた日。
クラスメイトだけど接点のなかった男子生徒が急に声を掛けてきた。照れくさそうに、ぶっきらぼうに連絡先を求めてくる彼に、あたしはどぎまぎしながらスマートフォンを差し出す。今まで体験したことのない時間と気持ちだった。
彼も万能になんでもできる人で、あたしみたいな真面目なこと以外取り柄のない人間は絶対に釣り合わないと思っていた。そもそも異性がよくわからなくて、話し掛けることはなかったのだけれど。
『暇なら今度出掛けようぜ』
しばらく学校とレイルとでやり取りを続けたのち、会話の流れをぶった切ってそんなメッセージが送られてくる。あたしの心臓はどうにかなりそうだった。頭の方はどうにかなってしまったらしく、その予定の日までの記憶はない。
きっと浮かれていたんだろう。彼が話しかけてくれることで自分の心にあるモヤモヤも形に成りつつあった。ときめきとかキラキラとかそういう眩しいものが心に流れ込んできて、あたしじゃないあたしが感情を支配していく。
「あ、来た来た。やっほー茉莉花!」
だから予定当日、二人きりではなかったことに反応できなかった。
「……え、あれ」
「おー悪い。こいつが何人か誘おうって言ってきてさ」
「でもみんな用事があって来れなくなっちゃったって。だから三人で遊ぼ?」
黒い予感。形を成していた想いのなかに不思議な感情が芽生えていく。
なんで、どうして、あの子がいる。彼があたしを誘ってくれたんじゃなかったのか。
――“そういうこと”じゃなかったのか。
そこから、あたしは何も考えたくなくて、仲良くしてくれたあの子とも話し掛けてくれた彼とも少し気まずくなって。
というか気まずいどうこうは関係なく、あたしが段々と二人から距離を置かれていった。三人で数回遊んだあとは一切連絡が来なくなり、そして。
「――え、付き合い始めたん!?」
「ちょ、声大きい! 恥ずかしいから言わないで!」
あの子は――あいつは、あたしが好きになりかけていた彼の心を奪った。
男なんてそんなものだ、という結論に至ったのは恋愛漫画で割とありがちな展開だったからだろう。それでも心の傷は隠しきれなくて、もう本当にあたしは誰のことも信じられなくなっていった。
信じてたのに、信じてたのに、信じてたのに、信じてたのに――信じたかったのに。
「? なあに、茉莉花」
一度だけ思い切りぶん殴ってやろうかと思った。青春を奪われたという自覚が今まで友人だったそれを“敵”としか認識できなくてしていて、全て悪い人間のように思えてしまう。
「……。……、……なんでもない」
それが彼女との最後の会話。あとはもう、教室も部活も同じで気まずい程度のこと。
彼女は吹奏楽部内でも幅を利かせていて、真面目に努力している先輩たちを嘲笑うようになっていった。まるで才能に胡坐を掻いているようで、もう見ていられなかった。
二年に上がった頃から、中学時代の記憶は朧気だ。無心で学校に通い、家に帰れば好きなアニメや漫画を見て過ごす。それだけ。
だって出掛ける友人も話す相手もいないのだから、もう二次元に逃げるしかなかった。
そうこうしてまた無色になった生活を過ごしていき、あたしの中学生活はすぐに終わりの時期を迎える。再び狙いすましたかのように父の転勤が重なって、今度は都会の方へ行くこととなった。正直どうでもよかった、早く離れたかった。
『そっか~りかちゃんも高校生かあ~。早いねえ! お姉さんは時間の流れが……ううぅ……つらい……』
引っ越したら高校はどうするんだろう、なんて呑気に考えていたあたりの頃。叔母の比奈さんと久しぶりに通話で喋った。穏やかなお母さんのお姉さんだけど、彼女はどこか抜けているような人柄だ。小さい頃からよくかわいがってもらっているから、あたしが素直に接することができる数少ない人物の一人だった。
「まあ……高校生になるっていっても、何も成長してないけどね。あたし」
『そんなことないでしょうが! この前の写真見たけどちゃ~んと……女の子っぽくなってるよ~? 色々』
「えっちょ……お母さん! あたしの何の写真みせたの!?」
というか写真を撮られた記憶がない。こういう時は大抵ろくでもないものを勝手に撮られているに違いなかった。
『それは置いといて、りかちゃんが引っ越したらウチの家とだいぶ近いとこ住むっぽいのよね』
「え、初耳……じゃあ、比奈さんの家に遊びに行っても良い?」
『よっしゃ、綺麗にしとくわ。任せなさい』
「ちゃんと綺麗にしといてね……」
『はいはーい……それでなんだけどね、ウチが買ったけど使わなかったものがあって。折角家が近くなるなら貰ってくれないかな~と思ってさあ』
なんだかこの時、比奈さんの声が少し笑っていたような気がする。いや実際に笑いを必死に隠していたんだと思う。比奈さんは基本すごく優しいお姉さんという感じだけど、アニメや漫画の話をするときはちょっと変な感じがする人だ。あたしも好きなアニメの話とかをしたいときはだいたい比奈さんに話を聞いてもらうけど――比奈さんから話を切り出すとき、ちょっと悪寒を感じることがあった。
「別に貰うのはいいんだけど……何? なんか大きいもの?」
『まあまあ! 引っ越してからのお楽しみってことで!』
この時もそんな感じで、でもあたしはそれ以降、流れるように進んでいく引っ越しの計画にもみくちゃにされてしまって。
中学校生活最後のあれこれなんて気にならないくらい、意識は次の生活へと向いていた。卒業式もすぐにやってきて、それとほぼ同じ時期に、三年間過ごしてきた街をあとにした。感慨は特になかった――別れを告げる人も、特にいなかった。
兄が引っ越しに合わせて一人暮らしを始めた。前より少し気持ち狭くなった家や部屋と、前より圧倒的に利便性の増した周辺の環境。自然の匂いが減って灰色が増えた。都会ってすごいなあなんて、漠然とした感想だけが浮かんでしまう。
そうして新しい生活があっけなくやってきたあたしは、言われた通り比奈さんの家に行って「貰ってほしいもの」を取りに向かった。春休みのうち一日を使って向かった先は、徒歩十分で行けるくらいの距離。本当に近かった。
「やっほーりかちゃん! さあさ遠慮せず入って入って!」
「あ、お……お邪魔します……」
――そうして見せられたものに、言葉も出なかった。
「はい!」
「……」
「いや~ウチはもう若くないし、それでもいけるかな~歳なんて関係ないかな~と思ったんだけど……やっぱ大事なのは若いうちにあるフレッシュさだって気付いたんだよね。だからこれは、これから青春を過ごすりかちゃんが持つべきじゃないかと!」
「あの、比奈さん、これは……」
開きっぱなしのデスクトップ、画面に映るキャラクター。その他よく分からない機械が多数。比奈さんの過ごす空間には部屋がいくつかあって、そのうち一つにそれらが凝縮されている。どうやらそこは防音室らしかった。
“デビル・レイナ”
すごく綺麗なイラストと、それを基につくられた――モデル? のキャラクターが映っている。レイナという名前らしく、悪魔と書かれているだけあってそれっぽい特徴が多々見受けられた。
こうもりっぽい黒の片翼と、同じく黒の片角。金色の綺麗な髪をツインテールに結んだそのキャラクターは、それらの特徴とは対照的なほどキラキラした目をしている。赤と青のオッドアイは、生きる希望に満ちたような光を灯していた。
これが何かくらい、流石に分かる。
「モーションキャプチャーとか色々買ったんだよね! 最近流行ってるじゃん“シングロイド”! でもさっき言ったとおりウチはもう始めるには遅いから……だからりかちゃんのために、用意してみました~!」
「よ、用意してみましたって……こんなの受け取れるわけないでしょ!?」
「お金は気にしないで良い。こう見えてブラック企業で馬車馬やってた時代の貯金があってね。道楽にはいくらでも落とせるのよ」
「格好付けていうことじゃないわよ! いや、それもだけど……!」
シングロイド。
新時代を担うアイドル、としてここ数年で栄え始めている文化だ。
あたしはアニメや漫画、インターネットの動画もそれなりに暇さえあれば見ている人間だから勿論知っている。それを実現するためにどれくらいのコストがかかって、どれくらいの環境が必要なのかもある程度は理解しているつもりだ。
だけど、問題はコスト以上に――あたしにこんなことできるわけがない。
現実も全くうまくいかず、思い出も作れず、自分を好きになれない、そんな面倒くさい人間が。誰が見るかも分からない動画配信者になんてなれない。
しかもこんなにかわいいキャラクターで? 冗談もほどほどにしてほしい。今にも動き出しそうな“レイナ”は、黒いフリフリの衣装を身に着けている。あたしがこれを纏って演じる姿なんて想像できない。
既にデザインもモデルも出来上がっているのがちょっと怖いけど、丁重にお断りしよう。
「えぇ~これすっごいかわいいね! ホントに使っていいの~!?」
「急に手のひら返してきたねえ! やっぱりかちゃんなら分かってくれると思ったのよ~!」
いやいや、ごめんだけどホントに無理だから。
何言ってるの? 今断ったよね、手のひらってどういうこと?
そう言おうと思っても、何故か口が動かなかった。
「でもな~んか、レイナ……って名前はいいんだけどさ~。足りない気がする。もっとかわいくて~悪魔っぽくて~みたいな名前にしたいよね」
口が勝手に動いていることに気付くのに、時間はそうかからなかった。
いや、口だけじゃない。体の自由が一切効かない。勝手に動いて勝手に喋っている。いつもの地味で棘のあるあたしじゃなくて、信じられないくらい明るく振る舞うあたしがいるのが分かった。
「ん~……わかったぁ! 名前の響きが弱いんだ~! ちょっとだけ名前、変えていいかなあ?」
「もちろんいいとも! というかりかちゃん、そんなキャラだっけ……? いや、そのくらい乗り気ってことか……!」
違う。それはあたしじゃない。勝手に話を進めないでよ二人とも。
体の支配権っていうのだろうか、あたしじゃないあたしが比奈さんと喋って、しかもそいつはシングロイドに興味津々だ。得体の知れない何かに乗っ取られている。
「じゃあね~……“ナカユビアクマ”の“ラヴリーレイナ”にするね? あ~びっくりするくらいかわいいかも~★」
そうしてこの世に、新人シングロイドが生まれてしまった。
ナカユビアクマとかいうふざけた名前をつけたそいつは、その時だけの白昼夢とかそんなものではなかった。
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