第248話 先鋒にて激突! (8)
まあ、こんな感じだよ。
我が一族の者達は、血の気が多く、武に秀でる者達が綺羅星でいるから。
御方が私の申してきた通りになってきているから。
「ああ、静かにしろ、皆~! 貴様等が武に秀でている事は、同じ身内である私や長……。そして男王も理解はしてくれている。だから私に皆を託し、本体がつくまでに敵の出鼻を叩き、戦意を落とし、楽な戦……。こちらの思い通りの戦ができるようにと指示を受けてはいる」と。
私が高らかな声で、皆へと説明をすれば。
「うぉっ、しゃぁ、あああっ!」
「やるぞぉ、おおおっ!」
「男王に俺達のほんとの力を見せてやるぞ!」
「うちは、この戦が終わったら。うちのひとに種付けしてもらって、子を産むんだ!」
「ああ、うちもだ、よ!」
「俺は手柄を立てて、男王から褒美に嫁さんを貰うんだ!」
「ああ、俺も!」
「俺もだぁ!」と。
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