第249話 先鋒にて激突! (9)
我が一族の者達の後ろに控える、人種やエルフ、インプやゴブリンの兵達が苦笑いをするような事を。
家の者達は平然と告げるから。
「あんた等ねぇ~」
エルムが呆れた声で呟けば。
「お前等~、少し、静かにしろ~。ここからの話しが大事な話しだぁ~。俺やエリエ、エルムが男王から授かった策! 作戦を俺達の隊長さんが説明をするから良く聞いて、お前等も計略と言う物を覚えろ~。男王は、俺達身内のことを当てにしているから。自分の本来の手勢の、強力な家臣の者達をエリエに預けたのだから~。お前等は男王の身内として恥じない行動をしろ~、分ったなぁ~」と。
ウォンの奴が呻り吠えれば。
「…………」
皆、この通り、大人しくなるから。
私は、この隊を率いる将軍として、自身の口を開き。
「私達が御方から授かった作戦と言うのは……」
と、説明を始めだす。
◇◇◇
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