第238話 いざ! 進軍! (2)

 そう、家の領地の女王陛下を名乗っているシルフィーの奴が。


「陛下~、朕の威光のために、最新兵器をふんだんに使用して敵を粉砕してたもれ」と。


 何か、時代劇と言うか?


 中世の中華の太后や日本の奥方さまみたいな言い方をしながら。


 僕達領主の主君に当たるウィングルの女王陛下に謀反! 刃を向けた敵を粉砕しろと告げるから。


 この度の戦で使用──!


 ウォーウルフは平原でなくても、藪の多いい亜熱帯のジャングル内でも機敏に走れるから。


 僕は超期待をしているのと。


 こちらの世界の象のような容姿で、牙が四本ある生き物……。


 マンモーの部隊百機をサラに預け、妙に派手、派手しく着飾りと。


 日本で購入した化粧品をふんだんに使用し、メイク!


 自身の大きな乳房を、マンモーの鼻のように揺らすシルフィーの騎乗するマンモーを輪形陣のように護衛する布陣までが、先鋒と中堅でね。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る