第229話 ウィングルの女王からの手紙(5)
でも僕の女神さまは。
(いや、絶対にいかない。陛下についていく……。それに朕がついていかないと。何処の領主かわからないでしょう、陛下?)と。
僕とシルフィーの二人が脳内で夫婦喧嘩をしていると。
フェインが、こんなくだらないこと、と言うか?
シルフィーのバカが、お妃さま達にくだらないことを言うから。
僕の口から一番、フェイン達に言いづらいこと。
そう、『男ならば、誰構わず、股を開き、S〇Xをするような女のことをビッチ! セフレって言うのだよ! このパン助がぁ!』と。
僕が吠えながら説明をしなくてはいけないことをフェインが尋ねてくるから。
僕の顔色は変わり、フェイン達に何て説明をしようかな? と思っていると。
「陛下に対して夜伽でよく尽くす女性のことを異世界では、ビッチ、セフレと申すのですよ。貴方達……」と。
僕のバカ女神さまがちゃんと誤魔化してくれた。
「へぇ~、そうなのですか、女王陛下?」
「それは知らなかった」
「そんな言葉が異世界にはあるのですね、陛下……」
「私も健太さんの産まれ故郷に言ってみたいな」
「どんなところなのですか、異世界は?」と。
ルイジがシルフィーに尋ねると。
その他の妃さま達もシルフィーに尋ね始めるから。
ビッチとセフレ……。
僕のお妃さま達の大半に当てはまると、言うか?
この世界の女性の大半に当てはまるのではないか? と思われる言葉を僕は、みんなに告げなくてすんだと。
ホッ! と、胸を撫でおろし、安堵すれば。
「あなた?」とシルフィーが僕を呼び。
その後は僕に、副将の候補を数名挙げてくれる。
◇◇◇
(お願い)
レヴュー・星・感想・ハート等を軽い気持ちで頂けると励みになりますのでよろしくお願いしますm(_ _"m)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます