第2.5話 仲のいい二人

「お姉ちゃん、二人を学校に送ってくれてありがとね」


「それはそれはどういたしまして」


「コーヒーできてるけどいる?」


「いる!」


二人にとって大切な時間。

それは姉妹仲良くおしゃべりをすることである。

だがしかし、今日はそんな時間はないのであった。


「お姉ちゃん、リナに壁壊せさせたのって本当?」


「…………!?」


ミレアは同様する。

話はあると思っていたが、それは他2人もいる時に話すと思っていた。

だが、アリスは直接ぶち込んできた。いまずぐに。


──────────そう。

アリスは朝の件、かなりブチギレている。


「えぇーっと…………」


ここで言い訳をすれば間違いなく、怒鳴られる。それどころかそれ以上の物が飛んでくるかもしれない。


正直に言えばそれはそれで飛んでくる。


ミレアが出した決断は……


「あっ!?逃げた!」

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君にとどける花束 三冠食酢 @natinati

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