舐めたヤツは叩くまで

静寂と笑い声が交わる中、二人はミレアがいる方へと歩いていく。


「それで作戦とかあるの?」


「ない!」


「はぁ〜、そんな気はしてたわ」


作戦なんてものは考えても意味が無い。それが通用しないという事はさっきよくわかったからだ。



「でも決まってることはある。ボコボコにする」


「殺しは?」


「アリスちゃんダメだよ〜、女の子が殺すとか言っちゃ〜」


「助けたの間違いかしら……」


「……殺しはしないよ。人が死ぬのは悲しいからね……。でも、首から下は花壇にでも埋めようと思う!」


「鬼か貴様。そんなの拒否よ拒否。……でも、ちょっとやってみたいかも……。殺さないなら私、あいつと話したいことあるから、わたしの家に連れていくけどいい?」


「許可しよ〜」


そう言って笑い合う二人。

こんなに楽しそうに話しているフロイラインだが、一つ気になっていることがあった。


「…………そういえばさ、なんで……、なんでアリスは私の事助けてくれたの?」


「はぁ?今更?私はあんたを助けたいから助けたの。私はあんたの境遇が分かるってのもあるけどね……」


アリスはさっきの私のような顔をしながら言った。


「でも、それ以上に……、私より哀れに見えたのよ……」


そう、小さな声で言うアリス。

私はこの時の意味がわからなかった──────


「やぁやぁ、急に居なくなるから寂しかったよ」


いきなり目の前から私たちへと甲高く響く声。

さっきまで殺しあった仲なんて思わせない笑顔でそこにいる。

ミレアだ。

能天気であの憎たらしい笑顔。そして平気で「寂しかったよ」なんて嘘をつく性格。

いい性格してるよ、本当に。


「よっ、ミレアさんどうも。寂しかったよ、十分くらいあんたの顔を見れなくて泣いたんだよ」


「あらどうも、そんなに私に会いたかったのかい 実に嬉しいよ。チューでもしてあげよっか?」


……やっぱりこいつは嫌いだ。フロイラインはそう思った。


「そっちはアリスちゃんかな?昨日ぶりだね ほんといつ見ても可愛いなぁ」


「うるせぇよカス。私は昔からあんたの事が嫌いだから喋るな。口が臭い」


何故かアリスは私よりキレている。嫌いとは聞いていたが、本当に嫌いなんだな。


「それじゃ、始める?君たちを待っていたら……どうも暇で」


「おっけ。あっちも大丈夫みたいだし、いくよアリス!」


「そのつもりよ」


そう会話を交わした刹那、その瞬間には辺り一帯の建物は破壊され、代わりに辺りを埋め尽くす一つの天へと昇る氷塊ができた。


「すっご……」


感嘆の声。

アリスが放った氷結魔法だ。

普段戦っていたりして才能はあるとは思っていたがここまでとは思いもしなかった。

だが驚いているフロイラインとは裏腹に、アリスは冷や汗をダラダラと流している。


「あ……、ごめん……殺っちゃったかも……」


アリスはそんな事言いながらフロイラインを見た。

そんな人を殺したみたいな表情で私を見られても困る。

というかこの威力だ。死んでいてもおかしくない。


「殺すのはなしって言ったじゃん!」


「だって学校の授業で本気なんて出したことないのよっ!でも大丈夫、こんなんじゃ死なないと思うから……。多分……」


そんなあやふやな解答するアリスにフロイライン頭を抱えてしまった。

あれ程殺しはなしだと言ったのに。


それにしても、一体アリスは私のどこの部分の話を聞いてOKを出したのだろうか。

フロイラインは、そんな事思いながら焦っていると氷塊に亀裂が入った。

その一つの亀裂は金属を削るような音をだしながら地面と空に亀裂へと広がり、フロイライン達の足元まで広がった。


「君たち七燈を舐めすぎ。優しいお姉さんが怒ったら怖いんだぞ?」


その聞き覚えのある声は、私たちの後ろから耳元で囁くように言った。

さっきまでの雰囲気などすぐになくなり、すぐさま後ろに下がり攻撃態勢に入る。


何故だ。アリスの攻撃は確実にミレアを閉じ込めたはずだ。

避けられたとしてもあの氷のでかさだ。どこかにダメージを与えていてもおかしくない。

だが、こいつは目の前に無傷でいる……。

まるで、あの場所にいなかったかのように……。


「いやぁ凄かったね、今の氷。一年くらいかき氷作れるんじゃない?」


「どうやって……」


「どうやってって、そりゃぁ……─────」


「……あいつは、フロイラインと同じ力よ……」


ミレアの言葉を遮るようにアリスはそう言った。

私と同じ力……。ジャッジか……。

だが、それにしても威力がおかしすぎる……


「あいつの力は、空間を操る力……。瞬間移動からブラックホールを作るまでなんでも。その力で強制的に空間に穴を空けて広げたのよ……」


アリスがした話を聞いて私は納得した。

信じられない話だがあの時、アリスが消えた理由も、持っていたナイフが無くなった事もその力を使えば説明がつく。


氷に簡単にヒビが入ったのも、空に亀裂が走ったことも、その力を使えば不思議じゃない。


だが……、そんなものは……──────────

神の領域だ……

その力を使えば世界を壊すことだってできるはずだ。

まさに、怪物。故に七燈。

フロイラインはことごとくそれを思い知らされた。


「……あれぇ、フロイライン?手が震えてるよ?君一人で戦わなきゃいけないもんね」


そう、私達を不敵に笑うミレア。

一人……。アリスを見てみると足に手を当てながら地面へと倒れ込んだ。

手をどけ、アリス足を見てみるとに空に広がるような同じ亀裂が入っている。


「地面から流れ込んじゃったか」


「どうゆう事よ」


フロイラインが聞くと、ミレアは淡々と自分の力について語り出した。


「……私の力で一個ね空間に穴を空けちゃうとどこまでも広がるんだよ。物体である以上亀裂が入れば海も空も壊れて当たり前だ。この世界にある全部が私の物なんだよ。アリスちゃんは地面の亀裂を踏んだからそうなったんだよ」


ミレアはそんな事を言いながら、一歩づつ私達へスキップをするかのように近ずきながらフロイラインへと言った。


圧巻。恐怖すら覚えるほどに。

一挙一動作全てが段違い。 まるで底が見えない。

フロイラインは体が固まって動けなかった。


私は、戦うと決めた。それは、復讐ではなく私自身の悲しみを終わらせるために。

それは私が初めて決めたことだ。

でも……、やっぱり……怖い……。

今の私には壁が高すぎる……。勝てるのか、こんな相手に……私が……


「フロイライン!」


アリスが叫んだ。


「なにビビってんのよ!こんなやつなんて簡単に倒せるわよ!」


「でも……」


「私はまだ大丈夫!今まで私が知らない痛みをあんたはずっと受けてたんでしょ!なんでまた一人で傷を負おうとしてるのよ!今から私はあんたと一緒に背負うから!一緒に戦うから!!」


フロイラインはその言葉ばを聞いてハッとした。

そうだ、決してアリスは一人になんかしてくれないんだ。

いつもそうだった。なんだかんだ言って鬱陶しいほどに着いてきてくれる。

今もそうだ、こんなにボロボロなのに。

本当にいつも笑顔になれたよ。そして今も。


「これで負けたらアリスなせいにするからねっ!!」


「援護くらいしてあげるわ。でも、当てちゃったらごめん。あと、はいこれ───」


「なにこれっ……ってこれ私のナイフ!」


唐突にアリスからいきなり渡されたのは、あの時急に無くなった私専用のナイフ。


「なんでアリスが持ってんの」


「なんか走ってたら前にいきなり落ちてきた」


「アリス一体どこにいたのよ……」


「あいつのせいで下の街まで飛ばされた」


まじか……。なら、ここまで戻ってきたという事はカイル先生の垂直人間砲丸投げをまた受けたのか……。

後でマッサージでもしてあげよ。


「まっ、ありがとねアリス」


このナイフが帰って来て良かった。

なかったらなかったで、それは別に良かったんだが。

──────────今ならできるはずだ。

血はもう私の中へと流れている。


「ジャッジだ やってやるよ私のために」


息をつき、フロイラインはナイフを手の甲へと深々と突き刺し、ナイフが手を貫通する。

落ちていくナイフについた一滴の血が地面に写る空へと浮かび、世界を照らす満月を紅へと染め一つの剣を創り出す。


「カンペキっ!!」


そう満面の笑みを浮かべ剣を持っているフロイライン。

今にできるフロイラインの最高の真作。


「いいじゃないその剣。あなたにしか出来ないもの。でもフロイライン……、手痛くないの……?」


「めっちゃ痛い」


「はぁ……、これ終わったら治してあげるわ」


「ありがとアリス」


「まぁいいわ、やって来なさいフロイライン」


「よし、楽しくいこう!!」


フロイラインは構える。

刹那、ミレアの目の前の時空が歪んだ。


それと同じく見えたのはフロイラインただ一人。

ミレアの目の前に現れた先程まではいなかったフロイラインがそこにはいた。


振りかぶるは血の剣。

それに続くは世界へと鳴り響く一閃の轟音。


ミレアは間一髪でかわすが、それはまぐれと言っていい。

ミレアは油断していたとはいえ、近ずかれこの一撃。


「あっぶな……!普通に殺す気じゃん!」


「大丈夫でしょ、ミレアさんはこんなんじゃ死なないもん。案外私はミレアさんの事信頼してるんだよ?」


「普通に死ぬよ……今のは。君……、私の事なんだと思ってるの」


「怪物」


そう言って、また一歩踏み出すフロイライン。

そして平然とミレアの前へと唐突に現れ剣を薙ぐ。


「勝手に私を過大評価しないでくれるかな」


取ったと思った。だが、血が出るどころか痛みすらミレアは感じていないり


見てみると、剣がミレアまで届いていない。

ミレアはナイフを手に出しフロイラインの攻撃を防いだ。

それはさっきのまぐれで避けたそれとは違う。

子供を相手にするかのように、当たり前のようにフロイラインの一撃を防いだ。


「やっぱ怪物じゃん。……ってかそれ私のナイフ!」


「すまないね、落ちてたから今だけは使わしてもらうよ。……それにしても君も人の事言えないんじゃない。普通に怖いよその力。」


「今にも貧血になって倒れそうなんだけどね。頑張る女の子は強いんだぞ」


「じゃあそんな君にご褒美を」


そう言ってミレアはフロイラインの目の前から消えた。

だが、直ぐにどこにいるか分かった。

空中にいた。満面の笑みを浮かべながら、手をぶらぶらとさせて今から起こることがさぞ楽しみかのように。

だがミレアだけじゃなく、嬉しいことにオマケまで着いてきている。いっぱいだ、いっぱい。

実に嬉しいね。泣きたいくらいだ。マジで。


「誰が……、隕石持ってこいなんて言ったんだよっ!!」


私たちへと向かって無数に光を照らしながら落ちる物体。


「ジャッジ〜 あげるね君たちへのプレゼント〜!」


太陽かと思うほどに、空を隠し光る炎を燃やす隕石がミレアの後ろから大小様々に何百個と降り注ぐのが目に映る。


「ねぇアリス……、アレどうすんの?あいつ頭おかしいよ?」


「今更でしょ」


「君の国の王様だよっ、ねぇ!!なんかこうっ……色々あるでしょここ出身なんだからさ!!対策法とかないわけ?!」


「ないわよ、そんなの。ずっと頭おかしいヤツと住んでたら常識が時々分からなくなるものよ……。フロイラインもあんなバカと一緒に住んだら分かるわよ、住んでみたら?」


「結構です、もう間に合ってるんで」


「……ちょっと待ってそれ誰のこと言ってんのよ」


「それよりあれ、どうすんの」


「……まさか、一人で出来ないの?」


「まさか。舐めてるわけ?」


そう言って、フロイラインは空に向かって剣を構える。

何百という空から落ちる隕石。

一人で出来るとな言ったはいいものの、フロイラインは内心めちゃくちゃビビってる。

アリスが怪我を負っている以上一人で闘うつもりだったが、普通に考えて無理だ。


なんで私は初期レベルで魔王と闘っているのだろうか。

私はそこまでマゾじゃないぞ。


「そんな顔しないの。まぁいいわ、何とかしてあげる」


そう言って、私の肩を借りながら立ち上がったアリス。

まだ足も治っていない。

でも、やっぱり助けてくれる。

なんだかんだいつも助けてくれる、だから私はアリスが好きなんだよ。


「援護ぐらいするって言ったからね。心配な訳じゃないから」


「ツンデレ少女め。……ほんと、アリスといて良かったよ」


「うるさい集中。……私が何個かあの隕石止めるから、その間にやって来なさい」


「了解!!」


フロイラインは走り出す。アリスを信じて。


「ちょっとちょっと、躊躇とかないわけ普通!?君たち狂ってるよ!?」


「ちょっとくらい人生賭けて狂ってる方が面白いのよ人ってのは」


フロイラインは飛び上がる。

まだミレアとの距離があるが無数の隕石が私へと向かって落ちてき始めた。


どうやら、近ずかれるのが相当に嫌らしい。

観察していて分かったが、隕石が降り始めてからミレアはあの場所から一歩も動いていない。

あれだけの大技だ。力の使い方も難しいのだろう。


続々と隕石がフロイラインを目掛けて降り注いでいく。

だがフロイラインは止まらない。アリスが何とかすると言ったんだ。

だがそれにしても──────────


「アリス!!もう当たるんですけどッッ!!」


もう目の前に隕石がある。

駄目だ……。このままの体制じゃあれを壊す威力がでない……────


「タイミングバッチリ。死なない程度に壊してあげるわ」


その時、フロイラインへと向かって来る隕石が一つの雷光と共に粉々に消えた。

誰も何が起こったかは分からない。ミレアもフロイラインも。

だが、アリスを除いては。


ミレアは何が起こったか分からなかったが、だがそこはやはり七燈だろう。一瞬で察しはついたらしい。

上を見ると、空全体が音をたてながら大きな積乱雲を作っている。


「嘘でしょ……、天候を操って雷で!?」


大地が吹き荒れる。

アリスもやったことが無い初めての大技だ。


目や鼻から血が流れ出してくる。もう瀕死寸前でボロボロ。いつ死んでもおかしくないほどにフラフラだ。


アリス自身はっきり言って、これを使えるかは大きな賭けだった。むしろ失敗の可能性の方が大きいとも言える。


アリスは天才と言っていい。其れは誰もが認めると思う。

人よりはなんでも出来る、魔法も人並み以上に出来る。

そこら辺の天才というやつよりかは天才とアリス自身も思っている。それは他人から見ても同じ思いだ。

大体の魔法は使えて、器用にこなして。そして天才だから……。


だがこんな魔法はアリスでさえ使ったことがない。

失敗すればフロイラインの死。ミレアにバレてもそこで終了だ。

さすがのアリスでも不可能に近い。

だがこの状況で、土壇場で成功させた。


まさに天才。

誰もが認める程に、今のアリスにはそれしか出ないほどに高ぶっている。


「本当はこのままぶち殺しても良かったんだけど今回は私が主役じゃないから。上ばっか見てないで相手を見たらどうかしら」


アリスがミレアに向かって言う。

上に気を取られてミレアはフロイラインから目を離してしまった。

すぐさまフロイラインが居た所を見るが、もうそこにはフロイラインはいない。


ここは空中だ。どこも隠れる場所なんて無いはずだ。

だが、気配すら感じない。

逃げたか……?いや、アリスちゃんはまだあそこにいる。フロイラインちゃんがアリスちゃんを置いて逃げるとは思えない……。

いや……違う!


「ハロー。いやぁ、隕石に乗るってこんな感じなんだね〜。案外楽しいね〜」


「やっぱりか……」


フロイラインは、猛スピードで落ちていく一つの隕石に乗っていた。

ミレアと目と目が逢う。


フロイラインはずっと空中にいた。ミレアが出した隕石に乗って。

あれはミレアが出した隕石だ。ミレアの力が入っている分フロイラインが触れれば普通なら気づけた事だった。

だが、気ずけなかった。


この技は隕石を大量に出す分、一つ一つの隕石にはミレアの小さな力しか入っていない。

だがそれでも、ミレアにとって触れれば少しの違和感が流れ充分に反撃ができていた。今までは。

だが今回は、アリスによるイレギュラーが挟まった。


ほんの小さなイレギュラー。ほんの数秒。

それでもフロイラインにとっては充分すぎる時間だった。

一秒なんて生ぬるい。刹那の時間さえあれば叩き込める。


「つよいね……君は……」


ミレアがそれに気づいた時にはもう遅かった。

次の瞬間には、体に走る小さな痛みと共に地面が見えた。

あの時ミレアは咄嗟にガードはしたが、それでも数分は動けない程度には致命傷をくらっている。

動けないミレアの前にフロイラインが現れる。


「……フロイライン、……早く殺しなよ」


痛む手足を我慢しながらミレアは立ち上がる。

ミレア自身は充分に自分がやれる事はやった。

それでもこの二人に負けたんだ、異論は無い。

なんの思いもなくミレアは体を差し出す。


だが何もおこらない。

フロイラインを見てみると手にはもう剣はなかった。

ただ次の瞬間には米俵のようにフロイラインに担がれた。

倒れているアリスもフロイラインによって担がれた。


「何してるのフロイラインちゃん!?」


聞いてもフロイラインは笑顔を返すだけで何も言わず、どこかへ歩き始めた。

ミレアの頭にはハテナがいっぱいだ。

意味が分からない。

意図も分からない。

ミレアにとってフロイラインに担がれている時間はある意味死より恐怖であった。

だがミレアの恐怖など、みじんも興味が無いかのようにフロイラインは歩き出した。


──────


「こっちで合ってるアリス?」


「違う、そこ左よ。」


さっきまで戦いが無かったかのように呑気に話す二人達。


「ねぇ、君たち私をどうするつもりさ……」


「殺しはしませんよ。アリスと話して、ミレアを花壇に首から下まで土に植えようって…」


「ほんとにどうするつもりさ……」


「でもその案はアリスに却下されたんで……。……着きましたよ」


町を数分歩いて着いた場所はミレアがよく知る場所だった。

アリスの家だ。

中に入りミレアはベットに座らされた。


「……これは今から拷問でもするのかな?」


「そんな訳ないじゃないですか。私の事なんだと思ってるんですか?」


「変わった子かな?」


「殺しますよほんとに。……アリスがミレアに話したい事があるそうです」


「そっ……、それで何を話したいのかな?」


アリスはイラついた表情をしながら前へ出る。


「何かなアリスちゃん」



「……本当はフロイラインの母親なんて殺してないんでしょ?……お姉ちゃん」

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