五曲目 夢

三十七

 明かりがなくて暗いけれど、部屋の隅まで見えている。横になってずっと目を開けていた由良ゆらは、音を立てないようにそっと、ゆっくりと、身を起こした。

 きちんと座って、身体にかけていた小袖をたたむ。萌黄色に白い蝶が舞う小袖は、櫛笥くしげの古着屋の店主に選んでもらったものだ。着心地が良くて、とてもすきになった。いちたかが、似合うと言ってくれたし。皓夜こうやも似合わないとは言わなかったし。

 丁寧にたたんだ小袖を床に置く。それから、そばに置いてあった緑の包みの結び目をほどく。この緑の布は古着屋の店主がおまけしてくれたもので、異国の衣だとあのひとは言っていた。夏の草原のような色をして、するするした手触りのこの布も、由良は気に入っていた。

 布に包んでいるのは、この旅の中でずいぶんお世話になったものたちだ。櫛笥の町で買ったつげの櫛と、手拭いと足袋、竹の水筒、もともと着ていた常盤色の小袖、猪頭いがしらの宿でわけてもらった紅の入った貝殻。

 そして、手拭いを巻き付けた細い棒状のものも、その中にひっそりと紛れている。それだけを手に取って、帯に挟む。申し訳ないけれど、使わせてもらうのだ。そっと胸元に手を当て、そこにある感触も、確かめる。そして紅をさす。

 由良は、そばで寝ているいちたかのほうを見た。仰向けになって手足を豪快に広げたいちたかは、すやすやとおだやかな寝息を立てていた。枕元には、皓夜から譲られて大切にしている風車がある。

 手を伸ばして、いちたかの額にそっと触れる。いちたかは少しだけ口を動かしたけれど、目を覚ますことはなく、気持ちよさそうに眠っていた。おだやかな夢を見ていてほしい。ずっとこんなふうに、安心して眠れる日が続けばいい。

 いちたかは、しっかりしていてやさしくて、よく気がつく子だ。でも、まだ八つだ。これからも皓夜や、まわりのひとにたくさんあまえて頼って、すくすく大きくなってほしい。いちたかが望むようなひとに、なれたらいい。もうじゅうぶん、すてきだと思うけれど。

 由良は我知らず笑みを浮かべていた。いちたかと最初に会ったのは、櫛笥の町だったと思い出す。皓夜にぶつかって、紐を切って、笛を盗もうとしていた。由良はそれに気づかなかったから、皓夜がいちたかの腕をつかまえて放さなかったときすっかり驚いてしまった。いちたかは泣きながら盗もうとしたことを謝って、笛を返した。それから己を役人に突き出せと言った。胸が締め付けられた。

 一緒に旅をするようになったいちたかは、最初は遠慮がちだったけれどだんだん年相応のかわいらしさを見せてくれるようになった。話し方も幼くなって、由良姉ちゃん、と呼んでくれた。あまえて慕ってくれているみたいで、くすぐったくて、あたたかかった。

 かなしいことや苦しいことに年齢など関係ない。でも、生まれて十年も経っていないのにひとりきりになったいちたかは、とても心細かっただろう。父親をなくして、引き取られた場所では痣ができるような扱いを受けて、捨てられて、しまった。そのひとたちが、どんなことを考えていちたかにそうしたのかはわからない。でも、慈しまなかったことは事実だろう。それでもいちたかは、一度もそのひとたちを悪く言ったことはない。いつも、明るく生き抜こうとしている。そんないちたかは眩しくて、少し、かなしくて。

 だから、皓夜が死んでしまうと泣きじゃくっていたときは、どこかほっとした。いちたかは、本当は怖くてたまらないのだと思う。大切なひとが弱っていくこと、いなくなってしまうこと。ひとりになってしまうこと、遺されること、死が。

 でもそれを見せずにこらえてきたのだ。きっと見せられる相手もいなかった。それを、さらけ出してくれて。怖い、いやだと言ってくれて、よかったと思った。

 空気みたいにそっと、頬を撫でる。

 これからも、ひとりで抱え込もうとしないで。吐き出して逃げ出して。そうすることがつらくても、あなたのそばには、手伝ってくれるひとたちがいる。だから必ず寄りかかって、あなたのまま、しあわせになって。

 無垢な少年にしか見えないのに、おかしなところで大人の顔をのぞかせて、でもやっぱりきらきら輝く、明るくひとを照らせる、おひさま。

 弟のように思っていた。かっこいいひとになって、あの子にまた会いに行ってほしい。あたたかい、混じりけのない思いを注いでいるあの子に。

 由良はいちたかの頬から手を離した。やわらかい感触が指先に残る。ぎゅっと手を握り込む。

 立ち上がり、いちたかの隣の、皓夜の枕元に座る。顔は見えない。のぞこうかと思って、でもやめることにした。仰向けで寝ているひとはしかたないかもしれないけれど、寝ているひとの顔をわざわざ盗み見るのは失礼な気がする。由良は、皓夜のゆっくりと動いている背中を見つめた。

 近頃は、うしろを歩いてこの背中ばかり見ていた。荷物を背負って、凛と伸びた背中。その姿にあこがれて、見とれていた。

 こんなひとは、はじめてだった。そばにいるだけで、心がぱっと華やいで、深いところまでやすらいで、ぎゅっと絞られるようなひと。ほんのひとときなのに、さいごまで大切な瞬間が、宝玉のかけらに映ったように、きらめきながら思い出される。

 すらりとした牡鹿のような姿で、川の流れの前にたたずんでいたとき。おいしいお粥を作ってくれて、己は蓋の裏で食べていたとき。歌ってほしいと頼まれてうなずいたら、きらりと目を輝かせてくれたとき。笛の音を確かめるように閉じていた目を、ゆっくりとひらいたとき――――。

 あなたの音は、きれいだと言ったら、片手で口を覆って目をそらしてしまった。気を悪くさせたのかと慌てると、すみませんちょっと照れましたと、真正直に白状されて、こちらが恥ずかしくなってしまったけれど。

 はじめてひと前で歌うことに緊張していたら、おかしな顔をして笑わせてくれた。あれはどういう顔なのだろう。そして一緒に演奏をするときは、とてもとても、心が躍った。己の歌が、笛の音色ととけ合ったと感じられて、目が合って、微笑んでくれて、ふわりと浮き上がるような心地で。

 でも、皓夜の笛は、どこかひどく、寂しかった。

 あたたかくやわらかく、きよらかな音だということは、間違いない。稲を梳り、枝葉を掻き撫で、草花をめでる、風みたいな。おおらかに、包み込んでくれるみたいな。でもすぐに、あっさりと、通り過ぎていってしまうようで。どこか寂しい、はかない。はかないと、思った。だからこそずっと、聞いていたくなる。

 そんな音色を醸すひとに、この心は引かれて、惹かれてしまった。


 皓夜は由良を拾ってくれた。いちたかのことも。皓夜はいちたかに言った。ひとりでいてほしくない、と言った。おれがいやだからと。

 皓夜はいちたかにしたみたいに、由良にしてくれたみたいに、誰かのことをふわりと救えるひとだ。とてもあたたかいひとだ。口数は多くないけれど、少しかすれたようなおだやかな声や、落ち着いた話し方が心地よくて。とてもわかりやすくはないけれど、ひっそりと表情が豊かで。きっとたくさんのひとにとって、そばにいて気持ちのいいひと。でも、どこか、陰があると思った。薄暗い何かに、絶えずつきまとわれているように感じられた。会ったばかりのときから、そんなふうに思っていた。

 薬師を名乗るふたり組にとらわれかけたときに、はっきりと気づいた。刃物を首筋にあてがわれてもまったく動じなかった皓夜は、単に落ち着き払っているのではないように見えてしまった。そして「羽衣座はごろもざ」という名前が出た瞬間、皓夜の目が冷え切ったのがわかったのだ。それが劇的な変化だったのか、ほんのささやかな揺らぎだったのかは、由良にはわからない。とにかく由良は、見てしまった。

 皓夜は朔郎さくろう八尋やひろを、殺してしまうのではないかと思った。感じてしまったから。冗談では済まされない、ごまかしのきかない、くっきりとしたものを。殺意を、感じてしまったから。

 あのときはじめて見た凄絶な笑みも、はじめて聞いた冷めきった低い声も、思い出すとまだ、息が苦しくなる。だって、凍り付いていた。砕け散ってしまいそうだと思った、粉々に。そしてもう戻らない、二度と。怖かった。薄氷のような、冷たく鋭利で、脆い、はかない姿が。恐ろしかった。

 だから、あまりに勝手なことだけれど、そんなに寒いところにいないでほしいと思ってしまった。そこから、離れてほしかった。その冷たい場所は、どんなところなのか、知りたいと思ってしまった。だからあの洞穴の中でたずねた。皓夜は教えてくれた。淡々と話して、でも話し終わるころにはひどく苦しそうな表情を浮かべて、手が震えていた。

 それは見えていたけれど、安心させて、震えを止めたいと思ったけれど、勝手に踏み込んだ己はそんなことをしてはいけないと思ったし、己が何をしても止めることなんてできないと思った。

 でも、伝えた。素直に思ったことだけ、精一杯明るく伝えた。

 逃げてきてくれて、会ってくれて、ありがとうございます。

 それは揺らぐことのない本当の気持ちだ。

 そのあとに向かった芒村すすきむらで、石碑に手を当ててじっと、何かを伝えているような様子を見ていると、少しだけ力になれたのかもしれないなんて、思えた。まっすぐに目を見て、会ってくれてありがとうと、言ってくれていたから。あのときは泣いてしまいそうで、慌てたのだ。

 

 それから、知りたいと言ってくれて。

 一緒に生きてくれるかと。

 そんなことも言ってくれた。その言葉が届いたとき、新しい世界がひらけたような、あざやかな感情に、押し包まれてしまった。

 しあわせだと、思った。

 心臓がどくんどくんと大きく鳴って、身体じゅう熱くなって手足が震えて、生きているなと、感じられた。

 ふわふわとする頭の中で思った。違う、そういう意味じゃない。このひとが言っているのは、もっと素直に、ただ、一緒に生きるということだ。同じ空の下で、同じ時間を過ごして、一緒に、生きていくこと。だから勝手な連想をして、必要以上に舞い上がるのはおかしい。でも。

 それなら、もしかして、そうたずねてくれるなら。

 一緒に生きてもいいと、そういうことでいいのだろうか。

 さいごの瞬間までは。

 そのときまでは、同じ時間を過ごしていると、あなたを感じていてもいいのですか。

 奪い取るみたいに手を握ってくれた、皓夜の手はあたたかかった。影のない目はまっすぐ由良を見ていて、きれいだと思った。黒い真珠みたいだと思った。


 ごめんなさい。あなたに、いちたかさんに、もう一度嘘を吐いてしまった。

 かなう限り一緒にいきるとだけ、言ってしまった。それはあと少しだけ、とは言えなかった。

 わたしが連波つらなみに連れて行ってくれと言ったのに、たどり着く前にこうしてしまって、勝手で、本当にごめんなさい。

 でももう、許せない。許せないのに、これ以上こうしていたら、揺らいでしまう。絶対にできなくなってしまう。もっと早く、決めるべきだったのかもしれない。あふれ出すほどたくさん、もらいすぎて、しまった。

 

 飛迎ひむかえの王族はみな、誇り高く死んだ。それが、飛迎最期の意地で、最期に遺せるたったひとつのものだった。桜雲おううんのひとたちは、飛迎側がそこまでするとは思っていなかっただろう。

 その戦の始まりはどこか怪しいものだった。飛迎側の外交を担当する式礼府しきれいふの長官が、桜雲からの使者を突然殺めたことから戦は始まった。しかしそれは桜雲が絡んでいることが疑われるものだった。長官の身体には、精神を錯乱させる薬が残っていたのだ。

 戦を始めるための、桜雲の罠だったのかもしれない。王族たちはそう考え、事件について謝罪をしたり、話し合いをしたりしようとはしなかった。桜雲はおそらく戦をする気で細工をしてきている、謝罪も話し合いも、やろうとしたところで受け入れられることはないだろう。そのような国に膝を折ることは決してないと、飛迎は結束していた。劣勢になり滅びかけても、それは変わらなかった。

 由良もそう思っていた。でも、母がそれを許さなかった。母は由良に、連波からの嫁入りのときに父親から授けられたという、螺鈿の櫛を握らせた。連波の王に届けるようにと命じた。幼い由良のいとこたちも、それぞれに逃がしたと母は言った。

 でも由良は十七で、王女だ。王の娘だ。父は死んだ。兄は死んだ。母は、これから死ぬ。みんな死ぬ。それならともにいくと訴えた。

 聞いてもらえなかった。由良は王宮を追い出された。ひとつ下の侍女の綾目あやめと、護衛のひとたちが一緒だった。

 綾目は、三年前に飛迎にやってきた浪士の娘だ。聡くて、年も近いということで、父が由良の侍女にした。綾目の父親も飛迎で、王の優秀な臣となっていた。

 綾目は少し恥ずかしがりやで怖がりだけれど、芯の強いひとだ。そして綾目は、箱入りの王女として育てられた由良に、王宮の外のいろいろな話をしてくれた。飛迎に来る前は、父親たちと各地を転々としていたようなのだ。

 小さな村に、五年ほど暮らしたこともあると言っていた。その村には、とてもきれいでやさしいひとがいて、そのひとに、ずっとあこがれているのだと綾目は話してくれた。離れたあとに、気がついたと、言っていた。それはなんという村の、なんというかたなのと聞いても、はにかんで教えてくれなかったのだけれど。

 そしてそれを知ることはとうとうできなかった。

 王宮を出てからは普通の旅人を装っていたけれど、桜雲方は逃げた王女を捜していたようで、いつ見つかるかわからなかった。綾目は、ひどくおびえているようだった。由良はそんな綾目をなだめるのに必死だった。

 そうしていたとき、桜雲兵に声をかけられた。ごまかしがきかないようだった。頭が真っ白になった。そのとき、それまで怖がって震えていた綾目が進み出て。何もできない由良は、押されて斜面を転がって。

 わけがわからなかった。歩き続けた。そのうちに、気づいた。一族が、臣たちが逝った中、王女の身で、ひとりだけ生き残ってしまったのだ。わけが、わからなかった。

 ぼんやりと歩いているうちに、川にたどり着いた。何も、考えたくなかった。ほとんど覚えなく、川に手を浸していた。冷たかった。

 怖気がして、吐き気がしていた。うねうねとうごめく蛇のようなものに、身体の内側から食い尽くされていくような気がした。どろどろとした、重たい色が、臓物の中からじわりじわりと染み出してくるようだった。

 蝕まれていく。濁っていく。いや、もうすでに、じゅうぶんに、汚かった。だって本当は、よかったと、安心したのだ。綾目を身代わりにして殺して、逃がされて、逃げて、それで、死ななくて済んだと思って。


 ああだめだ、こんなの。生きていてはだめだ。

 わかっているから、こんな心地になっているのだ。

 それなのに。


 由良は歌を歌った。怖くない、怖くなんてないと。

 たったひとり生き残っている己のいのちなんて、ひとの犠牲の上に成り立っている己のいのちなんて、許されない。だから終わらせなければならない。

 でも、その前に、ちゃんと役目を果たそうと思った。母の言うとおり、連波に行こうと思った。祖父に櫛を渡して、そのあとに。みなのもとにいく。

 そんなときに、皓夜が現れた。連波まで、行くことができるようになった。


 でもそれは、逃げているだけだった。先延ばしにしているだけだった。口先だけで本当は覚悟なんてできていないから、だからあのときも、綾目が代わりに死ぬことになったのだ。それはわかっていた。

 それなのに、由良は癒されて、はじめてのものを見て、笑って、惹かれて。

 最初は己でも驚くくらい明るく振る舞おうとしていたけれど、それはふりではなくなった。皓夜と歩いていておなかが鳴ってしまったときは、こんな者なのに身体は生きようとしているのだとやりきれなくなったけれど、いつの間にか食べることは純粋に楽しいことに戻っていた。

 でもだめだった。それはいけないことだった。こんなのはうつつのことではないと気づいていた。

 夢だ。やさしすぎる、夢。

 ずっと知っていた。思い知らされることが幾度もあった。それでもきっと、目を背け続けた。

 でももう、おしまいだ。もういま、おしまいにする。こんな者なのに、たくさんたくさんもらって、もらいすぎてしまった。もうやめなくてはいけない。これ以上このままでいたら、やめられなくなってしまうし、揺れ動いてしまうから、急がなければならない。

 あとすこしだけ。そう、もうほんのすこしだけ。それでおわり。


 逃げようとあなたは言ってくれたけれど、わたしはそれが許せない。逃げるわけにはいかない。さいごは、さいごくらいは、逃げなかったと言いたい。

 逃げられない。

 

 皓夜は静かに眠っていた。近頃はずっとうしろから眺めてきた背中に、声もなくつぶやく。


 あなたに会えてよかった。

 あと少しだけ、一緒に生きてください。


 そのとき、その背中が動いた。はっと息をのんだ瞬間、皓夜は寝返りを打って仰向けになった。一気に力が抜ける。目を覚ましたのではなかった。

 無防備な寝顔が見えて、由良は咄嗟に目をそらした。でも、欲深かった。どうしようもない、業突く張りだった。海を見せてもらって、萩畑を見せてもらって、皓夜の笛を聞かせてもらって、あわせて歌って。とてもとても、強欲だ。

 ふたたび、目に映してしまう。閉じられたまぶたに、思いのほか長い睫毛。なぜかいちたかに全部抜くと脅されていた凛々しい眉は、ちゃんと無事だ。その顔が見えたとき、心の内で、花びらのような何かがほろりと、こぼれる。


 あなたと一緒に生きたい


 由良は、皓夜の上にかがみ込んでいた。皓夜の頬に触れそうになった髪を、指先でとどめて耳にかける。そして、強くきらめく黒い真珠を隠したまぶたに、そっと、唇で触れかけて。顔を上げる。

 だめだ。これはいけない。こんな、ひとを殺めてのうのうと生きようとしていた己が。許せない。こんなこと許せない。もう少しだけ一緒に生きてと言うだけでも図々しいのに、こんなことをするなんて、欲心にも程がある。

 それに。これをしていいのは、このひとが本当に、一緒に生きていくひとだけだ。いつか出会うそのひとは、誰よりも、このひとをしあわせにしてくれる。誰よりも、しあわせになれる。そう、この、どうしようもない苦しみを抱いて、どうしようもなくやさしいひとは。

 おまえがさわっていいひとではない。はやくいけ。

 由良は音もなく立ち上がり、部屋を出た。

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