書きかけの地図

たんぜべ なた。

まだ見ぬシナリオを求めて

連載を留めてしまっている物語が目の前に転がっている。

物語も序盤であればこそ、軌道修正も方向転換もさっして問題になるものではない。


だが、眼前に置かれた物語は登場人物も一巡し、羅針盤プロットに従って航海れんさいを続けてきた作品だ。


残念なことに、ここへ来て羅針盤プロット方位てんかいを見失ってしまった。


眼前に広がるのは未知の領域シナリオ

左手にあるのは、ネタ帳に刻まれたアドリブという名のフラッグたち。

右手にあるのは、未知の領域シナリオを切り開くためのキーボードという名の舵。


さぁ、後戻りは許されない大海原そうさくのど真ん中。


ネジリ鉢巻を締め、航海れんさいに乗り出そう。

左手のフラッグを道標たよりとし、右手を大きく動かして。



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書きかけの地図 たんぜべ なた。 @nabedon2022

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