詩「秘匿」

浅沢明茶

「始まりの言葉」

雨降らしの雲が

気まぐれに月の姿を見せた


雷鳴が遠くに聞こえて

巡る頭の中

ため息がこぼれた


春のように温かな笑顔


ずるい僕は怖気づいたんだ

飲み込んだ言葉は

ここに

今もあって

誰でもなく君に

消すことなどできない想いを

どうしようもない想いを今伝えるよ

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詩「秘匿」 浅沢明茶 @asazawaasa

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