第12話:花香目線2

次の日学校に行くとクラスにあの男の子がいた、あの時は緊張していたのと暗かったので誰かがあまり判別できなかったが確実にクラスメートの樋山くんだった。


 どうにかして関わりたいと思ったので私は樋山くんの日々の様子を観察した、どうやら樋口くんはアニメやらラノベなどが好きなことがわかった、私は樋山くんと接点が欲しかったのでその日に大量のラノベを買い毎日読み漁るようになった。


 結局樋山くんとは中学卒業しても話すことができなかった、理由はいつも倉橋さんがいるので話しかけにくかったからだ。


 目指す高校も樋山くんと同じ高校にして、頑張って高校までには痩せて可愛くなろうと私は毎日努力した。


 そしたら案外私はすぐに痩せることができた、生まれ変わった私は我ながらとても可愛くなっていた、これなら高校では樋山くんに話しかけれると思ったが。


 当然高校には小倉さんも入学してきた、中学ほど会いに来なくなったが大体いつも休み時間は樋山くんを見ていた。


 私は何度か樋山くんに話しかけようとしたが遠くから見てきている倉橋さんがギラっとこちらを睨め付けてきているように感じ怖かったので結局話しかけることができなかった。


 こうして今にあたる。


 その後私たちは弁当を食べ終え教室に戻ってる途中にふと今日の5、6限目に体育祭のことを決めることお思い出した。


 そのことについて彰人に尋ねてみたが案の定完全に忘れている様子だった、私は彰人にリレーに出るように言ったが断られたので仕方なく奥の手を使うことにした。


 こうして体育祭の種目極めが始まってクラス対抗リレーを決めていたが1人足りないので指名制に変わったところで私は彰人を指名した。


 なぜ指名したのかというと昔、彰人は私を驚異的な身体能力で助けてくれたのでこのような競技も楽勝だと思い指名した、何よりリレーで活躍したらその後私以外にも友達の1人2人ぐらいできると思ったからだ。


 やっぱり彰人は驚いている様子だった、だけど私の指名を断れるわけない(少し強引だったけど最後の体育祭なんだから思い出ぐらい作らないとね)


 彰人は諦めてリレーに参加することになった、その後すぐ突っ伏して寝てしまった。


 次の競技の二人三脚は指名制であり私はつい欲が出てしまい、彰人が寝ているうちに、彰人を指名した。


 河柳さんに起こされた時すごく驚いていた、彰人は私の指名を断ろうとしたけど私の感情が顔に出ていたのか彰人は私のかをを見るなり、やるといってくれた。


 そのまま順調に体育祭の種目が決まっていった、そこから終礼が終わりいつも通り友達が一緒に帰ろう!と誘ってきてくれたが、用事があると嘘をついて先に帰ってもらった。


 彰人と一緒に帰りたかったからだ、どうせなら友達も一緒に帰ってもよかったが彰人が気を使いそうなのでやめた。


 彰人はすぐ帰ろうとしていたので呼び止めて一緒に帰ろうと誘った。


 案外あっさりといいと言ってくれた、そのまま彰人の家まで一緒に帰った、彰人の家は私の家ぐらい大きかった。


 私の親は日本のトップクラスの企業なので私の家も結構がおっきいんだ


最後に彰人と連絡先を交換して私は自分の家まで帰った。

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