第26話 もう少しだけ
次の日パンティーは無事に土屋の手に渡った。
イカ臭いことに苦言を呈したが、じゃんけんで負けたのだ、仕方ない。
それに後者であると出来ることもある。
思い切り汚せるではないか。白いパンティーが汚れていく様はまるでマル☆ちーず様のロリ編を見ているようだ。
土屋はパンティーを被ってポールを昇り降りをしていたら昇天してしまった。
そんなこんなであっという間に夏がきて蝉も鳴かなくなった。相も変わらず皆好き放題やっている。
土屋はあおいの椅子になり、佐藤と香は交際を始めたが未だ手を繋ぐだけの清い関係のようだ。
堤はペペロンチーノ♡様の新作をガン見している。今はマル☆ちーず様の作品よりお気に入りらしい。
大塚は一人で遠征に繰り返し行き、汗で張り付いた白いTシャツから見えるブラジャーを穴が開くほど見ていた。
パタパタとスカートの中に風を送り込む仕草も股間が疼く。
でももう一人じゃないから部室で変な事はできない。ジレンマ。
同じあれを使うのも3回から5回になった。
安価なピピ♡ローションを使えば復活だ。これはノーベル賞ものだろう。
最近はちょこちょこと大塚と土屋でエアロビクスやバレエの体験に行くのがブームだ。
ほぼ裸のようなお姉さんに指導してもらえると思わず前かがみになる。
「お腹痛いんですか?」蕾のような谷間が覗く。やめて、もっとおっきしちゃうから。
しゃがんだ時の潰されたふくらはぎがえっちぃ。
帰り道、土屋が「部長は大学行かないでごんすか?」と聞いてきた。
「うーむ、行こうと思ってはいるがな…」
志望校は決めてはいるが、本音はムッツリ部と別れるのが寂しい。
大人になんかなりたくない。
もう少ししたら秋が来て部活にも行けなくなる。
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