第2話 ケンカした次の日

学校に行けば、イヤでも君に会う。

クラスも同じだし、行動班も一緒なことが多いから関わらないのには無理があった。

だけど、やっぱりどこか距離を感じた。避けられてもいるし、避けてもいる。

こんなにも長く感じる一日は初めてだった。

まだまだ学校があると思うと、憂鬱で仕方がない。

たった一度ケンカしただけなのに、今までどうやって話していたのか分からない。

無視されるのが怖い。

もう前みたいに話せないのかな。

明日、笑顔でいられる自信がない。

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今日の手紙 @misaki-130

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