一気に引き込まれてしまいました。
妊婦像が結果的には関係あるようで関係なかったんですけど、不穏さと不気味さを増すファクターとしてすごく効果的に機能してて怖かったです。
素晴らしい構成でした。ありがとうございました
作者からの返信
お久しぶりです。
因果関係がはっきりしない、ただ不気味なことが起こった、ただそれだけで、作中の語り手が言うように「思い出しても意味がわからない」話です。
采目様の書かれているように妊婦の落書きは直接怪異とは関係なく、単なるアイコンみたいなものです。
これは怖いのかどうか本当にわかりませんでしたが、何か不気味なものを感じていただける方がけっこう多くて、書いて良かったと思いました。
采目慶様、お読みいただきありがとうございます。
編集済
怖かった……怖かったです。ホテルの場面からずっとカビと埃の湿った匂いがまとわりつくような怖さが、C君の見つかり方でもう濃縮されて放たれ、ひいっとなりましたからもう、怖いの好きなんです♪ 面白かったです\(*ˊᗜˋ*)/
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます。
しばらく忙しかったのでカクヨムにも他の小説サイトにも全くアクセスしない状況で、小説を読むのも書くのも半年くらいはしてなかったんですかね、私。
久々にカクヨムを開いたら「ご当地怪談」の公式自主企画が目に入って、お盆休みで久々に書いてみようかなと思ったのがこのお話です。
とはいえ、私めっちゃ怖がりなので、ホラーはあまり読んでないもので、書きつつも「これ、怖いかな~? わからん……」と悩みながら、そして深夜は書いてて何か私が怖い、という理由で締め切りギリギリになったので、あんまり新規に読んでもらえないだろうな、と思っていたところ、意外に怖いと感じて下さった方が多くて嬉しい限りです。
ゆうつむぎ様にも怖いと言って戴けて光栄です。
「駄文集」にもこの話書いた裏話的なもの書いたんですが、私はとにかく怖がりなのです。
そして、文学的なセンスもない。
仕方なく、映画「ブレアウィッチプロジェクト」的な、状況だけを淡々と描く形であんまり直接的な怖い場面は書かないでおこうと考え、こうなりました。
ヘタレの産物ですm(_ _)m
ゆうつむぎ様の「幸村の海賊旗」も、一番の締めのところで読むの止まってしまって申し訳ありませんでした。
以前ほど活発にはカク、ヨム出来ませんが、これからもよろしくお願いします(∩´∀`)∩
編集済
怖い!怖い!怖い!
これ、実話じゃないですよね?
あまりにリアルで怖すぎです!
や、ホラーでしょうから、そう感じさせるのは、優れた文章力あってのものだと思います!
夏ですし…怪談たぐいを読みたくなるものですが…。
とにかく恐ろしい!
ほんと、久しぶりにゾクゾクしました(^^ゞ
いっきにお話に入り込んでしまいました(#^^#)
作者からの返信
お久しぶりです。
この春から生活が激変して忙しくなり、皆様の作品を読みに回る余裕がちょっと取れておらず不義理で申し訳ありませんm(_ _)m
この作品の舞台となっている廃ホテルは実在しますが、冒頭で書いたように本来特に幽霊や怪異が出るようないわれのあるところではありません。
妊婦の落書きは実際にありますが、それだけ見ても不気味とは思えず、公共トイレの落書きみたいなものです。
このお話は完全なフィクションですよ~(∩´∀`)∩
「これ、怖いかな?」と思いながら書いていましたので、怖かったという感想は最大の賛辞でございます。
本来怪談って、もうすこし短くまとめた方がいいと思うのですけど、どうしても長くなってしまって……
長い文章をお読みいただき有難うございました。
分割作業中にコメントしてしまってすみませんでした。再投稿です。
分割する前も1万4千字が1ページにあったのに、するすると最後まで読むことが出来ました。
この話が全体的にお化け屋敷めいているというか、妊婦の絵の不気味さといい、臨場感抜群でした。現存している廃墟ホテルなのですね。検索したら妊婦の絵も出てきました。想ってたよりも可愛い……(笑)
CだけでなくAも、というところが怖いです。主人公とBだけが異世界に迷い込んでいたような感じがします。ホテルの前で急発進した車も謎だし、ところどころに謎が謎のままになっているのがホラー感を増しています。
出てくる地名が何度か車で通ったところなので脳内で映像を追いました。この次にその道を通る時には、セリーヌの廃墟を探してみます。
作者からの返信
朝吹様、本当にご迷惑をおかけいたしました。
夜のうちに分割作業をしていれば良かったのですけど、思い立ったのがあの時間でしたので。
私はどうもPCで読むのが習い性で、本文の長さもある程度は許容してしまうのでつい自分の作品も本文が長くなりがちで。
ホラーは短い方がおそらく読みやすいしウケるのだと思いますが、今回の話自体、わかりやすい怪異が出て来るものでもなかったのでついつい状況の描写に文字をかけてしまい、気づけば長くなってしまいました。
「ホテルセリーヌ」検索されたのですね。
夜、間取りの確認のために「ホテルセリーヌ」のYouTube動画を見ながら書きましたが、何の言われもないと理解していても不気味でした。私は怖がりなので。
妊婦の落書きも、絵とストーリー自体は80年代のヘタウマ絵柄とエロ劇画的で何か笑えてしまうようなものなんですが、一人で廃墟に行って書き続けた人の偏執的な執念が怖いな、と思いました。
「ご当地怪談」のために書いた作品ですが、実際の自殺の名所や合戦の怨念の噂があるところは題材として避けたいと思ったので、実際には言われも何もないのに有名になった「ホテルセリーヌ」を舞台にさせていただきました。
そして、所有者がいることも考慮すると、あまり「ホテルセリーヌ」の建物自体に因縁めいたものを付与するような話は避けないといけないと思い、こうした内容になりました。
自分なりにそうした制約で書いた話なので、果たして怖いのかどうか自信はありませんでしたが、朝吹様のように一気に読んで下さる方もおられて、良かった、と安心しています。
朝吹様も何度かあの辺りに足を運ばれているとのことで、また信濃町のとうもろこしを食べに立ち寄って下さいね。甘くて美味しいです。
朝吹様、お読みいただきありがとうございました。