第7話 教祖誕生

 その日は、実は眠れていたのだ。

「眠れない夜を過ごしているつもりだったのだが、実際には、眠れないという夢を見ていた」

 というだけのことだったのだ。

 もちろん、最初はそんなことに気づきもしなかった。そして眠れない理由を、あのへんな団体によるものだと思うと、次第に腹が立ってきた。

「何で、俺はあんな連中に引っかかって、眠れない夜を過ごさないといけないんだ?」

 という思いである。

 眠れないことに、他人が絡んでくるということ自体、気持ち悪いのに、それが宗教団体だと思うと、

「あの連中も、しょせん、世の中で言われているような、いかがわしい宗教団体でしかないんだな。人を救うなどと言って、結局は来世に期待させることで逃げる巷の宗教団体のことを思うと、腹が立って仕方がない」

 と感じるのであった。

「この俺が、教祖? 笑わせるんじゃないぞ」

 と、次第に開き直りが出てきたのか、考えるだけで、バカバカしく思えてきた。

 本当だったら、このバカバカしさが、最初に来るはずなのに、かなり遠回りをしたものだ。

 まさか、

「ゆっくり考えればいい」

 と言った先生の言葉に気持ちが揺らいだということなのか?

 それとも、就職も決まっていないこの俺の弱みに付け込まれたことへの苛立ちなのか? とにかく、許せない気持ちがつよくなってきたのだった。

 その日は、朝から珍しく食欲があった。

「眠れなかったからかな?」

 と思った。

 朝起きてすぐには、どうしても食欲がなく、いつもは、朝食を食べない。だが、この日は空腹感があったのだ。

 といっても、家で何かを作って食べようという気分にはならない。

 そんな時は、少し歩くが、駅前の喫茶店に寄って、モーニングサービスを食べるのが、定期的な楽しみであったのだ。

「とにかく、落ち着こう」

 という気持ちもあってか、その日は、アルバイトも夕方からだったので、昼間は時間がある。

「まずは、腹ごしらえだ」

 ということで、馴染みの喫茶店に行くことにした。

 まだ、通勤ラッシュの遅い時間帯くらいだろうか。駅に急いで歩いているスーツ姿の人たちが多くみられる。

 大学時代は、そんな連中を見て、

「俺もいずれは、あんな風に顔色を悪くして会社に行くことになるんだろうな?」

 と、まるで、墓に入るような気分になっていたが、その就職すらできていない状態で、何を考えればいいというのか、決して羨ましいという気分になれるわけもなく、ただ、何も考えずに見ていなければいけなかった。

「惨めだ」

 と思うのは当然のことで、まだ、スタートラインにも立てていない。

 そもそも、その気があるのかということも疑問であった。

 遅れたとはいえ、いずれは。俺もスタートラインに立つ日が来るに違いないと思っていたはずなのに、今ではそんなことを考えもしなくなっていた。

「諦めの境地なのか?」

 と思ったが、諦めの境地に入った方が、明らかに気が楽だった。

「どうせ、会社に入ったとしても、給料が上がるわけでもないし、上司にこき使われるだけで、会社は、社員のことなんか、何とも思っちゃいないんだ」

 と、入ってもいないのに、そう思うようにしていた。

「負け犬の遠吠え」

 といえば、それまでなのだろうが、なぜか、自分では、負け犬の遠吠えのように思っていない。

 別に逃げているわけではないのに、どういうことなのだろうか?

 それを考えると、今の自分が何をどうすればいいのか分からなくなってきていた。

「教祖か……」

 と思わず口で呟いたが、正直、教祖という言葉、胡散臭さしか思い浮かばないのだ。

 今までで教祖と呼ばれる連中が、何をしてきたか、私利私欲に溺れ、その結末はひどいものではなかったか?

 死刑になったやつもいた。死刑にならないまでも、死刑にしてもまだ物足りないと、世間皆が思っているような、とんでもないやつもいたりした。

 基本的に教祖というのは、

「人を救うどころか、自分の私利私欲のために、他人がどうなろうと関係がない。しかも、教団の人間は、教祖のためなら、その身を捧げるというような、まるで絶対君主の国の王様のようではないか? いや、組織が国家ほど大きくなく、目立たないようにしていれば、世間に見えないところで何をやっても分からないというものだ」

 そんな風に思っていると、自分に対して、

「教祖になってほしい」

 といっている意味が分からない。

 確かに自分たちにはその度量がないからなのだろうが、

「責任を、梶原に押し付けて、いざという時は、自分たちの保身を図ればいいんだ」

 というだけのことではないかと思うと、次第に腹が立ってくる。

「誰が教祖なんかやるもんか」

 と思ったが、

「ゆっくり考えてくれればいい」

 と言っていた、先生やまわりの人の、あの余裕は一体何だったのだろうか? 計り知ることのできないものだった。

 だが、

「なぜ自分が教祖の候補になったのだろう?」

 ということを考えてみた。

 そもそも、人と同じでは嫌だということをいつも考えているからなのかも知れないと思ったが、自分のそんな性格を知っている人は、それほどいないはずだ。何しろ、そんなにたくさん友達がいるわけではないので、誰かがわざわざ話したり、聞いたりというのはないだろう。

 となると、梶原のような性格の人間を探していて、

「たまたま見つかった」

 というだけのことなのだろうか?

 そう思えば、理屈は分かるのだが、彼らの探している人物に合致してしまったというのも、気持ち悪いというものだ。

 だが、冷静に考えれば、今の梶原は、アルバイトで食いつないでいるというだけなので、もし、教祖を引き受ければ、うまいものが食い放題だったり、女だっていくらでも……、

などという、まるで、

「酒池肉林」

 のようなハーレム状態を思い浮かべてしまったのだ。

 今までであれば、ちょっとでも怖いと思ったものに手を出すようなことはなかったが、今回は、何か身体に電流が走ったかのような感じがしたので、それがどういう意味を持つのかということが、よく分からなかった。

 だが、ここに欲が出てくると、それまで感じたことのなかった気持ちよさが身体を巡ったのだ。

 それは、

「血沸き、肉躍る」

 とでもいうような感覚で、血液が身体を流れるというのが、分かる感じだった。

 その感覚を、心地よいと言えばいいのか、心地よいと言えばよいのか、実際には分かるわけはないのだが、

「母親の胎内にいるような感覚だ」

 というのと似ているのかも知れない。

 今まで、彼女がいたことのなかった梶原だったが、本当はそんな教祖になれるような男ではなかった。

 どちらかというと、坊さんであれば、

「生臭坊主」

 と言われても仕方がないかも知れない。

 彼女がいなかったせいもあり、

「このままだったら、童貞のままだ」

 ということで、誰かに頼ることなく、一人で、風俗に行ったものだった。

 さすがに初めてだったので、風俗街に入るのも勇気がいった。

 以前は、呼び込みの人がたくさんいるので、気を付けないといけないという話を聞いていたのだったが、今はそんなに呼び込みの人がいるわけでもないので、実際には、そこまで緊張することはなかった。

 しかし、それだけに、どこに行けばいいのか、まったく分からず、途中にある、

「無料案内所」

 というところに顔を出すと、そこには、おじさん? おじいさんと言っておいいような気のよさそうな人がいて、いろいろ聞いてくれたのがありがたかった。

 そもそも、一人で初めてきた風俗街、呼び込みに引っかからないのはよかったが、下調べもしていなかったことを後悔したが、逆に、何も知らないということを告げて、自分が行きたい店や好みの女の子などの情報を聞きながら、パネルを見るのも、結構心地よかった。

 店に入って、そこで女の子を選ぶのも、楽しいのだろうということを学んだ。

 慣れてくると、本当に好みの女の子が、当日なら開いていなかったりするのが嫌なので、ネットや電話での予約をするのが一番いいのだろう。

 その日は、おじさんと話をしながら、店を決めるのが、結構楽しかった。

 もちろん、自分が初めてであることも、正直に告げた。

「じゃあ、初めてのお兄さんだったら、このお店なんかいいんじゃないかな?」

 といってくれた店で、予算的にもちょうどよかったので、パネルを見ながら、

「この子が開いていればいいのにな」

 と思う子を前もって告げておけば、おじさんが、お店に連絡を入れてくれた。

「お客さん、運がいいですね。この子結構人気なので、今から行けるというのも、すごいことですよ。キャンセルでもあったのかも知れないね」

 といってくれた。

「そうですか。それはよかった」

 ということで、さっそくその店の、その女の子に決めたのだが、ビックリしたのは、そのお店から、スタッフの人が、わざわざここまでお迎えに来てくれたことだった。

 これなら、別に一人でウロウロしているわけではないので、変な目で見られることもないだろう。

 見られたとしても、最初から店が決まっているのだから、別に問題なわけはない。案内所から店までは、数十メートルくらいのものだったが、店が分かっていないだけに、結構長い距離を歩いたような気がした。

 その店は、2階に上がっていくのだが、階段の壁には女の子のパネルが飾ってある。まるで、女の子から歓迎されているような心地よさだった。

 二階に上がると受付があって、そこに、大きなモニターがあるのだが、そこには女の子の写真があった。どうやら、お店のホームページを映しているようだが、そのパネルを見ながら女の子を選ぶシステムになっているようだ。

 人から聞いた話によれば、ほとんどの店はまだ、カードのようなパネルを机の上に並べて、

「この子とこの子が、行けますよ」

 というやり方をしている中で、モニターを使うというのは、なかなかなものではないだろうか?

 お店の雰囲気も悪くなく、まずは、女の子が決まっているので、時間を決めることになった。

「40分、60分、90分、120分とあるけど、どれがいいかな?」

 と聞かれて、

「あの、僕初めてなので、時間というのもよく分からなくて」

 というと、

「そうなんだね? じゃあ、60分くらいだったら、どうかな? お値段はリーズナブルだし、初めての人にはちょうどいいかも知れない。予算的にはいくらくらいなんだい?」

 と聞かれて、

「25000円くらいかな?」

 というと、

「じゃあ、割引をつけると、60分なら、18000でいけるけど、それだったら、大丈夫だろう?」

 と店の人に言われて、

「じゃあ、それでお願いします」

 ということになった。

「じゃあ、待合室でお待ちください」

 と言われて、待合室にいくと、どうやら、電子タバコだけはいいようになっているようで、基本的に普通のタバコは吸ってはいけないことになっていた。

 喫煙しない梶原にとってはありがたいが、数年前に受動喫煙禁止の法律が施行されてからだいぶ経つのに、まだ電子タバコとはいえ、吸ってもいいところがあるというのは、それだけ、タバコをやめるのが難しいほど、常習性の激しいものだということになるのだろう。

 待合室には、10人くらいが座れる席があったが、その日は、平日の昼間だったということもあって、待っている客は2人だけだった。

 果たしてこれが多いのか少ないのか分からなかったが、二人とも、自分でスマホをいじりながら適当に待っていたのだ。

「今はスマホがあるから、待ち時間が結構あっても、時間潰しになるわな」

 と思った。

 昔であれば、それこそ、マンガでも読んでいないと間が持たないくらいで、マンガも置いてはいるが、きれいなもので、見る人がいるのだろうかと思うほどだった。

「番号札4番のお客様」

 と、扉を開けて、スタッフが入ってきた。

 自分の前から待っていたお客さんで、返事をすることもなく、黙って立ち上がると、受付の方に出ていった。

「受付で何をするのだろう?」

 と思っていたが、最期は自分一人になると、いよいよ間が持たない気分になってきた。

 一人の時間が、さっきの人が呼ばれるよりもかなり待たされた気がしたのは、それだけ緊張している証拠だろうか? 実際には、初めてだから緊張しているのだというわけではなく、この高揚とした気持ちは、何度来ても変わらないので、ただの緊張ではないと思うのだった。

 そしていよいよ、

「番号札、5番のお客様」

 ということで自分が呼ばれた。

 考えてみれば、自分しかいないので、いちいちいう必要などないだろうに、思わず番号を言われると、

「はい」

 と答えてしまった。

 さっきのにいちゃんのように、不愛想で何も言わないのも、見ていて気分が悪いが、軽い返事をする自分も、何かバカにされているのか、自分がバカにしているのか、そんな中途半端な気分になるのだった。

 スタッフに連れられるままに、

「女の子が待っていますので、その前に、確認事項だけをさせてください」

 と言われ、受付前に貼られている、禁止事項の紙を見ながらの確認が行われた。

 いわゆる、女の子の嫌がる行為や、強要などのモラルに反することなどが描かれた紙である、

 その確認が終わると、いよいよ女の子との対面。

 目の前にカーテンがあって、その向こうに女の子がいるということであるが、この瞬間がいつになくドキドキし、興奮の有頂天になっているといってもいいだろう。

「初めてなんです」

 といっていたので、それを考慮して、おじさんが落ち着いた感じの女性をあてがってくれたのだろう。

 パネル写真は、モザイクが入っていたりしてハッキリと顔が分からなかったが、実際に会う顔にモザイクがかかっているわけもなく、そこに立っている女性は、パネルから想像するに勝るとも劣らない可愛い女の子で、むしろ、想像よりもよかったのである。

「いわゆる、逆パネマジだな」

 と風俗好きの友達と話した時聞いた言葉だったが、

「パネマジって何なんだい」

 と聞くと、

「パネルマジックのことさ。つまり撮影方法で加工したり、口元をモザイクで隠したりして、完全に顔が分かるようにしていないのさ」

 というので、

「何のために?」

 と聞くと、

「だって、もし、家族や上司。先生とか、自分の身内が来た場合は、どうしようもないだろう? 店は身バレをしないように考えているのさ。なぜなら、身バレされると女の子も大変だけど、店だって大変さ。親に見つかったりすると、うちの娘をこんなところで働かせてと文句を言われる。下手をすれば、裁判沙汰にもなりかねない。そういう意味で。店側は女の子の身バレに関しては、結構考えているのさ」

 というのだった。

 その時はそんなことまで知らなかったので、写真よりも、ずっとかわいい女の子だったことを、正直に喜んだ。

 そして、彼女と腕を組むようにして部屋までいくと、思ったよりも簡易なベッドと部屋であったが、お風呂だけは、やけに広くて豪華な感じがしたものだ。

「さすがは、お風呂屋さんだ」

 といってもよかったようだ。

 女の子は、梶原をベッドに座らせると、

「何か飲みますか?」

 といってくれた。

 実際に、ちょうど喉が渇いていたので、ちょうどよかったのだが、

「じゃあ、ウーロン茶で」

 というと、冷蔵庫からペットボトルのウーロン茶を出してきて、それを紙コップに入れてくれた。

「乾杯」

 と彼女は言って、何の乾杯なのか分からない状態で一気に飲み干すと、

「お客さん、いい飲みっぷりしてますね」

 と、まるで酒を飲んでいるかのように喜んでいる。

 おとなしそうな雰囲気だったが、よく見ると天然が入っていて、その天真爛漫さが緊張をほぐしてくれるような気がしたのだ。

「のどが渇いていたからね」

 というと、

「よかったわ」

 といって、ニッコリと微笑んでくれた。

「初めてなんだって?」

 といって、彼女は少し高飛車とも取れるような言い方をしてきた。

 しかし、普通の時であれば、こちらから露骨に嫌な態度を取るのだが、何しろ初めてであり、自分はまるでヘビに睨まれたカエル状態だと感じたので、態度を露骨になんかできなかった。

 いや、そうではない。自分の中で素直に、

「彼女に従っていれば、いいところに導いてくれるんだ」

 という思いがあったので、変に余計な気を回すようなことはしなかった。

 彼女もそのことに気づいたのか、今度はしおらしくなってくれて、最後まで付き従ったことを、悦びに変えてくれた。

 あの時の言葉、高圧的に見えたが、後から思うと、自分自身が必要以上に緊張していたことで、少し気持ちが挑戦的になっていたことで、彼女の方にはまったく高圧的なところがなかったのに、勝手にそう思い込んだことがいけなかったのかも知れないと思うのだった。

 彼女の中にある、

「よし、この人を絶対に後悔などさせないわ」

 という、梶原のために、気合を入れなおしてくれたことを、自分の緊張から、高圧的に見えてしまったというのは、実に愚かなことだったのだろう。

 だが、それも、自分の機転から、もう少しで嫌いになってしまいそうな状況を、元に戻すことができたのは、それだけ、

「冷静になれたからなのだろう」

 と感じるのだった。

 実際にはあれだけ、他の人と違うような、危険な発想を抱いているにも関わらず、今までそれほど痛い目に遭ってこなかったのは、このあたりの冷静な性格が功を奏したに違いない。

 だとすれば、今回の教祖への誘いというのは、どうなのだろう?

 何もかも、危険なことであるとして、むげに断るおいうのは、ありなのだろうか?

 怖くないと言えばうそになるが、今の自分がどういう立場で、自分で自分が惨めだということを、どこまで分かっているのだろうか?

 さすがに、教祖になるかどうかの判断を、最初に風俗に出かけた時の感情と比較するというのは無理があるのかも知れないが、確かに風俗に初めて勇気をもって出かけた時に感じた感覚が、その瞬間から、自分の中で何かを変えたというか、何かを目覚めさせたかのように思えたのだ。

 どうしても、風俗に行ったというと、どこか後ろめたさのようなものがあり、そこで自分が変わったなどと感じることは、どこか罪悪感のようなものがあったので、それが、余計に気になって仕方がなかったのだが、それは考えすぎだったようだ。

「間違いなく自分はあの時変わった。いや、一皮むけたのだ」

 と感じたのは間違いない。

 自分が他の人と違うということを、前から思っていたと感じていたが、それこそ勘違いなのかも知れない。

「俺は、昔からそうだったと思っていたわけではなく、何かのきっかけで、気づいただけなのだ」

 というのは、ウスウス気づいていたが、ハッキリとは分からなかった。

 それが分かったのは、今回の教祖に対しての気持ちが分かるようになったからではないか。

 今の自分は歴史に対しての考え方とは違い、

「時系列がやっぱり大切なんだ」

 と思うようになったのだ。

 一つのことが成就して、さらにそこから積み重ねるものがあっての、地固めなのではないだろうか?

 それを思うと、今自分が成長していることに気づくと、

「教祖というのも悪くない」

 と思うようになった。

 さっそく、先生に連絡を入れると、

「そうか、やってくれるか?」

 といって喜んでいた。

 何も、喜ばそうと思って言ったわけではないが、何か心の奥で沸騰している何かがあることを、梶原は感じたのであった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る