社労士ってどんな仕事をするの? 業務の内容について

 お世話になっております、朽木です。


 今回は社労士がいったいどんな仕事をするのか、その業務内容についてざっくりと書いてみたく思います。


 そもそも社労士(社会保険労務士)は、1968年(昭和43年)に成立した「社会保険労務士法」に基づいて誕生した「国家資格」です。


 会社・企業と労働者の間には、「労働基準法」「労働保険」「社会保険」など、「労働」を取り巻く取り決めや仕組みがさまざまあります。


 おおざっぱに言えば、これらを司る有資格者ということになるわけです。


 社労士の業務は大きく3つに分かれ、それぞれ「1号業務」「2号業務」「3号業務」となっています。


 また、2015年(平成27年)からは、上記3つに加え、「補佐人業務」というものも仲間に入りました。


 これには社労士の業務多様化にともない、その幅が広がったという背景があるようです。


 YouTubeで社労士先生の動画をよく見ているのですが、資格取得のために必要となる知識と、実際の現場で顧客のニーズにこたえるための知識に、大きな乖離があるということです。


 すなわち、社労士の試験に合格しただけでは、現代においては顧客のニーズに対応することが難しくなってきているというのですね。


 ITテクノロジーが進歩したことにより、簡単な給与計算や勤怠管理などは、PCやスマホのソフトやアプリによって、一般の人でもできてしまう時代になりました。


 したがって、旧来の知識のみでは、厳しいですが「それくらい自分でできるよ」と言われてしまうそうです。


 ここから透けて見えるのは、加速度的に進化する需要に、どれだけついていけるかということでしょう。


 要するに、「日々、勉強を怠ってはならない」ということに尽きるかと思います。


 前置きが長くなってしまいました。


 次回は上述した3つの業務内容の中から、「1号業務」について触れてみたいとお思います。


 ここまで読んでくださってありがとうございます。


 ではでは。

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