プールにわかめ? 夢は見るものじゃない、叶えるものだ! ~自分の人生は普通だと思っていたけど、どうやら違った件~

KAZUDONA

少年時代・小中学生

第1話 崩壊してた家庭・衝撃の出会い(ブラウン管内)

僕の人生経験です。文中では一人称が俺になるときもあります。

かなりエグイ経験も入ってますので、自己責任でお願いします。

基本は学生時の真面目なサッカーの夢を追う話です。

たまにネタなお話もあります。

読む前にできれば此方をお読みください。

https://kakuyomu.jp/users/kazudonafinal10/news/16817330662247835274

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 僕が物心ついたときには、既に親父からサッカーを習っていました。めちゃくちゃ厳しかったです。幼稚園児なのに、


「今日はリフティング○○○回できないと、晩飯抜きな」


 これが普通でした。親父はなんかイケメンだったらしく、しょっちゅう不倫してました。家の中では、弟と遊んでました。ボールで。ボールしかなかったので。

 母親は親父とDVしあっていました。怖かったです。弟と抱き合って寝てました。

 ばあちゃんは凄く良い人でしたけど、じいさんがこれまた酷いDV野郎で、機嫌が悪いだけで蹴りが飛んで来ました。


 でもサッカーだけは頑張っていました。他に楽しみがなかったんで。弟と、


「プロになろうな」


 まだJリーグが無かった時代ですから、海外でなろう。そしてこの生活から抜け出そうって。


 そして小学校でサッカー部に入りました。まあ親父が監督だったので選択権はなかったです。そして、


「他人の子供は殴れないから、問題があったらお前が責任取って殴らせろ」


 とか意味不明の虐待をうけてました。そして監督に怒られた先輩たちにもよく虐められました。絶対にやり返してましたけど(笑) 弟は僕が庇っていたのもあって、のびのびとプレーしていて、もう天才と呼ばれていました。僕は委縮して上手いプレーはあんまりできず、いつも親父のビンタを貰ってました(笑)


 そして、小学二年生の時、(これ言ったら歳ばれるけどいいかww)1986年のメキシコワールドカップがありました。深夜に眠い目を擦って見ていました。

 そこで衝撃を受けたのが、アルゼンチン代表を優勝に導いた故ディエゴ・アルマンド・マラドーナのプレーでした。そのときからずっと彼は、亡くなった今でも僕のアイドルです。ここから僕の人生は大きく変化します。


「絶対に海外に出てプロサッカー選手になろう。イタリアだ」


 当時のマラドーナは世界最高リーグ、イタリアのセリエA、ナポリでプレーしていましたからね。


 その後色々と紆余曲折を経て、僕はイングランドの5部~3部リーグのプロ選手になりました。Jは契約する瞬間に膝の十字靭帯をやってしまって、トップには上がれませんでしたけど、諦めが悪い自分は、英語力を生かしてイングランドに大学から実費で渡英したんですよ。


 このKAZUDONAというニックネームは現地のメディアから名付けられたものです。ゼッケンの上のネームはKAZUでしたけど。勝利者インタビューの時に、


「ヘイ、KAZU! 子供の頃からのアイドル選手はいるのかい?」


 と聞かれたときに、躊躇なく答えました。実はこれ結構ヤヴァイ発言なんですよ、86年のWCのとき、イギリス、イングランドはアルゼンチンとフォークランド紛争ってのをやっていて、更にその因縁のアルゼンチンのマラドーナに5人抜きゴールや神の手ゴールで敗退しています。当時は僕が傘下のリーグだった、プレミアリーグにもアルゼンチン代表選手はほぼいなかったですから。


「ディエゴ・マラドーナ、僕は彼にサッカーの素晴らしさを学んだ。擦り切れる程ビデオテープを見たんだ」


 でも、そのときの僕のチーム(名前は出しません。それにまだネットが広まる前程度だし、僕の離脱後はアマチュアに転落し、チーム名も変わっています。探しても見つかりませんから)やサポーターの人達は、


「じゃあジャパニーズ・マラドーナだな、KAZUは! うん、これからはKAZUDONAカズドーナって実況しよう!」


 みんな受け入れてくれました。嬉しかったです。サッカーをやってて本当に良かった。そうしてKAZUDONAのお話は広がっていきます。

 ですが、ここに至るまでは血反吐を吐きまくりでした。とんでもない同期もいっぱいいました。黄金世代ゴールデン・エイジと言えばわかる人にはわかります。


 もし、こんな僕の色んな経験談や、いたずらや、アホな行動の軌跡を知りたい方がいらっしゃれば、不定期に書き続けていこうと思います。






------------------------------------------------------------------------------------------------再・もし面白そうだなという方がいらっしゃれば、続けます。

結構時系列とかが記憶があいまいな箇所もあるので、ごめんなさい。


そんな僕が連載しているファンタジーです。良ければ眺めてやってください!

OVERKILL(オーバーキル)~世界が変わろうと巻き込まれ体質は変わらない~

https://kakuyomu.jp/works/16817330653523704177

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