第5話 解剖学・脊椎の数の不思議
いわゆる背骨を脊椎といいます。
そして、脊椎は上から順に、頸椎・胸椎・腰椎・尾椎に分かれています。
哺乳類の頸椎と胸椎の数は、人間も動物もほぼ同じです。
頸椎が7個、胸椎が12~13個。人間も犬もキリンも同じ!
キリンの頸椎は縦にながーくて、人間は短いです。
キリンくらい首が長かったら、もっと頸椎の数があってもいい気がしますけど、多分、哺乳類の祖先がひとつだからなんでしょうね。
手足が六本あったり、目が四つあったりする哺乳類がいないのも、同じ理由なんじゃないかと思います。
獣医学とは関係ないですが、哺乳類の祖先はネズミ的な見た目らしいですよ。
ちなみに豚さんの胸椎は別で、15~16個と多めです。バラ肉をたくさんとれるように品種改良を重ねたからですね。
一頭の動物から少しでも多くお肉がとれることは、農家さんの生活を支えています。
バラ肉おいしいよね!サムギョプサル食べたし。
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