第17話 これがほんとのダンジョンってな
皆様は頭から地面に突き刺さったご経験はあるでしょうか。
今俺は地面に突き刺さっています。誰か助けて。
しかし、だれもこなかった。
これだから【
突き刺さったで一つ思うところがあるとすると、呼吸ができないことだろう。しかし、俺の特技は呼吸を止めることだ。だいたい2分、いや、3分くらいは余裕で持つ。まあ3分はちょっと盛ったけど。それに実際は事前に空気を吸っていた場合の話だけど。つまりはそんなに持たないということだ。
よし、そろそろMPも回復したころだろう、息もそろそろキツイ、てか【
仕方ない、あまり使いたくはないが・・・ってもう無理、【
その【
要はこのスキル、体がぐちゃぐちゃになる感覚がありどうにも慣れない。慣れたら慣れたでそれはそれで嫌だけど。ついでに言うと服までは溶けないから発動後は全裸になるし。変態の名前に恥じないな。
そこでセットとして使うのが【
それはさておき、ここは・・・なんだ?
いや、さっき見えていた町で違いないのだが、にしても・・・
「ン・・・ココは・・・?」
「強いて言うなら・・・小さい町か?」
小さいっていうのはスケールのことではなくて、小人でも住んでるのかってぐらいサイズが小さい。どのくらいかというと俺の背の高さぐらいかそれより小さく、このナスが入るには少し小さいぐらいの家が建っている。外装は、なんていうか・・・時代劇でよく見かけるような、江戸の街並みのようだ。時代劇見たことないけど。
ただ、違和感が三つほどある。一つは、なぜか大きな屋敷がある。そこは和風な城じゃないのか。もう一つはは塀とかで囲われているとかいうこともなく、なんならモンスターが攻め入ったらすぐにでも崩壊しそうというちぐはぐさも感じ取られる。さっきまでの沼地と違って辺りは森林だが、そこにあるとしてはすぐに崩壊しそうな脆さがある。
そして最後に、ものすごく静かなことだ。空から見たときは勢いがあったせいでどうだったのか分からなかったが、こんなに家が並んでいて、なんならさっきまで人がいた形跡が残っている。なにかしら動きがあってもおかしくはないのだが、何も起きない。
「ウ~ン、何かしらケハイはあるんだけどナァ・・・」
「こういうのって警備が現れたりしないのか?」
「たしカニ・・・」
「よし、そこにある家でも解体するか。そうすれば向こうから出てくるだろ!」
「ナルホド!いい案ダ!」
破壊活動をするため、俺とナスビがその家に近づいた、どこからともなく、檻が落ちてきた。
「あ」
「ホエ?」
そしてその檻は、地下へとめり込み沈んでゆく・・・
あれ、これまずいのでは?
俺一人なら【
ずっと下がっていくってわけでもないだろうし、いつかは止まるだろう。その時に出しさえすればってうわっ!
檻が完全に地面に埋まった瞬間、いきなり速度が上昇しだした。
ってまたこのパターンかよ!
ナスビもおびえているし。気絶はしてないけど。
そして、最終的にたどり着いたのは、地下牢だった。
------------------------
11月中には投稿できた、許せ。
別にゲームやってたからとか体調を崩していたとかそういう理由では・・・一応ある。
ごめんなさいね。一応書いてはいたけど全然進まないから無理やり切ったし、展開自体は考えてあるんですが出力ができないという致命傷で済んでます。寝る時間削って書いたんだからゆるしてちょ。
元最強の俺が、秘密結社を形成し世界征服する!…………予定。 エレウカスイートレモン @eurekasweetlemon
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。元最強の俺が、秘密結社を形成し世界征服する!…………予定。の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます