第69話 リンダ、リンダじゃない
「もう!いい!
どうせ、鼻の穴に指突っ込んで鼻血ぶーなんだろがぁ?!
おめえらのバレバレの嘘なんかわかってんだ!顔を洗ってこいやー。」ヘム
チーン。
お玉とおみよは顔を洗いにトイレに行った。
「なーんや、嘘やったんかいな、、、。」マツ
「ええっ?オマツ姐さん、信じてたんですかあ?」ヘム
「いや、いくらアホンダラでもやで、
ええ歳こいて、あんな嘘言うか。
うち、あの子ら気の毒になったわ、、。」マツ
は泣いていた、、。
「オマツ姐さん、気にしないでください。
アイツら、若い頃に殴られて過ぎて
パンチドランカーになってんですよ。
ほら、辰吉とかそうでしょう?」お京
「そやねん。辰吉なぁ、あんなんになってもてたなぁ。怖いことや。」タケ
「ほれ、たこのはっちゃんもそうやろ?
海でしなはった人?」ウメ
「それは、姐さん、タコ八郎ですよ。
ほら、たこでぇーす!って人でしょう?
面白かったなぁ。」おみよ
いつの間にか顔を洗ったおみよである。
「あー、そうやったなぁ。でこちんのところ
髪の毛くるりんぱのなぁ、、、。」ウメ
「いや、笑いはよしともや!!
おくめのはっちゃんに敵うもんおるかいな!
くっさーやで。」マツ
「自分のケツかいて匂いかいでのくっさーだろ?懐かしいーー!」お玉
「ヘム、、。
今日はなんの集まりだい?
毎回、話がすすまねぇじゃねーかよ。」お京
「そやな。マツもウメもボケてる訳ちゃうんよ。昔からあないやねん。
困ったもんや。」タケ
「え、そうすか?
うちのお玉とおみよもそーなんです。」ヘム
三人は、こんなパンチドランカーを仲間にもってはちーとも話が進まないことに、酒でも飲むしかないとビール瓶をラッパ飲みしていた。
あのね、書く方もこまちゃう。
リンダ、こまちゃうーである。
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