第65話 トイレ掃除にサンポール
お京はこのままではまずいと思った。
そこで、ライフルに弾をこめた。
「やりたかなかった、、。
あんたーーー!恨みっこ無しだよーー!」
お京はガリ勉校長を狙いって撃った。
さすがである、見事に命中。
ガリ勉校長はバタリと倒れた。
お京はライフルを降ろしてため息をついた。
「あーあ、こんな風になるなんてな。
あたいはあんたを忘れはしない〜。
誰に抱かれても忘れはしない〜。
きっと最後の恋だからぁ〜〜。」
お京はタバコに火をつけて、空を見上げた。
「なーんて、綺麗なんだい?
あ、流れ星、、。」
お京はなんだかしんみりした気持ちになった。
「さてと、始末しなきゃなんねぇな。」
お京はベランダから家に入って行った。
そして、風呂場にガリ勉校長を引きずり
浴槽に沈めた。
お京は、隠し戸棚から薬品を持ってきた。
「これで、跡形も無く、、。」
お京はドバドバと液体を入れた。
「足りないか。
もっとかけるか。」
お京は液体を追加した。
「やっと、消すことができたねぇ。
あんたー!」
お京子は泣いていた。
翌朝。
「あれれれ、、。
いつの間にベットで寝たんだっけ?」
「あーたーー?目が覚めましたぁー?
忙しないと学校に遅れますわよ。
さぁ、ハーブティーとクロワッサン召し上がれ!」
「なぁ、京子、昨日なんだけど、家に着いたら
君はいなくて、迷彩服の人がね、トイレ借りてたみたいなんだよ。
そこから何か当たったと思ったような、、。」
「まぁ〜?何のことですの?
貴方ったら、帰ってお風呂に入ってたら
長風呂過ぎて、のびてたんですのよ。
あたくし、びっくりして、、。
とにかく、ベットに運びましたのよ。」
「そうだったのかぁ、、。
悪かったねぇ、京子。
君にはいつも助けてもらってるね。
ありがとう。」
お京は、手前のくっさーっのせいで
とんでもねぇ事になったんだよ。
ちっ、手間かけさせやがってよ。
麻酔銃があって良かったな。
しかし、クッセェったらねーのな。
サンポール10本も入れてやった。
おかげで、今朝は匂わねえな。
この物価高だよ。
サンポール代稼いでこいやーー!!
と思っていたのだった。
お京が泣いていたのは、サンポールの刺激で
目に染みちゃっただけだった。
おそるべし、お京。
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